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イッテツガエシのブログ一覧

2015年11月03日 イイね!

トヨタ純正ナビ NHZT-W58 /NHDT-W58/59/60、NHZN-W57/59G/61G~NSZD-W60,NSCT-W61~64系その他...ステアリングスイッチカプラーコード配線その位置

トヨタ純正ナビ NHDT/NHZT-W58/59/60その他T(富士通テン)系、同時期同型機種の裏面ステアリングスイッチコードカプラーそれぞれの線の配置は下記画像のとおりになります(上の20P画像は車体側に行くカプラー)。

※移設時や中古品購入の際、この変換カプラーコードがないとステリモ(ステアリングスイッチ)/リアモニターに接続できません。どの位置がどうなのかよく聞かれますのでここに掲載させておいてください。
差し込むピン端子は車速類端子(F040)より一回り小さい、各カプラー類の中で一番小さいタイプのF025端子になります(だったと思います)。配線類の廃品からオス/メス3本抜いてくるといいでしょう。新たにこの端子付きコードの新品パーツを買うと結構高いですから。



8P下側がそのステアリングスイッチに行く3本、上側は映像出力になります。
もちろん既製品(元々は標準付属品のはず)のカプラーコードを部品として取り寄せても結構ですがこちらもたったこれだけの部品にもかかわらず結構な値段がします。


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続いて...、 今度は、NHZN、N(パナソニック)系トヨタ純正ナビの裏面分岐カプラー配線になります。

 下記画像のものが本来付属しているはずの変換カプラーコード類ですが、設置の際には意外とかさばって邪魔になるもので、特に必要がない場合は取り付けないケースが多いようです。
 ところが、これがいざ移設や下取り、売却等で必要になった時、行方不明な場合が多いようで...、また、中古品ナビ購入などででこの変換コードがなく困っていらっしゃる方も多い事と思われますが、
 もし当部品を新品で注文すれば大げさでなく目の前が真っ暗になり夢も希望も無くなるほど、どうかするとナビを捨ててしまいたくなるほど高価です。



こちらは、「ステリモ(ステアリングスイッチ)」、「4P仕様のVICSビーコン」、「iPod」接続分岐用なのですが、
例えばステリモ接続(またはVICS接続)だけでしたら何も新品を買わなくともステリモ3本等取り出すだけですのであえて新品部品を購入するまでもないでしょう。

ステリモ(ステアリングスイッチ)はこの位置になります。
白い方はナビ側 24P、黒い方が車体側 20Pです。


そしてVICSは
大きい方がナビ側24P

このように位置なります。

iPodの方はというと

こんな配置ですが、問題は
ここからの変換延長中継コードは、これまた恐ろしく高価なものになりますので(ほかの新し目のiPod対応ナビに交換した方がよっぽどましかと思われ)現実的ではありませんのでお勧めできかねます。
 
ついでに64(NSZN/NSZT)系の(ナビ側4P仕様で、たとえばNSZN-W62Tなどの)ステアリングスイッチのピン配列はというと、こんな風です。

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そして今度はNSZD-W60、比較的流通量の少ない(D)デンソータイプですが、
こちらはiPod、スマホ連携の通信メインとなる機種で、裏面も少々複雑です。

右側のカプラーからはこのようにバックカメラ入力線が出ています。他はIpod類


そして、左下のカプラーからはこのようにステリモ類のみならず、最も重要な車速/P/リバース入力用5Pが出ていますので、このカプラーがないと致命的です。



いずれも、重要な入力線類になりますのでもしこれらがないと致命的です。画像のような本来付属品であるはずの変換カプラー類2本セットがない場合は、、新たに部品注文するなど考えずに別機種に買い替えた方がよさそうです。
というのも、前記同様に当部品は、エントリーナビの中古良品が買えるほどの値段することですし。

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もう一つ。今度はエクシードナビNHZN-W61Gのものを...
このような変換コードになりますが、


 ステリモの方はご覧の配置で

(画像の下側が爪のある側になります)

一方、映像出力の方はこのような配置です。


 なお、iPodの方は、複雑ですので現実的ではなく正規部品をそろえた方が無難と思われます。

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ついでにもう一つ、
<NSCT-W61ステアリングスイッチカプラー配列>



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Posted at 2015/11/03 20:14:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2015年07月28日 イイね!

