• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

イッテツガエシのブログ一覧

2014年04月29日 イイね!

プレミオのウーファーTS-WH1000Aに交換してみて


これが今回交換取り付けしました製品TS-WH1000Aです。


当プレミオのウーファー、これまでの経緯

最初は、たまたま他から取り外して行き場のなくなった下記(①TS-WX610A)の救済を兼ねて
①スペアタイヤ収納部埋め込み型カロッツェリアTS-WX610A...これを取り付け


・全くスペース犠牲、ハンドリング影響がなく設置取り付け面では5つ星★★★★★
・しかし低音の量感はあるものの超低音不足(60~80Hzにピーク、クセがあり40Hz以下は全く期待できない)により、音質面においては残念ながら2つ星★★☆☆☆、

それで今度は音質改善、音質重視。少しくらいの荷室スペース犠牲はいたしかない、またこれなら大きく邪魔になる事はなかろうと思い、
②カロッツェリアTS-WX77A...これに交換

・しかし実際に設置してみますと、薄型ながら設置するとできてしまうその段差が障害となり積み込む荷物の種類によってはうまく安定せず、思いの外ウーファーが邪魔に思えてしまうのです。よって設置取り付け面では残念ながら2星★★☆☆☆
・ただ、音質面ではクセもなく最高です(25Hzくらいの超々々低音まで実用帯域で滅多な事では音割れしません)。音質面は間違いなく5つ星で惜しい限りです★★★★★

ならばと言う事で、今度は小型でパワー感のある
③JVCケンウッドKSC-SW50...これに交換、
 上記②のウーファーTS-WX77Aでは設置上の問題があったわけです。よって今回の趣旨は、荷台スペース問題が大半を占めますので、画像のようにできるだけスペース犠牲のないよう気を配っての設置としてみます。なお、当ウーファーは安定が悪いためべニア板を下に敷いて完全固定し前面にも少しだけながら下部に荷崩れ防御パネルを付けてみました。

・結果的に(上記画像のように)思い通りの最小限のスペース犠牲で済みました。 と、そこまでは良かったのですが…、トランクを開けるとその奥に見えますウーファーの存在感といいますか威圧感がすごく、それでついウーファーが損傷しないよう荷物の積み込みとその配置に気を遣ってしまいます。そういう面では実際にウーファーが占拠しているスペース以上に積み込む荷物の制約を受けてしまいます。よって設置取り付性は星3つ★★★☆☆
・そして肝心の音質はと言いますと、小型の割にかなりド迫力の低音が体感できます。ただ、その激しい粗削りな音質は好みが分かれそうです。個人的には繊細かつ正確で緻密な音を希望していたためやや不満ありといったところでしょうか。ちなみに実聴では50~60Hz付近に著しいピークがあってそれより低い方は急激に落ちていて35Hz位までがなんとか実用帯域ながらそれ以下はさらにストンと落ちているようでコーンがビリビリ振動するだけで音として再生していません。もう少し下の方(超々々)まで出れば4つ星ですがそんな訳で3つ星★★★☆☆

結論から言うと、
スペース犠牲なしの①TS-WX610A、 
音質の②TS-WX77A  
その中間が③KSC-SW50でしょうか。(①+②)/2×0.8のような感じです(意味不明)。

 -------そしてその後----------

③のJVCケンウッドで充分だったのですが、どうもそのクセがうまく攻略できず音質設定がうまく決まらないでいました。また、荷台に物を載せる際に(特に釣りに出かける時の荷物類配置等)気になっておりました。

 そんな折、別件でカロッツェリアTS-WH1000Aを試聴する機会がありまして、まさに目からウロコ状態でした。当方にとってこの新方式のウーファーは未知数で、前評判を見る限り所詮コンパクトサイズなりのものだろうと思っていたため眼中になかったのですが、何と!!
ノートパソコン程度の大きさしかないこの超コンパクトなパワードサブウーファーからは全く想像もできない驚くような正確で緻密な超々低音がしかもしっかりと出ているではありませんか。

