
今年最後のブログですが、あえて日産自動車への苦言を書きたいと思います。
Y51フーガに買い替えて10ヶ月半が経ちました。以前、私の
ユーザーレポートに書きましたが、Y51の7ATには苦手な速度域があり、ぎくしゃく感がみられておりました。それが2010年7月にATプログラムの書き替えを行ってもらってからはほぼ解消しており、満足いく出来になったと思っていました。
2010年11月半ば、愛車が10000kmを超えたのを機に、以前のぎくしゃく感で負担がかかっていたであろうATを労る意味で、ATFをディーラーにて交換してもらいました。
かなり気温が下がってきた12月の中旬、早朝に車を運転していたときです。自宅から出発して間もないころ、脇道から国道に合流しようと、一旦停止状態からアクセルを踏み込むと、ATが「空回り」して前に進まず、上がった回転数がやや落ちたくらいに突然「ドン」というショックが発生しました。今週(12月27日〜)になってからは、毎日のようにそのような症状が出現します。起るのはパターンが決まっていて、走りはじめてから1〜4km以内の時です。言い換えれば、1km以内では発生せず、また完全に暖機されてからも全く問題はありません。
おそらくなのですが、中途半端に暖機された状態で止まったり極低速になると、以前ブログで書きました
「Nアイドル制御」が入ってクラッチが切れ、本来ならアクセルを踏む(ブレーキを放す)と直ちにクラッチが繋がらないといけないところが、何らかの理由によって1秒ほど繋がらない状態となっているような感じです。その1秒ほどの間にエンジンが空ぶかし状態になり、高い回転数で急にクラッチが繋がるのでショックとなっていると思われます。
先月交換してもらったATFが合っていないのかとも思いましたが、納品書をみるとちゃんと「マチックフルードS」と記載してあり、間違ってはないようです。ディーラーに診てもらいたいのですが、もう正月休みに入っておりどうしようもありません。このまま乗り続けていて大丈夫なのかどうか不安があるのですが・・。
今のところ、機械的な故障なのか、制御プログラムの問題なのか、はたまたATF交換による不具合なのかは分かりません。もしNアイドル制御が原因だとするなら、わずかの燃費アップのためにそんな複雑な制御を取り入れたせいで、結局ディーラーで症状再現のための試運転をしたり故障修理するとなったら、そんなわずかなメリットなんか一発で吹き飛んでしまうでしょう。正直言いまして、Nアイドル制御なんか要らないと感じております。そして、ATF交換が悪さをした可能性もあるので、今の複雑なATシステムは20万キロ30万キロ乗るのでなかったら、そ〜っとしておいた方が余計なトラブル回避という意味でいいのかもしれませんね。
とりあえず、年明け早々にディーラーへ持っていきたいと思います。故障の原因や対策など、またブログで報告させていただきます。メーカーに都合の悪い情報ということで、このブログが削除されてしまうかもしれませんが・・(^^;)。もし同じような症状などがございましたら、お教えいただけましたら有り難いです。
と、けっこうシビアなことを書きましたが、基本的にはY51フーガはとても気に入っていて「大好き」です。そうだからこそ、もっと快適に乗れるよう、どんどんブラッシュアップして欲しいと日産自動車にお願いしたいです。
今年一年も、どうもありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。皆様、よいお年をお迎えください。
※途中経過の報告ブログは →
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※最終報告のブログは →
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です。
Posted at 2010/12/30 19:41:38 | |
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