McLaren Honda 応援キャンペーンでいただいたパラソルが活躍する季節

そいいえば今年春、応募していたキャンペーンで幸運にもこんな良いものが当たりました。ずっと保存していましたが活躍する季節がやってきました。


 ちなみに当方、クジ運はまったくない方で年賀はがきの切手シートすら当たったことがないという、むしろ珍しい部類のくじ運に見放された人間です。この景品が送られてきた時はまるで夢のようでした。

 日差しの強いこの季節に重宝しそうです。


 質が良くあまり見かけない製品ですのでちょっと自慢だったりします。

HONDAに感謝&この先もっともっと頑張ってほしいと心から願っております。
Posted at 2015/07/28 18:47:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2015年04月13日 イイね!

タヌキの車庫にタヌキ...

夜遅い時間でした。N-ONEを止めてある車庫から何やらゴソゴソ怪しい物音。
見るとおおっ..ウリボウ(イノシシの仔)か? だとしたら親が近くにいるはずだ要注意だが...。
でも近くでよく見るとタヌキの仔でした。
 車庫奥の物置が気に入った様子です。

 妙に人なれしていて全然警戒心がなく撮影のため用意したカメラの前でひっくり返る芸をしたりお座りしたり、

 人間にとって(特にに当方にとっては)何らメリットのない生き物ですがこんな風にかわいらしい個体もいるのですね。
 タヌキ顔の車に親近感を覚えたのでしょうか、はたまた人間ダヌキの当方を友達と思ったのでしょうか。

 その後ですが、お互いに危険があってもメリットはないため山に帰ってもらいました。ちなみに当方の住まいですが、確かに付近に山も川もありますが一応、国道54号線の中国地方を代表する渋滞の名所すぐそばのにぎやかなところで山奥のへき地ではありません。

Posted at 2015/04/13 19:03:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2014年11月08日 イイね!

NKE165フィールダー まずはタイヤホイール、次にナビ関連品を・・・

11月7日、件のNKE165フィールダーが愛車になりました。

 付属品は一切なしで購入しましたので完全なる素の状態です。ナビもバイザーもマットもありません。
 さて、何から手を付ければ良いのか...。問題は今現在かなり忙しく手を付ける時間がなかなか取れない事です。土砂災害で約一か月休業したツケがまわってきていてやたら忙しい今日この頃。 ここはもう仕事はサボって基本的な部分だけでも何とかしておかないといけないでしょう。
 なお、当方やたら難しく細かい注文が多いためディーラーはもちろんどこの業者も取り付けは請け負ってくれません。自分でしなさいといいます。仕方ありません、はいそうします。

 という事で11/7~8日、訳の分からない事情をこじつけて無理に仕事をさぼって、いざ愛車の用品取り付け開始。
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とりあえず前回紹介しましたようにタイヤ/ホイールセットは交換完了、
そして、
まずはないと走行できなくはないですがあった方が良いと思える、いやないと困るナビ取り付けから開始。

◆今回はサイバーナビAVIC-ZH0099WSをチョイス。その主な理由はというと、
 
 もちろんうまく取り付くならアルパイン8インチを前車アクアから移設したいところですが、前回に紹介しました16系アクシオにてこの車にビッグX8インチナビの取り付けは向いていないとつくづく思い知らされました。適正な画面角度がうまくとれないのです。
 したがいまして、自然と7インチ200mmワイドモデルになってしまいますが、
 
<最初に当方の考える最低条件>
・ワイヤレスリモコンが使える(特に録音済み音楽をリモコン操作で簡単に素早くアルバムチェンジができる事)
・フルセグ地デジ
・フロントカメラダイレクト入力がある
・サブウーファーRCA出力がある。

そしてもしできれば...
・ナビ側のサブウーファー出力設定が細かくできる(ウーファーのカットオフ設定がナビ側でできる)事。
・ナビの精度が良い事
・イルミの色を細かく調整できる
・通信関連機能に優れている事