製品の詳細についてはメーカーHP(←をクリック)をご参照ください。

 これなら現状の問題点を一気に解決できそうです。目指すは、①のTS-WX610A以上にスペースの犠牲がなく+②のTS-WX77A並みの音質

 そこで早速、思い切ってカロッツェリアTS-WH1000Aに交換してみました。

 本体設置は助手席シート下に。ご覧のように↑↑左右上下ともに余裕です(シート最前状態)。
シートを普通の位置に戻せば↓↓何も見えませんし邪魔になる事もありません。

※とりあえずこれまで通していた配線(BATT+、リモート、RCA出力等の各配線)をそのまま流用すべくその取り回しが楽な助手席シート下に設置してみすが、音像低位の面からすると本来なら運転席下に設置すべきでしょうか。
 


 こうなると問題は音質面ですが、幸いにもサイバーナビZH99CS駆動ですので各相性等も抜群です。なお、付属のワイヤーリモコンは使わずスルーにてヘッド側での調整としました。なお、当然ながら音声入力はRCA接続です(スピーカー線分岐では詳細設定ができませんので満足な結果は得られません)。

 あまりあてにはできませんが、まずはマイクを接続し自動調整機能にて

 その後、テスト音源CDにて実聴しながら各スピーカー出力の調整、タイムアライメント、位相、グライコ微調整(グライコが前/後/前後それぞれで調整できるのはサイバーナビならではの機能で非常に重宝します。)、...いろいろと調整してみます。すべて一からやり直しです。
  ただ、それら各設定の保存が1通りしかなく残念です。もう2通り(計3通り)の設定保存ができるとありがたいのですが....、
 というのが、
①まず初回設定しそれを保存(パターン1)、
②少し時間を空けて耳を休ませて再度設定し(パターン2)、
③さらにもう一回耳&脳のコンディションをリセットし最初から設定しそれをもう一回保存(パターン3)、
そしてその保存した色々なパターン合計3通りをリラックスした状態にて実走行しながらそれぞれを聴き比べ問題を解決しながらさらに良い音を造って行く。・・・というふうにできればありがたいのですが...それができません。

  ----------そして、微調整を繰り返しながら約一か月-------- 

 低音域は思い描く理想の音に近づいてきました。既存のドアスピーカー(ミッドウーファー前ケンウッド18cmのKFC-VS18/後XS18)の不足する部分を補って、かつうまく融合し満足の行く音になってくれました。
 全体的な音質もウーファー調整による全体の設定見なおしから相乗的な効果も生まれ、再設定/再調整によってこれまでどうもうまく潜在能力引き出せずにいたサイバーナビZH99、ケンウッドKFC-18VSそれぞれの良いところを今回うまく引き出すことができたように思います。不思議なもので低音がうまく決まればすべてが(中高音も)うまく行くものです。

  これらはどう調整しても良質のサブウーファーでなければなし得ない事です。クセがひどかったり、性能的な問題があるとどうしようもありません。
 なお、クロスはなぜか想定外の50Hz/-6dB、ウーファー出力(-1~-2dB)/ノーマル位相/グライコ低音域フラット、これがうまく合うようです。
 

 <結論>
トランクスペースの制約を無くしたい + 正確で緻密でキレイな低音、という贅沢な望みを見事かなえてくれました。心配だった低音量感不足は全く感じられずむしろパワーは抑え気味になっております。

一部のレビューで「低音が出ない」旨のレビューを見かけますが、当方まったくそうは感じません。それより、各調整(クロスオーバー、位相、タイムアライメント、グライコ、音量、その他補足修正機能...)それぞれの意味が分かってちゃんとした調整が出来ているでしょうか。
 このウーファーは量より質で勝負といった繊細な一面があり、無駄なにぎゃかし音は出ていませんので調整がうまく合っていない、または間違った設定があるとパワー不足のように感じられ本領発揮できないばかりかミッドの低音域さえ濁してしまう危険性さえあります。
 また、これら調整は簡単に一発では決まりませんので実走行で音を確かめながら微調整を繰り返して行きましょう。人(耳)の方もコンディションがあって聴きこむと耳や脳が正常な判断が出来なくなってしまう事があり、そのような時は、少し時間をおいて自然体で聴きなおしてみるとよいと思います。
Posted at 2014/04/29 20:12:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2014年04月09日 イイね!

