三杯酢もずくのブログ一覧

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オーケィ?


ボディコーティング、と言うとお手軽な所では市販の液体ワックスやら
洗車機に突っ込んだ後にスプレーを吹き付けて拭くだけの商品もある。
その一方、「そんなモンで満足できるか！」という人のために
車体のボディコーティングや磨き込みを専門に行う業者もいる。

需要があるんだから供給する。正しい理論だわな。

で、世間一般から見れば
「そんなモンにそこまで大金突っ込むの？」と思うような金額を突っ込んで、
風雨や日光に晒される前提の自動車外装にアレコレ手間暇をかける。
頭おかしいんじゃない？って思われるだろう。

いやいや。
食に興味の無い人からすれば食ったらなくなるグルメなんて狂気の沙汰だし、
ブランド品に興味が無い人からすればたかがハンカチや財布にウン万円も出すとか
馬鹿馬鹿しいにも程があるのだし、
車に興味が無い人からしたらこの「みんカラ」なんて異常集団のミサか何かだ。
個人的には歩きたばこの連中と拳銃構えたゴロツキが徘徊しているのと
全く同じにしか感じられんのよ。
あいつら放火・器物破損・障害・不法投棄の予備軍だぞ、って。

閑話休題。
ボディコーティングの業者には業者なりの研究成果や信条があり、
それを顧客の車に施工することで顧客は満足する。
コーティングの良し悪しなんてのは正直言うと顧客の感性次第なもんで、
「ガンガン撥水するのが正義」という業者に
「水玉が嫌だから疎水が好き」という顧客が施工を依頼したところで
その施工結果に顧客は満足するか？
たとえ業者が会心の出来栄えでもしないだろうな。
「え、疎水じゃねーのかよ‥この業者わかってねーな」と。

そういう意識のすれ違い・間違った評価による口コミの広がりを防ぐために
業者側も可能な限りの手段を使って自身の技術を公開・発信するのは
割と最近のお話。
俺が知る限り、自動車サービス業に携わっていた10ウン年前(2005年前後)で
自身の技能・技術・施工結果や料金・アフターケアをきちんとできていた業者って
ほとんどいなかったはずだ。
新車ディーラーに出入りしている業者ですら「いいから黙ってコレしとけ」で、
エンドユーザーに唯一接するディーラーもその受け売りそのまんまで
「コレやるとこんだけ違います、良いでしょこれ！」と
その当時でも複数あったコーティング処理の良し悪しも解らず
とりあえず出入りの業者が推しているモノを採っていた、とか。