

1月末の話ですが、迷って遅れるのは避けたくて、
早めに出ましたが、イタリア文化会館は見た瞬間に
すぐこれだとわかった。
建物の色があまりにも鮮やかでまさに
ザイタリな感じでしたから。
イタリアの建築雑誌「Casabella」創刊85周年を記念して、編集長フランチェスコ・ダルコ氏と伊東豊雄氏、岸和郎氏、塚本由晴氏(アトリエ・ワン)によるシンポジウムに参加しました。これからの建築の向かうべき道とは、建築のあり方など議論されました。
パネリスト:フランチェスコ・ダルコ(建築史家)、伊東豊雄(建築家)、岸和郎(建築家、京都大学大学院工学研究科教授)、塚本由晴(建築家、東京工業大学大学院准教授)の4名。
偉大な安藤忠雄は皆さんご存知だと思いますが、伊東氏も世界の第一線で活躍されてる建築士です。伊東氏は気仙沼で皆んなの家のプロジェクトをはじめ、台湾でのオペラハウスの工事での苦悩等、とても内容は面白かったです。またの機会そのプロジェクトはご紹介したいです。素晴らしい、感動的な建物です。伊東氏は70歳超えてますが、お目にかかってせいぜい50代にしか見えなかったのでびっくりです。安藤先生も含め世界第一線で活躍している人達は本当にエネルギッシュで若いです。それは建築に限ったことではないですが。
ダルコ氏も審査員を務めたこのオペラハウスにはザハ・ハディド(イラク)も選考会に残ったそうですが、伊東氏に決定で彼女から永遠と怒られたエピソードを。ザハ氏は東京の新国立競技場の設計を担当しているそうです。彼女は空港等、大型プロジェクトを多数設計していまが、性格は激しそうですね。もし新都知事が建設を中止でより安価なものを提案したら、彼女は大騒ぎで何十億の賠償金を求めてくるようなことになるかもです。
ダルコ氏の話はシスティーヌ礼拝堂や桂離宮まで及んで、ブルーノタウトがそれを見た時、普通は目で建築を認識し、あとで思い出したり思考するが、すばらしい建築の場合は目が思考すると名言。
いい建築とは、見る人を感動させる以上に、考えさせるこたが大事だということらしい。
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architechture | 日記
Posted at
2014/03/08 01:30:07