アクアG'Sのエアコンパネルと見比べる


<アクアG'Sの標準装備エアコン操作パネル>

温度調整ダイアルがこんな風にカッコよくなっていて中心部にはイルミも点灯します。液晶反転してありその文字も白色です。ただ、ご覧のようにスイッチ類のイルミカラーは従来のグリーンのままで統一性はなくチグハグな感は否めません。

<当方の苦心作>

上記G'S仕様のようなエアコンダイアル照明が付いた型の良い物が発売されると知っていたなら、何も苦労することなく最初からこのパーツを買って取り付けていた事でしょう(特にダイヤル照明には半日かかりました)。

 G'S仕様では、これまでのアクアのここはこうした方が良い、と思えるところがことごとく改善され豪勢になっています。今思えば一年前に貧相な装備のアクアを買ったのは大失敗でその後の苦労は何だったのかとつくづく思います。今だったら今なら絶対G'S仕様を買うでしょう。...いやフィールダーからの代替えでしたのでフィールダーHVにした事でしょう。

 何せ、その(アクアG'Sの)値段を考えると、フィールダーかフィットのハイグレードモデルをフル装備で買えておつりが来ますのでその辺をどう受け止めどう考えるべきでしょうか。基本的な装備(スマートキー、ステリモ、メーター類、HID/LEDヘッド、その他色々な基本装備)がすべてオプション設定で、しかも安くない価格になっていますので普通にフィールダー並みの装備をすればとんでもない価格になってしまいます。もちろんそれ(スペシャルな車)がいいのではありますが。
Posted at 2014/04/09 10:50:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2014年01月21日 イイね!

アクアのドアパネル/助手席ダッシュパネルをG'S専用パーツに交換、その便にドアカーテシ、トゥイーターも新設

パーツレビューで紹介しましたG'S専用シルバーステッチ入り助手席ダッシュパネル

ココの交換を機に他も合わせるべく、

ドア内張りパネルも交換

メーカーカタログには載っていませんがこちらは肘掛部が布でなくシルバーステッチ入りのレザー張りです。
 
 -----------
<交換の便にトゥイーターも新設>
 さて、ドア内張り交換にあたって再びトゥイーターの設置が必要になりますが、果たして今回は何を取り付けるのが最善の策でしょうか。組み合わせパターンをいろいろ考えてみますが、

 今回は全くトィーター穴等の痕跡のない新品ドア内張りパネル。ここはどう考えても、冒険することなく今取り付けているメインスピーカー「ソニックデザインTBM-1877A」付属のトィーターを取り付けるのが無難かと思えます。元々このスピーカーセットは非常に気に入っているスピーカーでもありますし。

※そもそも、それまで取り付けていた「アルパインDLX-Z30T」、これらは元々(それまで取り付けていた)メインスピーカー付属のツイーターで、それらの取り付け用に開けていた穴径の関係上(穴径は45mmとっていたため)ソニックデザイン付属のトィーターがうまく収まらず、そのまま継続して付けていただけです。
 他にも「ロックフォード」や「JBLのP26T」等の取り付け歴もありますが、こちらも同様でトゥイーター穴径が45mmくらい必要なものでした。

 そのような経緯で早速、穴径実測のためソニックデザイン付属のトィーターを取り出してみます、
・・・と言いますか、そのはずでした。
  -----が、しかし-----
 一年前にしまっておいたはずの専用箱の中はなぜか空っぽ、、その行方については全く記憶にありません。おそらくどこかで他に流用して忘れているのでしょう、ちょっとした思い違いですがないものはない訳でどうしようもありません。

 ですが、それに代わって良い物を見つけました。 以前、ミッドウーファーの方の奥行きの関係で取り付け出来ず、他で使う予定で温存していたJLAUDIOの上級機ZR650CSi\180,000-のセットがありました。
※これ、表現する言葉が出ないほど緻密でキレイな音が出ます。一度この音を聴いたらもう中級器以下には戻れなくなるでしょう、そんな風に高品位なレベルです。

その<JL AUDIO Z650CSi>


 一瞬迷いました。本来ならミッドウーファーも同時にセット交換したいところですが、
 ここは迷いは禁物、あえてトィーターだけとしメインスピーカーはソニックデザインのまま変更しない事とします。そう、アクアは通常のスピーカー装着だとひどい車外音漏れに悩まされる事になりますからそれだけはゴメンです。
 いくら高級機器であっても、また音質が気に入っていようとも車外音漏れが気になって音量を上げられないというでは意味がありません。 それにソニックデザインとて10万円級のスピーカーなのですから多少嗜好の違いはありますが決して負けてはいないと思います。

