前回R750ワールドカップの写真が出て来た…今回は、R750J’88の開発の為に、ヨーロッパテスト中に、ドイツからスイスアルプス越えをした時の写真…
1987年の夏だったと思う。当時、GSXR750のプロジェクトリーダー兼車体レイアウト責任者だったので、旧型との走り比べをしていた。スイスアルプス越えのルートは、全ての景色がこんな感じで、絵葉書の世界を走っている様だった。でも標高2000mから3000mのこのルート、ガードレールは無く、墓石程度の縁石が50mおき位にポツポツ置いてあるだけ。景色に見とれていたら奈落の底に…かなり恐ろしい道なのに、スイスディーラーのライダーは全開でかっとんでいた!でも、1人はスイスに一台しかないγ500(カリフォルニアと同じく排ガス規制がハンパ無いので…)で転倒!不幸中の幸いで例の縁石にクランクケースをぶつけ大破し山岳鉄道に載せチューリヒまで運んだ。修理したくてもスイス国内には設定されて無いので…帰国後に部品集めて送ってあげた。一枚の写真から本当にいろんな記憶が甦るね~
Posted at 2012/09/16 08:24:45 | |
トラックバック(0)