
家族とともに夏休みを過ごしているArthurだが、やはりこの夏は暑い!
夜もとても寝苦しい。
その日もなかなか寝付けないでウトウトしていると、ArthurのiPhoneがミッションを受信した。
(やれやれ、せっかくの夏休みなのに・・・超緊急のミッションで招集?勘弁してくれよ~)
しかし超緊急のミッションなので、出かけるしかない。
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今回の工作活動は東欧のある国。
いつもと違うのは、指揮をとるリーダーはArthurではなく、Ethanである。
(どこかで聞いたことあるような名前だなぁ)
とにかく彼の元に、Arthurを含む多数の工作員達がアジトに集まった。
『急な呼び出しにも関わらず集まってくれてありがとう。
早速だが、作戦の内容と役割分担を説明する。・・・・・・』
Ethanから作戦の内容が説明され始めた。
『・・・・・・最後に、
この作戦で私や、メンバーが捕えられ、あるいは殺されても当局、政府は一切、関知しないので、よろしく!』
(どこかで聞いたことあるようなフレーズだなぁ)
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今回、EthanからArthurに与えられた任務は、決められた時間にターゲットのサーバーの主電源を決められた時間だけ、ダウンさせることである。
優秀な工作員であるArthurには物足りないと感じたが、たまには楽勝な任務もいいだろう!
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Arthurは指示された任務をきっちりこなし、グループ全体の作戦も性交、いや成功!
ターゲットには多大な、いや、致命的な損害を負わすことができた。
Mission Accomplished!(ミッション完了)
そしてArthurは持ち場を離れ、身を隠すためのアジトへ向かった。
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Arthurは指示されたアジトについた。
そこはいかにも東欧のボロマンションの一室だった。
玄関先で、インターホンを鳴らし、ボロマンションには不似合いな工作員認証システムを起動させた。
暗証番号、パームスキャン、網膜スキャン、声紋認識を済ませた。
インターフォンが、スパイ映画のように、
『Agent Confirmed!(認識完了)』
と大きな声を出した。
(そんな大きい音をだしたら、ここはスパイが入る所だぞって教えてるようなものじゃないか!)
そんなことを考えながら、Arthurはマンションの扉を開け、中に入った。
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マンションの中には女性工作員が一人だけいた。
(写真はイメージかつArthurの妄想です。)
見るからに東欧の女性・・・・しかも美人!(喜)
『Arthur、あなたは72時間、ここで身を隠し、その後、私とともに出国よ!』
『ああ、Ethanからそう聞いている。』
『Ethan、言い忘れていたみたいだけど、
ここで身を隠すのはあなたと私だけよ』
(それって~お決まりの~、○○○しまくり~ってか?)
Arthurの下半身の体積が膨張し、下着には恥ずかしいシミを形成し始めていた。
『Arthur、どこで工作活動してたの?とても汚れているわ!まづシャワーでも浴びてきて!』
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シャワーを浴び終え、ソファーでくつろいでいると、彼女が寄りかかってきた。

(写真はイメージです。)
『自己紹介がまだだったわね。私はナターシャよ』
『Arthurだ。 よろしく』
『知ってるわ、Ethanが作戦を説明してた時から、あなたに目をつけたのよ。』
(く~っ!俺って罪な男~!!)
『女性工作員の間では、あなた有名よ。』
『そりゃ、どうも。 で、何で有名なんだ?』
ナターシャは妖艶な笑みを見せながら、Arthurの上に跨って来た。

(写真はイメージです。)
『あなたがいつも身に付けている”大型破壊兵器”よ』
そして、ナターシャとArthurは熱いKissをかわし始めた。
(72時間か~! こりぁ~スッポンドリンクの助けが必要かぁ~?)
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しばらくKissに夢中になっていたが、Arthurは何かを感じた。
(何だか彼女の体がだんだん重くなってきたぞ?)
時間が経つにつれ、それがどんどん重くなっていく。
『ナターシャ、ちょっと、僕の体から降りてくれないか?』
『ふふふっ、罠にかかったわね~Arthur』
『何っ~!』
『このまま、私の体で押しつぶされなさいっ!』
『ぎゃ~!お腹がつぶされる~!』
Arthurは彼女が自分を暗殺しに来た二重スパイだと確信し、反撃にでたが、
さすがに訓練された暗殺者だけにダメージを与えるどころか、自分の腹部が更に痛くなってきた。
彼女はArthurのことをあざ笑うかのように
『ほほほっ無駄な抵抗よ!さぁ成仏しなさいっ!』
と叫んだ。
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Arthurの抵抗も空しく、意識が遠のく・・・・でも腹部の痛みは増していく・・・・
Arthurは絶命・・・・・・
いや、目が覚めた!
気づけば、Arthurはいつもの布団の上で、びっしょりと汗をかいている。
そして腹部の激痛は・・・
Arthurは急いでトイ○に駆け込んだ。
(お食事中の方、申し訳ありません。)
(夢でよかった~)
それにしても夢の中でも工作員の仕事をしているとは・・・・仕事中毒である。
そして夢の中で女性工作員と激しいKissをするとは・・・・・・・欲求不満である。
この夏休み中、
でもするか?