そのソニックデザインTBM1877


 しかしそうなると、ミッドウーファー&クロスオーバーネットワークが少々もったいない(いやかなりもったいない)気がします。一度は(JLオーディオのトィーターだけ活用を)決心したはずなのにそれでもまだ心は揺れっぱなしです。

 もうここはあまり深く考えても迷っても何も進まないので、とりあえずやってみる事にします。


↓↓これがそのJLオーディオのトゥィーター

ところで、なぜこのトゥイーターにこだわりを持ってしまったのか、本音の部分を白状しますと、

★実はこのトィーターを一目見た瞬間から始まりました。この「メッキリングに刻まれたJL AUDIOのロゴ」がすごくカッコ良くて、しかも「G'S専用ドアパネルのスピーカーグリルメッキ枠」のデザインとよく似合っていて、もう止められなかったのです。他に思い当たるトィーターも見つかりませんでしたし。
 しかし、そんな風に実に単純で幼稚な発想が大半を占めてはいながらも、もちろん音質的な相性も全然無視しての事ではありません。これまでの体験上、最もソニックデザインに合いそうな音質のトィーターでもあります。
 唯一、気がかりは出力(出力音圧)が合うかどうか、またクロスオーバーをどうとるかという問題でしょうか。

※ただ、これらはどの機種でもいえることですが車載スピーカーの音と言うものは実際に装着して走行しながら聴いてみないと何とも言えない面があります。停車時には良かったはずの音が走行中には一変してつまらない音に聴こえてしまう事が往々にしてあります。そう、走行中は音を変化させる因子が複雑に絡み合って聴こえる音が少々変わってくるのです。


<まずは44mm径の穴あけ>

 これまで取り付けていたアルパインDLX-Z30Tではその取り付け位置が数ミリでも狂うとその深い奥行(32mm)が入りきりませんでしたが、今回は奥行がその半分程度ですのであまり気を遣わずに済みます。

※ただ、そうは言ってもまだ実装/実走にて聴き込んでいる訳ではなく、この先、場合によっては現在手持ちの「アルパインDLX」や「JBL」「ロックフォード」、または「ソニックデザイン正規付属品」を新たに購入して取り付ける事になるかもしれません。ここはあらゆるパターンを想定したうえで慎重に一番奥行の取れる位置を探って穴開けします。

※画像の位置がもっとも奥行の安定して取れる箇所になります。この位置ならアルパインDLXシリーズの32mmDでさえ可能です。
  ----------
<ドアパネルボード内側には5mm圧のエプトシーラーを貼りつめます>
 車外音漏れ、車内の静粛化、ビビリ音防止、それにもちろん音質UPも目指してのことです。


 残念ながら、専用ネットワークはドア内に据え付け場所が見当たりません。面倒なのでここはたまたま手持ちの比較的小型のカロッツェリアネットワークN-1610で応急対応。

※それでも図の位置にしか収まり切りません。

このカロッツェリア・クロスオーバーネットワーク、データ上ではクロス帯域等、特に問題なさそうですが前記のように実際の音はすべてを設置し終わった後に聴いてみないとわかりません。

=====とりあえずトィーターはセット完了=======


=====続いて、ドアカーテシを取り付ける======

 こちらはフォトギャラリーで紹介のパターン同様に当方のドアパネルにも新たにドアカーテシランプを取り付け、これで一応G'S部品の内装移植は終結しました。

 
あと、こうなるとシートの色が合わなくなってきました。

ここは全く気がすすみませんが、シルバーステッチ黒のシートカバーを今注文していますのでそれらは後日追記します。

★今になって思う事ですが、最初からG'S仕様かそれに近いものがあればここまで遠回りしなくて済んだのに...。リモコンミラー・スイッチ照明(フル点灯)さえも現行車は標準装備になっています。内装の黒と言い、ここはこうあるべき、こうしたいと言うところが今ではことごとく改善されていて腹立たしい限りです。ここ数ヶ月、ホンダに負けて始めて改善する必要を思い知ったのでしょうか。

