現行デミオの標準装着タイヤ

この記事は、国が認定するエコカーは、本当にエコロジー!? PARTⅢ　計測燃費とタイヤの話について書いています。

　13-SKYACTIVがラインナップに加わった時、各メディアで
「標準装着タイヤにBluEarthコンセプトのタイヤを採用」
という報道がなされたと思う。

　トラックバック先の記事は、それが全てのグレードに採用
されていることを前提に書かれている部分がある。

　が、燃費スペシャルである13-SKYACTIV以外で採用する
メリットは無い（コスト高ですし）ので、多分違うと思ったの
だが、確証がなかったのでマツダに問いあせてみた。

以下、メールで頂いた回答。
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この度は、マツダオフィシャルサイトよりご質問をいただきありがとうございます。
また、デミオに関心を賜りまして、重ねて厚く御礼申し上げます。
さて、この度頂戴いたしました「デミオ標準装着タイヤ」に関するお問合わせに
つきまして下記ご案内申し上げます。

まず、「ヨコハマ BluEarth」につきましては「13-SKYACTIV」というグレードに
装着されている「１７５／６５Ｒ１４　８２Ｓ」サイズのタイヤにのみ採用いたして
おります。
その他のタイヤにつきましてはサイズごとに以下のようなメーカー／ブランド
のものが装着されております。

・１７５／６５Ｒ１４　８２Ｓ（13-SKYACTIV以外のグレード）⇒ヨコハマ/ASPEC A349
・１９５／４５Ｒ１６　８０Ｗ⇒TOYO/PROXES R31
・１８５／５５Ｒ１５　８１Ｖ⇒ TOYO/TOYO R27

以上、ご参考としていただけますと幸甚でございます。

今後とも、マツダを宜しくお願い申し上げます。
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というわけで、13-SKYACTIV以外は、純正より性能が悪いとか、
インチアップしてバネ下が重くなったりしなければ、燃費には
あまり影響がないんじゃないかな。

それにしてもマツダさん、重箱の隅のようなどうでもいい質問に
すばやく且つ丁寧な回答メール、非常に好印象です。

12/17追記

別に批判するつもりも反論するつもりも無かったんですけど
どねぇ…(´･ω･｀)

じゃあせっかくなんで。ここから、元記事の追記への反論
をしますよ（笑

元記事ではだいたい以下の感じの流れで書かれていますね。

13-SKYACTIVは「BluEarth」装着
　→転がり抵抗が「従来品」の24%減

転がり抵抗24%低減でカタログ燃費がどう変わる？
　→転がり抵抗20％減少でモード燃費3.4～4.2 ％改善
　　→間をとって、モード燃費3.8％改善と仮定
　　　→24％ならモード燃費4.5％改善

13-SKYACTIVのモード燃費30km/Lは、「BluEarth」込の数値
　→「従来品」タイヤを装着するとモード燃費4.5%悪化
　　→モード燃費30km/Lが28.7km/Lに目減り

13C-Vは「恐らく」エコタイヤを履いている
　→モード23km/L　75%減税(基準値　22.4km/L)

13C-Vに「従来品」タイヤ装着
　→モード燃費が「4.5%」悪化低減する
　　→22.0km/Lに目減り。
　　　→75%減税基準値の22.4km/Lを基準値を下回る。

こんな感じですか。さて。13-SKYも13C-Vもタイヤを「従来品」
に変えた時の計算に「4.5%」を適用していますね。これって、
「BluEarth」の数値じゃないんでしたっけ？

それはつまり、両方共「BluEarth」装着とも受け取れるよね？

って事です。どうですかね？私の頭が悪いだけ？
いや、頭悪いのは認めますけどね(´∀｀；)

さて、あとは素のＡ３４９の能力次第なんですが、これが何処
にも情報がない。性格的にエコタイヤなのは確かなんでしょ
うが、果たしてBluEarth程の性能があるのか？

ヨコハマタイヤさんに問い合わせてみますか！ｗ