・・・などになりますが、そうなると他の選択肢もなく自ずとサイバーナビZH0099WSになってしまいますが、これは当方の希望する上記条件をすべてクリアしています。

しかも、

・通信を利用した正確できめ細かく素早い渋滞情報が把握できる
・それにクルーズスカウターでドライブレコーダーが兼用できるし
・フロント/リアカメラを同時に取り付けた場合、(前後切り返し時)映像が連動で何度も自動で切り替わり見れる。
・その他、通信を利用し色々な事ができる。
・ワイド200型で基本的にトヨタ用の機種ですので、ハーネス類は特に別途用意するものがなくそのまますぐに取り付け可能な点。結果的に安上がりにもなります。

===まだまだエライ点はいくつもありますが、逆におバカな点も===

・多機能のため必然的に動作は重くなります。一時に比べるとレスポンスは良くなりましたが、それでもややもたつく場面もあります。
・ワイヤレスリモコンの使える機能が少なすぎ。「スティックで選択」→「決定」とできれば簡単操作で重宝するのですが、他の技術が進歩する一方、こちらは退化するばかりで残念です。

★何と!!そう思っていた矢先、新型楽ナビにカロッツェリアHP
←こういうの(手元のスティックリモコン操作可能な機種)が出ました。
 来春次のサイバーナビはこういいった形式(手元のスティックリモコンで操作可能&8インチもあり)になりそうです。
 どうやら今回購入のこのサイバーナビZH0099WS、(まだ取り付けも終わっていない状況ながら来年には新型サイバーナビ買替になりそうですので)来年まで汚さないよう気を付けて使うことにします。

 ※なお今回、クルーズスカウターはぜひ欲しいものの、HUDユニットはいらない、という事でZH0099WSの方にしました。前回(ZH99CSに実際に設置しみて)体験上、ガラスに一切の目障りな飾り物はしないゴチャゴチャギライな当方にとって、HUDは目障りで運転に支障が出る物でしかないと感じましたので。


そんな風に複雑な心境の中、いざ取り付け

<まずは周辺機器の取り付けが先>
①リアカメラ  ②前カメラ ③クルーズスカウター ④アンテナ ⑤通信機器、ウーファー、DVDチェンジャー類のコード配線、その他 色々..

リア用カメラにND-BFC200を取り付ける
装着後の画像

このように社外品とは思えないほどうまく収まりますので全く心配無用です。

・・・と簡単にはいうものの、難所がいくつかありますので事前データや施工歴がないと最初はかなり手こずります。
取り付け手順
まずはバックドアのカバーを外しますが、

ドアを開けて左上になるか所に切欠きがありますのでそこからカバーをバリバリと外して行きます。
すべてクリップで止まっていますが、ちょうど中間の白いクリップのところだけが妙にきつくなっていますのでその辺を頭に入れておいた方が良いと思います。ここは半開状態のカバー隙間から目視にてクリップ部にリムーバーを正確にあてておこした方が無難と思われます。


16系フィールダーの配線通しはコツを知っておかないと簡単にはバックドア内を通せません。
バックドア下部中央(開けた状態で下部中央部)まで引き出すには1,5m以上の針金またはワイヤーが必要になります。

難所はL型に降り曲がる部分でここが馴れないとうまく通りません。誘導ワイヤーがうまく通っても肝心のカメラケーブルカプラー必ず引っかかってしまいます。引っかかって出にくいだけならまだしも途中で止まって動かなくなってしまうともうどうしようもありません。
 あらかじめカプラの両側角をマスキングテープでなくしておく必要があります。ビニールテープは滑りが悪いので×です。

一応、バックドア内に純正カメラ用4Pカプラーは出ていますのでこれを利用して端子を付け替えても良いかとは思いますが、
※ただ、この配線はリアクウォータまでしか出ていませんので(不親切にもナビ裏までは来ていませんので)あっさり配線は新たに取った方が早いかもしれません。

という事で、新たに配線をしてゆきます。

バックドア中央部のジャバラを通すのですが、この部分はカプラでつながっていますのでまずはラバーをめくってカプラ類をすべて外します。
※バックドア側のカプラー類は4か所の爪で止まっていますが、一度に4か所の爪を外すのは無理で、ここは無理せずまず縦横方向の2か所を押し出しながら外します。うまく行けば後の2か所はそのまま簡単に抜けます。

言い忘れましたが、手がキレイなうちに天板クリップは抜いておきます。


ケーブルはここを通します。さほど無理なく通ります。


リアカメラを取り付ける位置にはカバーが付いていますのでそれを外し、同型のプラ材(今回はエアロの廃材を利用)を自作しそれにカメラを貼り付け適正な位置、角度を見つけます。