<肝心な音のことを忘れていました>
 音はこのセットでOKです。まだ調整中ですが、圧倒的にトゥイーターが勝っていますのでグライコで4kHz(ワイドに-2dB)、7,2kHz付近を(タイト-4dB)、10kHz(普通に-2dB)絞ればちょうど良い感じです。
 この先シートカバーが加われば今よりライブな環境になるはずで音の聴こえ方はまた変わってくると思います。実際には納得のゆく音調整ができるまで、まだまだ数ヶ月はかかりそうです。

そしてそのシートカバー取り付け後

 そのシートカバー(ベレッツァ セレクション)ですが結局、納期に時間がかかりすぎるため安易に妥協してミスってしまいました。あきらかに事前の調査不足でした。製品的な問題点ではなく、このシートカバー自体が思っていたものと違っていて柔軟性がなく特に中心部が固くどうもしっくりきません。

 それはさておき、やはり思っていたとおり、または思っていた以上にかなりひどいライブな環境(高音がモケットシート等で吸収される事なく跳ね返り響く、というか高音がうるさくなる環境)に変わってしまいました。
 現状ではグライコだけをとっても=2kHz(-3dBワイド)、4kHz(-5dBタイト)、6kHz(-4dBワイド)、9kHz(-2dBタイト)でちょうど良いかまだ高音が響きすぎるくらいです。
 音はもうメチャクチャ状態で良くわからなくなってしまいました。結論的にはこのネットワークはうまく合わないようです。ミッドの方はそのままフルレンジで鳴らし、トゥイーター側に2,2μFくらいのコンデンサーだけで(-6dBスロープにて)超高音だけをトゥイーターで補足する格好にした方が合いそうです。
 それかあっさりトィーターにアッテネーターを入れて再度調整し直した方が良さそうです。
 いずれにしてもミッドとトィーターはこのままでしばらくは変更しないつもりです。 まだまだ道のりは長いようです。
Posted at 2014/01/21 11:39:37 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2013年10月29日 イイね!

オーディオの車外音漏れ対策に..フィールダー/アクシオのスピーカー交換<TS-C1710AⅡ/TS-J1710A >⇒< SonicPLUS C16×4>

約一年前…、
カローラの新車が納車され→<すぐにストラーダCN-H500WDを移設取り付け>→<前後のスピーカーを前/後カロッツェリアTS-C1710AⅡ/TS-J1710Aに交換>→<ウーファーTS-WX610Aを追加>→最終音質調整して完結、のはずでした。

そのナビ
ワイヤレスリモコンがフルで使える数少ない希少なHDDナビです。不満箇所も数点あり一時代替え寸前でしたが結局そのまま使っております。純正並みに使いやすく非常に良くできたナビだと思います。


そしてスピーカー

andウーファー


これで決まった!!と思っていました。が、しかし...それがどうしても気になることが…
というのが、
 音質はまずまずで大満足★★★★☆なのですが、これがどうにも車外への音漏れが少々気になるのです。これらは車種によらずこのドアスピーカー全般に言える特有の症状、欠点だと言えます。たとえばその音漏れ状況に差異はあれどアクア~クラウンまでバンバン音は漏れています。つまり、 ドアスピーカーの車内音質は◎ながら音漏れ×...なのです。

 スピーカー交換で音質が良くなった分、自ずと音量も上げ気味になってしまいますが、そうなると当然ながら相乗的に音漏れも大きくなってしまいます。
 …思えば、いくら音質が良くなっても車外音漏れが気になってろくに音も出せないという事では結局、それらは宝の持ち腐れ。音量を上げてバンバン鳴らして初めて社外高級機なりのメリットが生きてくるところが、これでは何の意味も持たないものになってしまいそうです。
 たとえば、もう一つ上の高価なハイエンドモデルを付けたとしてもそれも所詮は同じドアスピーカー、背面からの音はバンバンに車外に漏れ出てしまいます。

