
さて、前回に引き続き、フロントパイプ(以下単にFP)についてです。
交換に伴ってのパワーとかブーストとかがどう変化したとかの話しは後日パーツレビューにアップする予定です。
今回はそれ以外の比較的どうでもいい話。
今回、交換するFPにはナイトスポーツさんの「デュアル・フロントチューブ」を選択しました。「ステアリングシャフト逃げの凹みがなるべく小さいもの」がいいなと思っていたので探していましたところ、フジタエンジニアリングさんのFPとナイトスポーツさんのFP、2つが候補にあがりました。まぁ各社製全てのFPを調べたわけではないのでこの辺はテキトーです。
2つのパッと見の違いは、ナイトさんのFPはデュアル(2本パイプ60Φ×2)、フジタさんのFPは径が大きなシングルパイプ(80Φ)です。
最終的にナイトさんのモノを選んだのですが、何故かというと、単純に「デュアル」の方がイイ音がしそうな気がしたからです。あくまで「気がした」だけです。
僕にとって「音」は、パワー云々と同等以上に重要な要素です。
パワー的には既に、僕には充分過ぎるほどですので、今回のFP交換も実はこっちがメインの目的だったりします。
僕は乾いた高い音が好きで、FP交換前の音でもかなり理想に近い音してましたが、今回の交換でより理想的な音を手に入れられればと思った次第です。
因みに今回のFP交換で、排気系は全てナイトスポーツ社製に統一されました。
・フロントパイプ :デュアル・フロントチューブ
・中間パイプ(触媒):メタリットPro200
・マフラー :FD800Ti
別に狙ったわけではないんですが・・・気がついたら統一されてました。
そして交換後、エンジンをかけてみます。
車内から聞く感じとしては、アイドリング域はやや音が低くなってしまったようです。音量は何故か小さくなったような気がします。
少し走らせてみます。
負圧・高回転では、
交換前は「コオォォォォォーーン」という音だったのに対し、
交換後は「コオ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ーン」という濁点がついたような音に。
正圧・高回転では、
交換前「プアァァァァァァァアアアン!」
交換後「プガア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ン!」
といった感じ(?)です。
音の全てに濁点がついて、荒々しさが出た感じ。
良く言えば男らしくなったというか、特に正圧域では凶暴化したようです(?)
純粋に「音」について言えば、交換前の方が僕の好みに近かったような気がします。
きっと、純正の細いFPで排気が程よくダルになっていたのでしょう。
まぁこの辺はあくまで僕の主観ですので適当に読んで下さい。走りこむとまた変化が見られるかもしれませんしね。
しかし、間違いなくパワー・トルクのアップ、各レスポンスのアップを体感することはできるでしょう。
音の変化を差し引いてもお釣りがくるほど良いですよ。
因みに、僕はオートエグゼさんの「メンバーブレース」を併用してます。社外FPと併用する際、それぞれの「干渉」がよく話題にされますが、ナイトさんのFPに限っていえば、全く無加工で併用可能です。クリアランスも充分です。
個体差により干渉する場合があるかも知れませんが、基本的にこの組み合わせはOKなようです。
※パワー系の話しはまた後日気が向いたときに
パーツレビューに書こうかと思います。
※FPの写真
Posted at 2007/05/24 11:30:13 | |
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