このくらいでちょうど良かったです。


あとは配線をうまく取りまわして完成。

 バンパーはRが付いていますのでノーマルアングルでは画像と平行合わせしにくいため、ハイアングルにて合わせても良いかと思われます。
 この時、ナンバーPがあまり映らないように(できるだけバンパー先端付近だけが映るように)調整しないと、時として(特に夜間または逆光線時)、反射して見難くなりがちですので注意が必要です。
※特にナンバー枠がメッキの場合要注意で、その意味もあって当方、ナンバー枠はシルバーのベーシックタイプにしています。


②次にフロントカメラに入ります。

配線はここを通します。



ここの先端ラバーをカットしたら

ワイヤーか針金にケーブル先のカプラーを図のようにマスキングテープでぐるぐる巻きにしエンジンルーム側から差し込みます。



するとワイヤーの先端がちょうど運転席側裏にいとも簡単に出てきますのでそれを引っ張りこんでカメラ配線を車内に引きずり出します。

この時、マスキングテープ周辺を洗剤や潤滑剤で湿らせておくと滑りが良くなります。なお、この際も前記同様にビニールテープ巻き付けは滑りが悪いのでおすすめできかねます。また同じくカプラの角は完全にテープで覆った方が良いと思います。引っかかって通しにくいのは角ばった箇所があるからなのです。


ケーブルには中継箇所が一か所しかありません。この中継箇所は必ずエンジンルーム内(車外)に出しておき、万一のバンパー修理や交換があった場合などに備えておきます。


カメラはこの位置(Fグリル下)にセットしてみました。幸いハイブリッド専用グリルにはココに良いスペースがありました。
※ラグゼール専用縦模様のグリルではそのスペースが未加工では確保できませんでした。

<こちらは良い画像が撮れたいなかったためもう少々お待ちください>

※Fカメラ設置はナンバープレート下が一番簡単でしかも見えやすいので良いようにも思えましたが、実はカメラ位置が低いと極端に飛び石を受ける率が極端に高くなってしまいます。事実、前車のアルパイン前カメラナンバープレート下設置状態においては一度それを(飛び石を)食らってしまった苦い経験があります。確かに地面に近いほど相乗的に飛び石を受ける確率が高くなるのは当然と言えば当然です。

 なお、こちらもリアカメラ同様に配線はカプラーワンタッチ接続でOKです。前カメラの設置~配線引き込みには一時間以内で完結。
 一方、後ろカメラの方で正確な位置がうまく決まってカメラの固定、配線完了までに数時間、、、合計で、何と前後カメラだけで半日近くかかってしまいました。でも次に同型を同車種に取り付ければきっともっと早くうまくできる事でしょう。

③④⑤次はクルーズスカウター、TVアンテナ、マイク、ウーファー、DVDチェンジャー、iPod配線類を引き回しにかかります。

 オーディオパネル類を開けたついでにその他ETC機器やレーダー探知機類、フットイルミ類などの配線もしておきます。

 するとこんな風にバラバラ状態になってしまいました。

 中断するとわからなくなるため今はこれらに専念したい、とそう思うタイミングですが、そんな時に限って来客があったり他の用事が出来るもの。
 今回もまた幾度か中断して一歩進んでは半歩後退の繰り返しでなかなか作業は進みません。

 そうこうするうちに何とか配線は完了

一通り、ナビに接続する配線を表に出してみますと、下記のように15本にもなりました。
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①電源類、②③④⑤TVアンテナ、⑥GPSアンテナ、⑦ラジオアンテナ、⑧AV入出力コード、 ⑨クルーズスカウター類、 ⑩iPod/UBSコード、 ⑪USB通信機器コード、⑫マイク、⑬ステアリングリモコン、⑭前カメラ。 ⑮後ろカメラ

ここで初めてナビを仮装着、配線ミスがないか、またナビ本体ならず各OP機器の動作に問題ないか点検しOKならパネル類を本組しますが、どうやら問題なさそうでホッと一安心。
なお、画像のようにクルーズスカウターは小物入れのところに設置してみました。