※これら車外音漏れに関してはいろいろ策を挑んできましたが、残念ながら現時点でこれといった改善策、特効薬は見当たりません。
 デッドニング、アウターパネル制振防音....いずれも努力の甲斐なくほとんど音漏れに効果はありません。それでも唯一、超高級車並みにドア周辺のスキにラバーモールを取り付けるといくらかは効果がありました。ただそれも、あくまでもわずかで気休め程度です。  
 要はスピーカー背面から出る音が⇒ガラスモール、水抜き穴、アウターハンドル周り等防ぎきれない多数の箇所から漏れ出るためです。

  実は、取り付け当初は自分では特に(車外音漏れを)気にしていなかったのですが、他人に言われて改めて検証してみますとなるほどすごく音漏れしています。通常よりちょっと大きめの音で停車時や深夜はかなり気を遣ってしまいます。さほど音量を上げていないつもりなのですがそれでもかなり...
 ※ちなみに、当方が車で帰宅するとオーディオのドンスカ音でわかると言われます。確かにそうかも・・・、エンジンスイッチを切ってそれまでにぎやかだったエンジン音とオーディオ音の競演が切れた瞬間⇔その後の周囲の静寂。何とも表現しがたいですが別空間に瞬間移動したような気恥ずかしさを覚えるものです。


 
 こんな事情から今回、思い切ってスピーカー前後4個全部を→車外音漏れがほぼないミニボックスタイプの<ソニックデザイン・カローラ/フィールダー専用SP-C16>4発に交換してみました。

新型カローラアクシオ/フィールダー専用でこんなスピーカーです。
詳細はメーカーHPをご参照ください。

ボックスタイプですので背面から漏れ出る音がないため車外への音漏れがほとんど(というか全く)ありません。

  それともうひとつ忘れてはならない重要なポイントに防水性があげられます。たいていの方は知らいと思われますが、洗車後のドア内部はビショビショでスピーカー裏面も(場合によりますが)社外品の防水カバーなし状態に置いては、ほぼびしょ濡れ状態です。それがもし高圧洗浄機など使おうものなら最悪状態です。
 それが当ソニックデザインなら裏面形状的に当たり前ではありますが当然ながら影響はありません。

左が純正、右が件のソニックデザインスピーカー(専用薄型タイプ)


 ==============

早速、交換取り付けしてみる
まずは内張りを外すことから、
※前後4枚ともに同じ要領になります。

図の青○部カバー内に内張りを止めているビスがありますのでそれらを外すため


ドアハンドルの周辺とパワーウインドウスイッチから外す。

図の位置にリムーバー(グリーンのヘラ)を差し込んで起こし→カバーの端のクリップ止めが外れたら→そこをきっかけに力任せに真上方向へ引っ張れば外れます。 ※それでもうまく外れない場合はヘラを差し込んで上方向に押し込むようにすれば安全に簡単に外れます。

※画像にありますようにクリップ止めだけで大きなL状の引っかかりはありませんのでそのまま力任せに真上方向へ引っ張ればOKです。さすがはTOYOTA車、しかもカローラ、破損しやすそうな難しい個所はありませんので安心です。
なお、図のようにパワーウインドウスイッチもカプラーコードを先に抜いておくために外しておいた方が楽で良いと思います。
こちらも真上方向に引っ張れば外れますが、上図のようにすれば簡単です。

インナーハンドルのカバーは下図のような箇所を少し起こせば簡単に外せます。


図の位置にビスが3か所止まっていますのでそれを外す。


 内張りはそのビス以外にはクリップだけで止まっていますので、前方下側からこれまた力任せに引っ張れば「バリバリッ」と一気に外せます。
ですが、
それでも初外しの場合は少々固いので慣れないうちはヘラ等で少しずつ、一つずつクリップを外していった方が安全で良いかもしれません。

なお、上端はモールにはめ込むように乗っていますのでやや上方向に持ち上げるようにすれば簡単に外れます。


この時点でまだドアロックと開閉用のワイヤーが付いていますのでドア内張りを半外し状態にてこれらをドアハンドル機構から取り外します。 ※この時、数ヶ所のクリップで内張りに止まっているドアハンドル組一式全部を取り外してもどちらでも良いと思います。

上記は上方向から見た画像です。
再度組み付けの際はグリーンの方が下になりますのでお間違いのないようご注意ください。


内張りが取り外せたら、いざ取り付け交換


ビスは径5mm/15㎜長 裏面のナットはフランジナット(裾が広くなってギザギザが付いた滑らないタイプ)を使うと良いでしょう。
<こんなタイプで当方ナットの裏面には下記理由から両面テープを貼っています>

