ミッション乗せ替えリベンジ

以前載せ替えたミッション、異音が徐々に大きくなり
動かなくなる前に再び別の中古ミッションを落札し、
スペシャリストの元へ発送しました。
そのタイミングでベアリングが逝ったようで、
後輩のショップに入院。
際どいタイミングでした。

内容は特にスペシャルな事はなく、
ベアリングを全て新品に交換以外は
プロにお任せしました。
シンクロも交換しています。
シール類ももちろん全て新品です。

ミッションオーバーホールの1番の難所は
ギヤを再び組み上げる時です。
アタリやクリアランスが適切でなければ
動きが渋かったり異音が出たりします。
経験とスキルが要求されるので、
整備士なら誰でも出来る訳じゃありません。

後輩のショップに直送してもらい、
すんなり乗せ替え完了です。
せっかくなのでクラッチカバーをAISINの新品に、
クラッチ板をEXEDYのウルトラファイバー クラッチディスク新品に交換。
例によって別メーカーの車種用です。
前回ノーマルに戻した際、
高回転で繋ぐと若干の滑りが出ていたので、
再び強化クラッチ板にしました。

ミッションオイルは柔らかめが良いとの事で
75w-80をチョイスしてベルハンマーを添加しました。

シフトフィールは素晴らしいの一言。
高回転でのシフトチェンジもスムーズです。
流石師匠の競技車両のミッション担当です。
ギヤを交換していないので、
慣らしは不要で丁寧なシフトをすればOKだそうです。

前回の乗せ替えが高い勉強代になりましたが、
不安なく乗れるミッションとなって満足です。