 ※ついでにパネルのサイド部分のみW×Bのピアノブラック仕様に交換しましたが、これがなかなか良い感じです。

さらにこの便に、
エアコンパネルのスイッチイルミ&液晶をスカイブルーに打ちかえてみました(液晶は反転してあり)

本来ならばイルミは白LEDにしたいところですが今回はスカイブルー(水色)にしてみました。
というのが、スピードメーター類の地盤が青系ですのでこちらも薄青中心に統一してみた訳ですが結果的に大成功だったと思います。非常に見やすく雰囲気が良くなりました。

★ただし、LEDチップ全部が3528のためややまぶしい感じになってしまいましたので液晶部の反転はもちろんの事、その他スイッチ類も2W100Ω抵抗を入れ輝度を落としています。またナビそのもののイルミカラーもそれに合わせて設定しています(ナビの方、詳細に色合いを設定可能です)。

エアコンパネルのイルミLED交換は後日、整備手帳に掲載しますので少々お待ちください。

Posted at 2014/11/08 23:30:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2014年08月26日 イイね!

広島大規模土砂災害 ボランティアの方々、日々本当にどうもありがとうございます。多くの義援金も本当にどうもありがとうございます。

 まず最初に、「この度の土砂災害で亡くなられた方々にお悔やみ申し上げますとともに被災され た方々心よりお見舞い申し上げます」。 また、多くの義援金を本当にどうもありがとうございます。

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 ところで、当方も運の悪いことに今回の土砂災害によって、自宅、職場ともにひどい状態になってしまいました。しかし、それでも被災地中心部の壊滅的状況を思えばこの程度は何でもない事です。

<自宅付近>
 こちらは人的被害が少なかった事もあって意外と(その被災状況を)知られていない北部地区ですが、局所的には結構な土砂災害を被っています。

 付近の道路は一時、小川と化していましたが幸運にもその洪水自体は割と早く収まり土砂流入も(一部区域を除き)比較的少なくてすみました。と、そうは言っても山津波特有の置き土産=泥で周辺一帯はドロドロ状態です。
 水が引いた後、道路に積もった土砂を応急的によけてその日のうちに何とか車両は普通に通行できるようになりました。

 ちなみに祖々父母の時代(明治時代)からこのような当家付近の土砂災害は聞いたことがないと言います。
 思いますに、この度の(当家の)土砂被害はどう考えてもお粗末な河川改修工事等が起因になっているように思えてなりません。数年前にも同じ事がおこっていて改修中の小川に沿って流れ込んだ土石流がこの付近で一気にあふれ出て辺り一帯を襲っています。またか、と言う感じです。
 その際に幾度となく公的機関に出した要望も一切生かされる事なく今回に至った訳ですが、今回は前回(数年前)の倍くらいの被害状況です。それでも人的被害がなかったのは不幸中の幸い、奇跡としか言いようがありません。
 ちなみに前回の土砂災害時、公的機関からは血も涙もなく何ら援助もなく結局、全部自費、自力での土砂撤去~復旧でした(明らかに中途半端な河川工事や可部バイパス工事が原因なのにひどい)。その時の被害総額を¥に換算するととんでもない金額になった事でしょう。
 さすがに今回ばかりは公的機関の補助(+ボランティアの方々の心優しい援助)があって何とか早期に解決できそうです。本当に助かりました。

 小川を挟んで右半分の土地ですが、ここは空き地ではありません。大雨前までは田んぼだったところです。まるで埋立工事&整地でもしたかように見事に土砂で埋まってしまいました。その左側畑部分も同様です。そして右側のお宅は床まで完全に土砂で埋まってしまった模様です。奥に見えますのが流れ込んできた石の群です。

<自宅倉庫はドロ&水びたし>
 前後左右の道路からの土砂流入だけならまだよかったのですが、+それに加えて裏の水路や小川からからあふれ出た土石流が合流し自宅倉庫付近を襲いました。壁面に残る喫水線から推定するとおそらく最大で50cm弱の土石流水位があったようです。
 
 水やドロを必死にかき出し最中の写真。幸い地形上、排水は良く留まるところが少ないためか早期に水は引けましたがドロドロの何とも言えない悪臭を放つ泥のお土産が数センチ残っています。
 その他、流された(または流れてきた)家財道具やゴミがドロドロの土砂と混じって...いったい何から手を付けたらよいのか、