※通常の社外スピーカーと違って(枠から取り付けるのではなく)いきなり本体取り付けになるためビス裏面ナットと表からのボルトとの固定締め付けは困難です。既存のビニールをはがして裏側に手をまわして取り付けできなくもないですがそれがなかなかうまく行かないものです。

※それらの対策に、予め(スピーカー取り付け前に既存のスピーカー取り付けビスの)穴裏側にナットを貼り付けておくと良いでしょう。簡単にオモテ側からスピーカー本体取り付けが(ビス締め付けが)できます。
※なお、スピーカー未装着の状態にてドア穴(スピーカ取り付け用ボルト穴)にボルトナットを一度締めこんでおけばしっかりと(裏面の)ナットがくっつきます。
※その際は、ボルト穴裏周辺は防錆グリスで接着テープがくっつきにくい場合がありますので事前にしっかり脱脂しておいた方が良いと思います。
※面倒でしたらナットはガムテープ貼り仮固定でも良いですがいずれ落ちるテープは回収できませんのでおすすめできかねます。


取り付け完了


試しにドア内張りの当たりを点検してみましたが(標準で付属のスポンジだけでは)やや浮気味になる部分があるようでしたので、念のため、5mm厚エプトシーラを内張り側の枠周辺に貼って補いました。

そのついでに、内張りパネルのほぼ全面に(もちろん内側)5mm厚エプトシーラーを貼りつめてみましたが、
★実はこれがなかなか良かったよかったようで、音漏れ/音響効果/騒音対策に絶大な効果がありました。(車内からの)ドアの締まり音もマイルドになりました。

内張りを組み付け
これがなかなかどうして、要領を得るまで結構難しいものですが、
先に両端のクリップをハメて最後に図の上端を持ち上げるように押し込めば簡単に装着できます。旧車とはこのあたりが変わっていて合理的になっていますね。


できました。

肝心な事を掲載し忘れていましたが、トィーターはそれまで仮付していたTS-C1710AⅡのものをそのまま(ネットワークもそのまま)流用して使っておりますが、←クロスオーバは問題ないようですが単体(前スピーカーだけ)では出力音圧が微妙に合いません(カロッツェリアトゥイーターが一方的に勝っています)。ですが、リアスピーカー(トゥイーターなし)と合わせて鳴らすと偶然ちょうど良い感じになりました。

---そして試聴---
その前に、
※今回予算の都合上、廉価版の専用機種(廉価版とはいえ4個で送料込\59,400-と決して安くはない価格帯)を選んだのですが、実は本音を言うと、その廉価版に少し不安があるにはありました。 これまでの体験上、ハイグレードタイプはすごく素晴らしいスピーカーながら廉価版はそれなりだったような...?

 いざ試聴、
 ・・・◎◎!!不安は吹っ飛びました、最新モデルは違っていました。その後当スピーカーはかなりレベルアップしているようで廉価版でもすごく切れのある緻密で素晴らしい音が出ているではありませんか。心配だった低音再生力もまずまずで実測40Hzさえも難なく再生しています、しかも音割れせずに。このサイズでこの音が出てくるというのはまさに脅威と言えるでしょう(ホントビックリ)。
 これならいろいろなタイプのサブウーファーとうまくつながるでしょう。

 そして一番の課題であった車外音漏れも見事なほどありません。車内の爆音と裏腹に車外はほとんど何も聞こえません。大成功の巻でした!! しかもソニックデザインの切れのある情報量が豊かで緻密な音のおまけつきで。

サブウーファーはこれまでの体験上、カロッツェリアTS-WX77Aとの相性が良かったのでこちらに交換。 ※本当はウーファーの方もソニックデザインと行きたかったところですが、高価で手が出ません...なので今回は見送り

