11月7日、件のNKE165フィールダーが愛車になりました。
付属品は一切なしで購入しましたので完全なる素の状態です。ナビもバイザーもマットもありません。
さて、何から手を付ければ良いのか...。問題は今現在かなり忙しく手を付ける時間がなかなか取れない事です。土砂災害で約一か月休業したツケがまわってきていてやたら忙しい今日この頃。 ここはもう仕事はサボって基本的な部分だけでも何とかしておかないといけないでしょう。
なお、当方やたら難しく細かい注文が多いためディーラーはもちろんどこの業者も取り付けは請け負ってくれません。自分でしなさいといいます。仕方ありません、はいそうします。
という事で11/7~8日、訳の分からない事情をこじつけて無理に仕事をさぼって、いざ愛車の用品取り付け開始。
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とりあえず前回紹介しましたようにタイヤ/ホイールセットは交換完了、
そして、
まずはないと走行できなくはないですがあった方が良いと思える、いやないと困る
ナビ取り付けから開始。
◆今回は
サイバーナビAVIC-ZH0099WSをチョイス。その主な理由はというと、
もちろんうまく取り付くならアルパイン8インチを前車アクアから移設したいところですが、前回に紹介しました16系アクシオにてこの車にビッグX8インチナビの取り付けは向いていないとつくづく思い知らされました。適正な画面角度がうまくとれないのです。
したがいまして、自然と7インチ200mmワイドモデルになってしまいますが、
<最初に当方の考える最低条件>
・ワイヤレスリモコンが使える(特に録音済み音楽をリモコン操作で簡単に素早くアルバムチェンジができる事)
・フルセグ地デジ
・フロントカメラダイレクト入力がある
・サブウーファーRCA出力がある。
そしてもしできれば...
・ナビ側のサブウーファー出力設定が細かくできる(ウーファーのカットオフ設定がナビ側でできる)事。
・ナビの精度が良い事
・イルミの色を細かく調整できる
・通信関連機能に優れている事
・・・などになりますが、そうなると他の選択肢もなく自ずと
サイバーナビZH0099WSになってしまいますが、これは当方の希望する上記条件をすべてクリアしています。
しかも、
・通信を利用した正確できめ細かく素早い渋滞情報が把握できる
・それにクルーズスカウターでドライブレコーダーが兼用できるし
・フロント/リアカメラを同時に取り付けた場合、(前後切り返し時)映像が連動で何度も自動で切り替わり見れる。
・その他、通信を利用し色々な事ができる。
・ワイド200型で基本的にトヨタ用の機種ですので、ハーネス類は特に別途用意するものがなくそのまますぐに取り付け可能な点。結果的に安上がりにもなります。
===まだまだエライ点はいくつもありますが、逆におバカな点も===
・多機能のため必然的に動作は重くなります。一時に比べるとレスポンスは良くなりましたが、それでもややもたつく場面もあります。
・ワイヤレスリモコンの使える機能が少なすぎ。「スティックで選択」→「決定」とできれば簡単操作で重宝するのですが、他の技術が進歩する一方、こちらは退化するばかりで残念です。
★何と!!そう思っていた矢先、新型楽ナビに
カロッツェリアHP
←こういうの(手元のスティックリモコン操作可能な機種)が出ました。
来春次のサイバーナビはこういいった形式(手元のスティックリモコンで操作可能&8インチもあり)になりそうです。
どうやら今回購入のこのサイバーナビZH0099WS、(まだ取り付けも終わっていない状況ながら来年には新型サイバーナビ買替になりそうですので)来年まで汚さないよう気を付けて使うことにします。
※なお今回、クルーズスカウターはぜひ欲しいものの、HUDユニットはいらない、という事で
ZH0099WSの方にしました。前回(ZH99CSに実際に設置しみて)体験上、ガラスに一切の目障りな飾り物はしないゴチャゴチャギライな当方にとって、HUDは目障りで運転に支障が出る物でしかないと感じましたので。
そんな風に複雑な心境の中、
いざ取り付け
<まずは周辺機器の取り付けが先>
①リアカメラ ②前カメラ ③クルーズスカウター ④アンテナ ⑤通信機器、ウーファー、DVDチェンジャー類のコード配線、その他 色々..
①
リア用カメラにND-BFC200を取り付ける
装着後の画像