 ですが、当家への浸水、土砂の流入は瞬間的だったのでしょう。幸いにも被害は倉庫だけでなぜか母屋の方は(その倉庫が防壁となったのでしょうか)こちらは軽い床下浸水だけで難を逃れました。
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 それでも自ら被災地中心部へ応援に行ってこの目で確かめ感じた(この被災地中心部の)悲惨な状況に比べれば当家付近の状況はまだまだ些細で軽度なレベルと言わざるを得ません。


そして、
<大規模土砂災害中心部付近>
 一方、こちら↓↓は被災地中心部に近い友人宅付近、災害から一週間後の画像です。実はこの少し上まで行きたかったのですがこれから先へは危険なためまだ立ち入れないようです。
 ちなみに右に見えますお宅などは一見、頑丈で難を逃れたかに見えなくもないですが、よく見ると土地がズレて(地面の高さが前後左右で変化し基礎もずれて)家全体が歪んでいるように見えます。もちろん一帯の全壊/半壊、または一部破損を逃れた家々も一階部分は土砂でドロドロです。

積もった土砂付近には家があったといいます。土砂とともになくなっているらしいのです。

<その災害中心部「緑井」「八木」付近の道路>
 TV映像で一番多く出てくる「緑井」「八木」の中間地点で走行中に撮った写真、当方職場に通じる重要な道路でもあります。
 ご覧のように、この一帯の普段交通量の多い幹線道路付近は流れ込んだ土砂&踏固められた土砂でまっ茶色です。排水もドロで詰まっていますので、これらが少しでも雨が降る(または誰かが水を流す)と辺り一帯もうひどいドロドロベチャベチャの状態になってしまいます。

<3日目の状態>
 公共の機関だけで対処できるような小範囲の土砂ではありません。土砂はこの一帯全域に及びます。
 県道アスファルトは泥で覆い尽くされています。建物や塀に残された喫水線跡から判断してこの付近で土石流は腰の高さまで来ていたようです。

 ですが、百メートルくらい離れて並走する国道54号線バイパスはその微妙な高さゆえ、難を逃れたようで被害はほぼありません。
 ですので、その国道54号線バイパスを走行する分には、そのすぐ裏~(県道~崩れた山、住宅)の超悲惨な様子は想像もつきません。

<4日目、地道な作業で少しは道路状況も良くなる>
 じっとしていても蒸し暑く熱中症になりそうな中、多くのボランティアの方々の手助けもあって何とか路面アスファルトが見える状態まで、自動車が普通に通行できる状態までに回復しました。


<ボランティアの力は偉大>
 普通に考えると重機で対処しないと難しいと思える状況の中、多くのボランティアの方々のおかげで早期にここまで幹線道路が蘇りました。
 ボランティアの方々、この蒸し暑さの中、みんな汗だくで泥だらけ、心身ともにボロボロですが、

・「この状況をほおっておけないんです」と、心優しい市外から来たという高校生グループ、受験勉強や部活で忙しい中をぬって来てくれました。
・「いつもこの道路を通らせてもらっているのだから」と、けっこう高齢の方ですが泥まみれになって率先し泥を土嚢袋に詰めては運んで下さる方、
・自分とこの教会も土砂に埋まっているにもかかわらず、もっと困っている人たちを優先に人助けに精を出すキリスト教会の方々。
・貴重な休日を(または会社を休んでまで)復興最優先に先頭に立って色々な作業をこなしてくださる方々
・「こちらの被災時応援のお礼、恩返しも兼ねてきました」と言う、神戸からの方も見かけました。

★みんな暇があっての事ではありません。忙しい中をぬって駆け付けてくださった方ばかりです。
何の見返りも求めず使命感だけで来て下さった心優しい多くのボランティアの方々、この場をお借りして被災者を代表して心から感謝申し上げます。日々本当にどうもありがとうございます。
これら思いやりのある心優しい方々によって日本は支えられているのだと実感した次第です。

<多くの問題点もみんなで協力し合う>

 被災者、応援隊ともにまず最初に困る事に、一番切実な問題はおそらく災害派遣車両を含めた一般車両の臨時駐車スペースの確保、それに手洗い場(水とトイレ)でしょうか。
 それをいち早く感じ、迅速に実行に移した付近の店舗や近隣の方々の対応は非常に素晴らしかったと思います。
 
