目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
2
ふたを開けて見る
結構すっきりしてる
前機種で不良が出まくりだったディスクリートのファイナルからモジュールに変更になってる
ここら辺はIC-2730と同じで懲りたんだろうなぁ
基板の固定もタッピングビスからM3ネジになってるし結構コストかけてる
RF基板表
RF基板裏
初期ロットだけど手直しの痕跡も無くかなりQC頑張ったんだと思う
…何だか見慣れた基板よりスッキリしている様な??
裏表をよく見てもVCOが見当たりません?!
いやいや…無いはずは無い…と思う
参考:シールドケースに入ったVCO
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で!
近傍ノイズをを測ってみよう
ザクッとVCOのC/Nを見たいだけだから無変調時の送信スペクトラムを見る
VHF FREQ:145.02MHz
UHF FREQ:433.02MHz
SPAN:10KHz
RBW:100Hz
上から
DR-735H (今回の被検体)
DR-635H (前機種)
IC-2730D (競合機種)
やっぱり近傍ノイズは大きいようです
シンセサイザのループフィルタ触れないんだろうなぁ
近傍C/Nが悪いと受信にも影響するんで受信感度を測ってみたいと思います
測定方法(12dB SINAD法)
*単位はdBuV 数値が低いほど良い
機種名 : VHF : UHF
DR-735 : -16.7 : -14.6
DR-635 : -16.0 : -16.1
IC-2730 : -19.5 : -18.8
スペックが-14dBuVなんで仕様は満足していますが
UHF帯は前機種に負けてますやん
ただし、手元にある固体の性能ですから全てに当てはまるとは限りません
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フロントパネルを分解してみます
まずは基板の裏側
あんまり高密度ではありません
これと言って特記事項なし
次、パネルケース
ねじボスが細い
長期間使ってるとクリープして割れそう
樹脂部全般に言える事だけどシボが細かい割に抜き勾配が大きい
もう少し攻めても良かったんじゃない?
基板表側
使ってるボリュームとエンコーダが東コス製だ・・・
嫌な予感がします
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放熱器
結構複雑な形状をしています
前機種よりヒートスプレッダに相当する部分が厚くなっている
ただ、フィン形状が悪くファンの風がほとんど当たらないのは謎
競合のIC-2730(この上にアウターケースが付く)
IC-208で懲りたのか最近のICOMはかなり熱設計に気合が入ってる
エアフローも真面目でフィンの大半に風が当たる
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上:DR-735
下:IC-2730
どっちが使いやすいだろね
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追記
DR-735にバグ発見
電源が入った状態で表示部を取り外しても、しばらく(2~3分)動作し続ける
受信はもちろんマイクを本体側に繋いでいたら送信もできる
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