サーモスタット&水温センサー&サーモスイッチ交換etc

慣らし中から気になっていた水温が以前より7〜8度高いという件、
気になる箇所の部品交換で解決を目指します。

まずはセンサー類を新品に。
エンジンからラジエーターに向かう出口に刺さってます。
シールテープを巻いて捻じ込みます。

サーモは純正とミヤコ、そして以前付いてた3つを加熱テスト。
1番早く開いたミヤコ製をチョイス。
バモスは交換も少々面倒ですが、
その後のエア抜きが特に面倒なので…
たとえ新品でも油断は禁物です。
複数取り寄せてテストする価値はあると思います。

クーラント全抜けは避けたかったので、
クランプで止めちゃいます。

もう1箇所はここ。

サーモのハウジングはガスケットがないので、
サーモのパッキンにうっすら液体ガスケットを塗っておきます。
軽く面研もしましたが、
やり直し＝エア抜きですからね(笑)

そしてエア抜き前にもう一仕事、
画像の箇所からもエア抜き＆注水できるような小細工を。

水温センサーアダプターに小型バルブをセットし、
タケノコを介してテスト用ガソリンタンク(モノタロウ)を接続。
ここから注水してからクランプを外し、
フロントジャッキアップ&注水カップをセットして
エア抜きスタートです。
この時点でインマニのエア抜きは完了しちゃいます。
途中何度か緩めましたがエアは出ませんでした。

ジャッキアップしたフロントのラジエーターキャップと水面が揃うようにタンクをセットし、アイドリングと空ぶかしを繰り返します。
ブンブン回した方がエアの抜けが早く感じました。
全抜きしなかったので、
ヒーターから熱風が出るのも早かったです。
何より2箇所でエアを抜いてるので、
かなり時間を短縮できたと思います。
だいたい1時間くらいでいい感じに。

エンジン直後でエア抜き出来てるので、
リアを上げてのエア抜きは省きました。

最後にバルブを閉めて、
シールテープを巻いたメクラを締め込みます。
万が一バルブが開いたらシャレになりませんので。

その後は随時ラジエーターキャップのボタンでエア抜きします。
タンクの水がほとんど減らないので、
無事に完了している事でしょう。

肝心の水温は以前よりやや高いものの
許容範囲まで下がったので、
これで良しとしましょう。
原因は最初に新品で組んだサーモの開弁温度がやや高かったのと、
恐らく以前より馬力出て熱量増えてますね。
夏場にどうなるかによって、また対策が必要かもしれません。
しかし新しいエア抜きシステムが成功したので、
冷却系メンテナンスのハードルが下がりました。