 まず最初に見に付いたところでは、付近のトヨタディーラー(カローラ、トヨペット)では、社内からのボランティア派遣や駐車場を提供。特にトヨペット店の寛大な協力体制はすばらしく感激ものでした。店舗の大半を警察、消防、自衛隊に提供、さらには飲み物や簡易シャワー、軍手、マスク類等を無償提供、
広島マツダではレンタカーの無償提供
電気店エディオン(デオデオ)では避難所に扇風機、TV、うちわ、さらには携帯充電器等の提供、
気の利いた不動産屋さんでは多くの賃貸住宅を(短期間ですが)臨時無償提供。
さらに、
幹線道路沿いの住宅や店舗の店先でも無償で「ご自由にお使いください」と書かれた手洗い場、水道、軍手、タオル、マスクが軒先に当たり前のように用意されています。

 だまだ数えればきりがありません。それらの家々や店主、経営陣の人間性の素晴らしさがそのまま出ている感じです。

 信頼関係、そして助け合い、不屈の精神、

 これがこの国の素晴らしいところだと思います。戦後の壊滅的な状況からの復興も含めて数多くの大規模な天災を幾度も乗り越えてきた力強い国民性は未だ変わることなく健在です。みんな協力的で素晴らしい人たちばかり、おかげさまで驚異の速さにて復興に向かっています。


・・・ただ、いつの時代もそうはすべてうまく行かないもので、下記のように復興の妨げとなる例外もごくまれに見かけましたのでその事もあえてお伝えしておきます(あくまでもごく一部の例外です)。
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<たとえば、被災地周辺にて、>
  自分とこの被害だけに大騒ぎし、他人事には知らん顔で非協力的な(といいますかむしろ迷惑がって何ら協力しようともしない)心狭き人々や店舗や団体。
 当然ながらそれらの駐車場などもそこだけもがら空きでもったいないと感じたのは私だけではないでしょう。せめて少しだけでもいいから駐車場の提供くらいは、と誰が見てもそう思える状況です。
 それらのがら空の駐車場には当然ながらこの惨事下、客足などあろうはずもありません。この先もおそらくないでしょう。
 また、被災地の方々には日ごろ世話になっていながら見て見ぬふりし、知らん顔の平気でゴルフや釣り三昧の(被災者でない近隣の)人々。でもそれをどうこう言う気はありませんが、せめてその成果を高笑いしながら明日が見えない被災者に向けて自慢話さえする無神経さは勘弁してほしいものです。
 被災者の多くは、釣り具やゴルフ用具はもちろんの事、必要最低限の家財さえ土砂にやられて再利用できるものはほとんど何も残っていないのです。かろうじて寝床の確保はできたとしても仕事の復帰さえ危うい状況で、表面では務めて明るくふるまうよう心がけてはいても内心はまさに明日が見えない真っ暗な状況なのです。保険に入っていたとしても確か家財は購入価格の30パーセントくらいの金額でしょう。
 それとさらに残念な事に(ごくまれですが)人の心を持たない、被災者の弱みに付け込む詐欺師や空き巣狙いの窃盗団。
 それとは別に、この最近一番ひどいと感じたのはボランティアの方々を偽善者扱いする最悪の人間がいる事、この猛暑の中(暑い、汚い、クサい、危険、きつい...)泥運びしてみますか?すればそれがどんなものか、偽善者のできる事かどうかわかります。

追>
 9/10、被災から約20日、ある程度現実を冷静に受け止める心のゆとりができるようになった事もあるでしょうか?密集した被災住宅地域ではありがちな身勝手なほんのごく一部の者が原因で起こる醜い小競り合いも見かけるようになりました。
 住宅密集地域と言うのは、うまく表現できませんが例えるなら精密機器と同様で、部品同士がうまくつながりあって初めて全体がうまく機能する訳で、住宅密集地域も同様に一軒一軒がうまくつながりあって初めてその住宅地域が機能する成り立つのです。当たり前ではありますがその中に一軒、一か所でも同調できないエラー箇所があるとその機器(その地域は)成り立たなくなってしまいます。 寛大で優しく強くとは言いません、長年積もった諸事情がその裏に潜んでいる場合もあろうかとも思われますが、今回は事情が事情です。せめて最低限の協調性は持ちたいものです。
 ------------- 
伝えきれない良い面も悪い面も多々ありますが、あえてこれらの一例もお伝えしておきます。