このように社外品とは思えないほどうまく収まりますので全く心配無用です。
・・・と簡単にはいうものの、難所がいくつかありますので事前データや施工歴がないと最初はかなり手こずります。
取り付け手順
まずはバックドアのカバーを外しますが、
ドアを開けて左上になるか所に切欠きがありますのでそこからカバーをバリバリと外して行きます。

すべてクリップで止まっていますが、ちょうど中間の白いクリップのところだけが妙にきつくなっていますのでその辺を頭に入れておいた方が良いと思います。ここは半開状態のカバー隙間から目視にてクリップ部にリムーバーを正確にあてておこした方が無難と思われます。
16系フィールダーの配線通しはコツを知っておかないと簡単にはバックドア内を通せません。
バックドア下部中央(開けた状態で下部中央部)まで引き出すには1,5m以上の針金またはワイヤーが必要になります。

難所はL型に降り曲がる部分でここが馴れないとうまく通りません。誘導ワイヤーがうまく通っても肝心のカメラケーブルカプラー必ず引っかかってしまいます。引っかかって出にくいだけならまだしも途中で止まって動かなくなってしまうともうどうしようもありません。
あらかじめカプラの両側角をマスキングテープでなくしておく必要があります。ビニールテープは滑りが悪いので×です。

一応、バックドア内に純正カメラ用4Pカプラーは出ていますのでこれを利用して端子を付け替えても良いかとは思いますが、
※ただ、この配線はリアクウォータまでしか出ていませんので(不親切にもナビ裏までは来ていませんので)あっさり配線は新たに取った方が早いかもしれません。
という事で、新たに配線をしてゆきます。

バックドア中央部のジャバラを通すのですが、この部分はカプラでつながっていますのでまずはラバーをめくってカプラ類をすべて外します。
※バックドア側のカプラー類は4か所の爪で止まっていますが、一度に4か所の爪を外すのは無理で、ここは無理せずまず縦横方向の2か所を押し出しながら外します。うまく行けば後の2か所はそのまま簡単に抜けます。

言い忘れましたが、手がキレイなうちに天板クリップは抜いておきます。
ケーブルはここを通します。さほど無理なく通ります。
リアカメラを取り付ける位置にはカバーが付いていますのでそれを外し、同型のプラ材(今回はエアロの廃材を利用)を自作しそれにカメラを貼り付け適正な位置、角度を見つけます。
このくらいでちょうど良かったです。

あとは配線をうまく取りまわして完成。

バンパーはRが付いていますのでノーマルアングルでは画像と平行合わせしにくいため、ハイアングルにて合わせても良いかと思われます。
この時、ナンバーPがあまり映らないように(できるだけバンパー先端付近だけが映るように)調整しないと、時として(特に夜間または逆光線時)、反射して見難くなりがちですので注意が必要です。
※特にナンバー枠がメッキの場合要注意で、その意味もあって当方、ナンバー枠はシルバーのベーシックタイプにしています。
②次にフロントカメラに入ります。
配線はここを通します。
ここの先端ラバーをカットしたら

ワイヤーか針金にケーブル先のカプラーを図のようにマスキングテープでぐるぐる巻きにしエンジンルーム側から差し込みます。
するとワイヤーの先端がちょうど運転席側裏にいとも簡単に出てきますのでそれを引っ張りこんでカメラ配線を車内に引きずり出します。