そのTS-WX77A 


最後に、
 車外音漏れを無視すればもっといろいろな選択肢があると思いますが、何せ他にこのようなスピーカーは世界中どこを見渡してもありません。非常に貴重なメーカーです。もっと数多く売れればより求めやすい価格になってくるはずですが、あいにくまだ知名度が低く当分値段は下がりそうもありません。廉価版で最安3万前後、上級機は何と軽く150万超です。
 他メーカーからもこうした背面音のない車外音漏れのない箱一体型スピーカーを率先して開発、発売してもらえると我々ユーザー側も選択肢が広がってありがたいのですが。
 いくら高級スピーカーでも車外音漏れがひどく出て思うように使えないというのでは意味がありません。

  ==================================

追記>
 リアはもっと低音の出る奥行きのある深いタイプを入れてみようと思ったのですが、残念ながらパワーウインドウを目いっぱい下げた時、レギュレーター下端が少々(惜しい、ホントほんの少しですが)干渉してしまいます。
 事前の計測では何とか収まるはずでしたが、どうやら角の出っ張りが干渉してしまうのです。それがほぼ同等な奥行のカロッツェリアの17cmだとなぜか大丈夫なのは角が角ばっていないからでしょう。

左>TS-J1710A、 右>純正品


左>ソニックデザインTBM-1877Aiハイグレード奥深版  右>純正品


TBM1877Ai奥行 実測およそ57mm  ⇔ カロッツェリアTS-C1710:57mm TS-J1710:55mm


もう一つおまけに
パワーウインドウスイッチパネルを磨いてツヤ消し(上)→ツヤ有(下) にしてみました。

普通にコンパウンドで磨けば画像にありますようなツヤありのピカピカになります。たとえばスリーエム1Lなどでバフがけすればあっという間に、手ミガキでも数分でピカピカに

元のつや消しの方が良かったでしょうか、ちょっと後悔...そのうちにブラックウッド風に塗装してみます。※後日UP予定

ついでにもう一つ、
トゥイーター枠が少々浮気味に見えて違和感がありましたので下記画像のようなOリングを入れてみると良い感じになりました。

使用したのは「NOK パッキンLBHシリーズ」 というもので画像のような形状のフッ素ゴムパッキンです。

たまたま見つけたものですが内径40mmがピタリと合いました。取り付け部のスキが隠せて、かつトゥイーターの突出感もいくらか解消できました。


なお、トゥイーターのダッシュボード上設置は見た目も不自然ですが、★事故の際、トゥイーターが凶器へと変貌した例を一回見てしまいましたので出来ればやめた方が良いと思います。
Posted at 2013/10/29 10:04:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2013年10月19日 イイね!

アクア ステップ スカッフプレート & キズ防止カーボン調保護シート

市販のスカッフプレートは本来の位置には段差があってうまくフィットしないため、このような位置(黒プラスチック上)に取りつけました。
そして、

ついでにステップのキズ防止にたまたま他で使って余っていたカーボン調シートを保護シールとして貼ってみました。

シートは余りもの流用のため寸法が少し不足気味で、実際にはもうちょっと幅広く取った方が良いと思います。
また本物カーボンのシートを使った方が良いようにも思えますが、あくまでもキズ防止用、キズが付いたらまた貼り換えればよい、という感覚で割り切っています。
Posted at 2013/10/19 18:20:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「[整備] #カローラハイブリッド インテリアイルミの電源取り箇所 https://minkara.carview.co.jp/userid/1332326/car/3636925/7928042/note.aspx
何シテル?   09/08 08:46
 何事もあきらめずにとことんやってみる。気になる事があればまずやってみてそれから考える、という方針です。そんなスタイルですからこれまでの失敗談といえば数えきれま...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

愛車一覧

トヨタ プロボックスバンハイブリッド トヨタ プロボックスバンハイブリッド
<購入に至った経緯>  ライズの方、実はあまり乗る機会もなく...、結局、社用/自家用兼 ...
トヨタ C-HRハイブリッド トヨタ C-HRハイブリッド
 2021年2月、突然「プリウス」→この「C-HR」への代替えとなりました。  実は全く ...
トヨタ カローラハイブリッド トヨタ カローラハイブリッド
急きょ社用車が一台必要になりこちらを購入、納車も早くビックリ(゚ロ゚)2ヶ月少々でした。 ...
トヨタ ライズ トヨタ ライズ
<購入に至った経緯>  諸事情により社用車が一台なくなったため今年春購入の赤フィールダー ...

過去のブログ

2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation