三杯酢もずくのブログ一覧

ざっくり、本当にざっくりとした計算でのお話。

来年1月がティーダの車検。
そして、もう1年ローンを払えばこのティーダから開放される。

‥と、いうことはだ。

1月から末月までの支払い分を次の車へのローンに組み込んでしまえば
新しい車に乗り換えることができるということだ。

借金で借金を返済する上にまた借金を重ねるなど
無茶苦茶もいいところだ。
だからどうした。

こんな車──と言ってしまうと
納車日から今の今まで（そして手放すその瞬間まで）車としての機能を
全うさせようとしているこのティーダには非常に失礼だと思う。
実際、逆の立場だったら比例極まりない。

乗り主の勝手で面倒事に巻き込まれ、その瞬間から愛想を尽かされ、
乱暴にこそ扱われないものの今までのような手入れはされず
絶えず車内で「つまらん」「遅い」「気に入らない」と罵られ
それでも乗員を守るために雨風晒されながらのこの評価。

‥だからどうした。
「そういう扱い」しかできなくなった奴にいつまでも乗り続けられるよりかは
その得意な仕様を好んでくれるであろう人に愛でてもらえるほうが
よっぽど幸せじゃなかろうか？

そもそも工業製品に意志や感情があるものか、と。
何をメンヘルこいているのか、と。

兎にも角にも、現実だけを見れば5年落ちの1.8L/6MTというこの車は
はたして一体どれだけの『価値』があるというのだろうか？

稀少と言えば稀少だけど、不人気ゆえに一代限りのモデルだったと言える。
実際、1.5L/CVTのパールホワイトやブラック等の方が中古車市場では人気がある。
つまり、下取りにせよ売却にせよ幾らかは違うわけだ。
そういう意味では、この車にはそれほど『価値』は無い。
いくら状態に気を使っていようが手入れをマメにしていようが、
中古車屋ではそんなモノは毛ほどの査定にしかならない。

ティーダをこき下ろすのはこの辺にして、
おおよその予算を組むと正味で車両価格が150万というところ。
程度が怪しい（しかし不人気ゆえに掘り出し物もある）BCNR33 GT-Rも
射程範囲内である。
1.8L/NAから2.6L/ターボへの乗り換え‥これはぐっとくるものがある。
非常に魅力的だ。家庭を持つ事も無いから気兼ねする必要もない。
なにより「スカイライン」に乗れるということが一番大きい。
──待て待て。これは妄想だ。

現実に150万を一杯まで使うのではなくて、50万を今後の整備にと考えると
もう少し下のモデルになる。
ECR33 スカイラインだったり、S15 シルビアだったり。
この辺はモロに過去の日記で出ているので割愛するが、
もしかすると本当に現実に乗り換えができるのかと思うと
それだけでワクワクしながらカーセンサーを開ける。

これこそが浪費癖野郎の愉悦。
借金万歳、浪費最高。