この時、マスキングテープ周辺を洗剤や潤滑剤で湿らせておくと滑りが良くなります。なお、この際も前記同様にビニールテープ巻き付けは滑りが悪いのでおすすめできかねます。また同じくカプラの角は完全にテープで覆った方が良いと思います。引っかかって通しにくいのは角ばった箇所があるからなのです。
ケーブルには中継箇所が一か所しかありません。この中継箇所は必ずエンジンルーム内(車外)に出しておき、万一のバンパー修理や交換があった場合などに備えておきます。
カメラはこの位置(Fグリル下)にセットしてみました。幸いハイブリッド専用グリルにはココに良いスペースがありました。
※ラグゼール専用縦模様のグリルではそのスペースが未加工では確保できませんでした。
<こちらは良い画像が撮れたいなかったためもう少々お待ちください>
※Fカメラ設置はナンバープレート下が一番簡単でしかも見えやすいので良いようにも思えましたが、実はカメラ位置が低いと極端に飛び石を受ける率が極端に高くなってしまいます。事実、前車のアルパイン前カメラナンバープレート下設置状態においては一度それを(飛び石を)食らってしまった苦い経験があります。確かに地面に近いほど相乗的に飛び石を受ける確率が高くなるのは当然と言えば当然です。
なお、こちらもリアカメラ同様に配線はカプラーワンタッチ接続でOKです。前カメラの設置~配線引き込みには一時間以内で完結。
一方、後ろカメラの方で正確な位置がうまく決まってカメラの固定、配線完了までに数時間、、、合計で、何と前後カメラだけで半日近くかかってしまいました。でも次に同型を同車種に取り付ければきっともっと早くうまくできる事でしょう。
③④⑤次はクルーズスカウター、TVアンテナ、マイク、ウーファー、DVDチェンジャー、iPod配線類を引き回しにかかります。
オーディオパネル類を開けたついでにその他ETC機器やレーダー探知機類、フットイルミ類などの配線もしておきます。
するとこんな風にバラバラ状態になってしまいました。

中断するとわからなくなるため今はこれらに専念したい、とそう思うタイミングですが、そんな時に限って来客があったり他の用事が出来るもの。
今回もまた幾度か中断して一歩進んでは半歩後退の繰り返しでなかなか作業は進みません。
そうこうするうちに何とか配線は完了

一通り、ナビに接続する配線を表に出してみますと、下記のように15本にもなりました。
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①電源類、②③④⑤TVアンテナ、⑥GPSアンテナ、⑦ラジオアンテナ、⑧AV入出力コード、 ⑨クルーズスカウター類、 ⑩iPod/UBSコード、 ⑪USB通信機器コード、⑫マイク、⑬ステアリングリモコン、⑭前カメラ。 ⑮後ろカメラ
ここで初めてナビを仮装着、配線ミスがないか、またナビ本体ならず各OP機器の動作に問題ないか点検しOKならパネル類を本組しますが、どうやら問題なさそうでホッと一安心。
なお、画像のようにクルーズスカウターは小物入れのところに設置してみました。

※ついでにパネルのサイド部分のみW×Bのピアノブラック仕様に交換しましたが、これがなかなか良い感じです。
さらにこの便に、
エアコンパネルのスイッチイルミ&液晶をスカイブルーに打ちかえてみました(液晶は反転してあり)。

本来ならばイルミは白LEDにしたいところですが今回はスカイブルー(水色)にしてみました。
というのが、スピードメーター類の地盤が青系ですのでこちらも薄青中心に統一してみた訳ですが結果的に大成功だったと思います。非常に見やすく雰囲気が良くなりました。
★ただし、LEDチップ全部が3528のためややまぶしい感じになってしまいましたので液晶部の反転はもちろんの事、その他スイッチ類も2W100Ω抵抗を入れ輝度を落としています。またナビそのもののイルミカラーもそれに合わせて設定しています(ナビの方、詳細に色合いを設定可能です)。
エアコンパネルのイルミLED交換は後日、整備手帳に掲載しますので少々お待ちください。