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2011年12月29日 イイね!

色温度と輝度の調整

ディスプレイを更新して以来、特性も分からずに色々と設定を変えていましたが、
大掃除で配置を変えたのを機に最適な色温度と輝度に近付けてみました。




手前にあるのは、銀一のシルクグレーカード(ほぼニュートラルグレー)で、
これにディスプレイ上のニュートラルグレー※が近似するように色温度と輝度を近づけました。
※ガンマ2.2で (R, G, B)=(118, 118, 118) 程度。

前回の設定値から目視で微調整しました。目視作業にはデメリットもありますのでデジカメも利用しました。
この手の調整は SpectraView 2 を導入してやりやすくなりました。

最適化の結果、目標輝度は 90cd/m^2 から 70cd/m^2 に、
目標色温度は (x, y)=(0.3414, 0.3518) から (x, y)=(0.3403, 0.3501) に落ち着きました。


さて、カラーマッチングのためのカラーマネージメントでディスプレイの色温度にはいくつかの設定方針が考えられます。

0.キャリブレーションもカラーマネージメントもしない
 →手間=◎◎、汎用性=◎、マッチング精度=××
 ・機器や環境の状態と無関係のため、色が合う方が奇跡。

1.sRGB/AdobeRGB 等の基準色温度に合わせる
 →手間=◎、汎用性=◎、マッチング精度=×
 ・環境が基準色温度の特性と似ていれば、まずまずの精度で色が合う可能性がある。

2.特定光源の公称色温度に合わせる
 →手間=○、汎用性=○、マッチング精度=△
 ・同じ公称色温度の光源を使う限り、まずまずの精度で色が合う。
 ・公称色温度と実際の色味とのずれ、壁や天井の影響を受けてマッチング精度が落ちる。

3.特定環境の色温度に合わせる
 →手間=△、汎用性=△、マッチング精度=○
 ・同じ環境で使う限り、高い精度で色が合う。
 ・測定場所、測定者によって結果に差が出る恐れがある。
 ・環境条件が少し変わると精度が落ちる。

4.特性環境の特定用紙の紙白に合わせる
 →手間=△、汎用性=×、マッチング精度=◎
 ・同じ環境で同じ用紙を使う限り、非常に高い精度で色が合う。
 ・測定場所、測定者によって結果に差が出る恐れがある。
 ・環境条件だけでなく用紙が変わると精度が落ちる。


0 は問題外で、1 は現実的な方針ではありません。
2~4 については、どれが正しいということではなくて、手間と汎用性とマッチング精度のバランスで決めることだと思います。

自宅のタワーPCは写真プリント以外にも使うため 3 の方針を採用しています。
ノートPCも 3 に近い方針です。
自宅専用のプロファイル以外に、5000K、5500K、6000K、6500K、7000K、7500K のプロファイルを作って、
自宅以外ではディスプレイに無彩色を表示した時に色味が少なく感じる色温度を選択しています。
これを行うだけでノートPCで画像を見る時の色の違和感を低減できます。
Posted at 2011/12/29 23:34:14 | コメント(2) | トラックバック(0) | カラーマネージメント | パソコン/インターネット
2011年12月24日 イイね!

i1Profiler のバグ

i1Profiler 1.2 では目標のガンマを 1.8、2.2、sRGB から選択できるのですが、
sRGB を選択すると測定後の検証中に毎回フリーズしてしまいますな。


通常、i1Profiler がディスプレイの発色を測定するのに数分から10分以上掛かります。
測定中はディスプレイを他の用途には使えません。
それで計測した後に i1Profiler がバグでフリーズするから最悪です。
私は意味が分からずに設定を変えて5回もフリーズさせてしまいました。
ええ、時間の無駄です・・・(>_<)
せめて、ディスプレイのICCプロファイルを作った後でフリーズしてください。

それから、i1Match 3.6.2 で旧ディスプレイをキャリブレーションして検証してみたら、
ΔEが i1Profiler ほど酷くはありませんでした。

1.2 で少し改善したものの、現時点で i1Profiler の結果をそのまんま信じるのは良くないと思います。
Posted at 2011/12/24 22:06:58 | コメント(1) | トラックバック(0) | カラーマネージメント | パソコン/インターネット
2011年12月15日 イイね!

NEC MultiSync LCD2490WUXi2

やっとディスプレイを更新しました。
NEC MultiSync LCD2490WUXi2 です。2年半前に出たモデルです。
製造は2011年9月でした。意外にも最近まで製造していたんですね。




SpectraView Ⅱと i1 でハードウェアキャリブレーションも済ませました。
多機能過ぎて機能の理解に時間が掛かりましたが、やっと主要機能の意味を理解できました。

白色点と輝度の目標値を目視で詰めて、ガンマはsRGB基準、グレーバランス重視、暗部重視、52ステップ、ムラ補正最大で調整しました。
キャリブレーションの目標値を設定すれば、最適な状態に自動調整してくれるので楽チンです。

縦は今までの19インチと同等ながら横は13cmほど広く、広いデスクトップにやや違和感がありますが、
これまでのように画像をスクロールしても色が変わることがなく快適です。
Posted at 2011/12/15 23:25:31 | コメント(2) | トラックバック(0) | 撮影機材 | 趣味
2011年12月11日 イイね!

皆既月食の等倍切り出し

先の皆既月食ブログでは月そのものが分かりにくいため、
1200万画素を等倍で切り出した画像をアップしてみました。
撮影した画像から月だけを620×620=38万画素で切り出して、
周辺に黒を追加して800×800にしています。
各画像をクリックして新タブ(新ウインドウ)で開いて、タブを切り替えると変化がよく分かります。












各画像を比べて月が回転していることに気付きました。
Posted at 2011/12/11 20:08:49 | コメント(2) | トラックバック(0) | 風景・四季 | 趣味
2011年12月10日 イイね!

かいきげっしょくぅ

初めて皆既月食を撮りましたよ。もちろん自宅からの撮影です。


21:46頃、600mm相当、F8 1/320秒 ISO200
この辺りまでは凄く綺麗に見えていて、このまま見続けることが出来ると思っていたら、
雲がみるみる広がって月を見ることが出来なくなりました。


22:16頃、600mm相当、F8 1/25秒 ISO200
寒いのと雲が広がっているため、部屋に待機しながら空を時々確認して、
雲が退くタイミングで撮りました。


22:28頃、600mm相当、F8 1/125秒 ISO400
かなり欠けてきました。
月食で暗くなっていくだけでなく、雲に時折邪魔されて露出が大きく変動していました。


22:46頃、600mm相当、F8 1/40秒 ISO400
ここまで欠けるとISO400でも1/40秒に・・・。


23:04頃、600mm相当、F8 1/2秒 ISO3200
影に入って暗くなりました。ISO3200まで上げたのに1/2秒です。
逆に星は綺麗に見えましたよ。


380mm相当、F8 10秒 ISO400
イメージを急遽変えて撮ってみました。露出オーバーです。


600mm相当、F8 30秒 ISO400
露出オーバーですけど、月も星も30秒でこんなに動きます。
月を追い掛けるために何回も三脚を調整しましたよ。
※月の左下に見えるのは、レンズ保護フィルターによるゴーストだと思います。
Posted at 2011/12/11 00:31:57 | コメント(4) | トラックバック(0) | 風景・四季 | 趣味

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