 ただ最後に一つ付け加えておきたいことがあります。救援についての被災者の一人としての個人的な思いですが、
 私も含めて被災者側は、やたら気安く親戚や友人、知人、会社関係者、その他ボランティアに応援を依頼するのはどうかと思います。みんな忙しいのですから。被災と関係ない(何の罪もない)人たちを巻き添えに苦しめるようなことだけはしたくありません。金銭的なゆとりがある人は、個人的な復興作業は業者に依頼しましょう。無償で友人等に手助けを求めるのはあまりに酷だと思います。本当にどうにもならないところだけの救援にとどめましょう。かなりきつい作業になりますので。

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<注意>
 8/25現在、この付近に来られる方、泥と、ホコリ、渋滞にご注意!!
 県道周辺の排水管は全部土砂で埋まっていてドロ混じりの雨水等も行き場がなく路面はドロドロです。
 9/10時点、いまだ一部がまだ未解決で(排水管が土砂で埋まったままで)水道は使えても水も流せません、こればかりは人力ではどうにもなりません。
 そして、これら泥は晴れ模様の乾いた日には粉じんとなって舞い、砂ぼこりがすごい状態ですのでマスクをお忘れなく。

 一時間で車はこのような土ボコリ状態に


<報道されていない多くの問題点もあります>
8/25、鉄道、県道、その近辺の道路が不通で開通未定です(県道は近々制限付き開通予定、鉄道は9月上旬、それ以外の路地はアテなし)。中でも特に鉄道、(一部のバス)止めは致命的です。
 激しい交通渋滞が発生していますので絶対的な用がない方、この付近は通行しない方が良いように思えます。。

少なくとも見学だけならもう少し後、せめて各道路や鉄道が通じてからの方が良いと思います。

TV映像に出ていない、報道されていない土砂崩れ箇所は他にも数多くあり、素人目に見ても今にも崩れそうな危険個所が多く見られます。

<↑4日目、車内から撮った写真>
いまにも崩れてきそうですが、
案の定、その後5、6日目だったでしょうか。この箇所は崩壊し土石流が国道まで流れ込みました。

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 <今一番不安に思う事>
 もしこの状態で大型台風が来たらとんでもない参事になりそうです。一触即発状態の崩壊寸前の山々、風が吹いたら吹っ飛びそうでぶっ壊れそうな危険なもの(看板、塀、半壊家屋や各施設等)が多く見られます。
 台風慣れした当地域ですが、今しばらくはどうか大型台風だけはこの先しばらく来ませんよう祈っております..。


9/3現在、おかげさまで鉄道が開通し、主要道路もほぼ全面開通、ひどい交通渋滞も解消しました(←それにしても驚異の早期復活にビックリ)。

<大規模土砂災害の原因は?>
 今回の大規模土砂災害、いろいろと(地形や地盤がどうの、花こう岩がどうのと)原因が指摘されていますが結局のところ...、想定をはるかに上回る半端でない集中豪雨が襲った、しかも長時間続いたことが主な原因と断定していいと思います。これだけ雨が降ったらこの地域でなくともどこでも大災害になった事でしょう。むしろ(語弊がありますが)これだけで済んだといった方が良いかもしれません。
とにかく晩~早朝まで大粒の叩き付けるような大雨が続いたのですから(一時だけでなくずっとですから)。
 全地域に詳細地域ごとに雨量計がある訳ではありません。地域によっては公表されている雨量よりも実際の降水量は、はるかに多かったのではないでしょうか。実際に現場にいた私自信としてはそう思えてなりません。これまで一時間100mm前後の雨なら多く体験していますがそれらとは比べ物にならない激しい降水量でした。
 また、戸や壁までも揺れるほどの激しく低い周波の雷音、時にこれは落ちたかと思える雷の炸裂音も絶え間なくひっきりなしに続いていましたので、大雨洪水/土砂災害の危険が迫っているにもかかわらず、その恐怖がそちら(雷)に半減された(注意がそれた)感もあります。
 いずれにしても、家から出て避難するなどこのような激しい雷雨の中では考えられない危険な状況ではありました。
 


・・・続く
Posted at 2014/08/26 10:34:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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