続・4WDランプが点かない
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
※昨年末からの顛末は前記事参照
正月休みも明けて5日。閉店時間直前にスバルディーラーへ駆け込むことに成功。サービスフロントの若いお兄ちゃん(ネクタイ着用)に「TV2サンバーの配線図が見たい、4WDランプが点かない、駆動の切り替えはできてる、LEDは切れてない、メーターの37番コネクタには電圧来てない...etc」と説明するも、ポカーン。今どきそんな客なんて少ないでしょうしね、若いフロントマンは早々に裏へベテランメカニックを呼びに行く判断を下した。優秀(笑)
2
同世代と思われる中年メカニックがやって来て、最小限の質疑応答。なんと!今どき配線図はシステムの画面上で見るだけだから印刷とか出来ないんだそうな。これは困ったね。
そしたら彼は記憶の引き出しを漁って「4WD検知スイッチですかね」と故障原因の推定に至る。今まで乗り継いだ歴代サンバーでは起こらなかったトラブルなので、そんなスイッチの存在すら知らなかった。
荷室のエンジンルーム上の蓋を外して、エアクリーナーボックスを10mmボルト2本と10mmナット1個を外して取外すと、その下に2極の一般的なカプラが2つあるので、そのどちらかの先にあるスイッチだそうな。1つは5速の検知スイッチだと。
とりあえずの目途が立ったので丁重に御礼を言って閉店時間を過ぎたディーラーを後にする。
常時積載の荷物(バイク)を降ろすのがメンドクサイので、この日はここまで。
3
翌日の6日。仕事を早く切り上げられたので速攻で帰り、寒空の下でバイクを降ろしてエンジンルームを開ける。
エアクリーナーボックスの中に大量の錆(マフラーが朽ちた物と思われる)を吸い込んでいて目眩がするが、前回の車検時にマフラー交換しているから見て見ぬふり(掃除はした)。
吸入口の差し込みに付いているホースバンドが錆びていて折れそうになるが、救世主 CRC 5-56 様のお力を拝借して事無きを得る。こんな時しか使わないけど 5-56 は大事だ。
4
エアクリーナーボックスを取り外すと、その下に2極カプラを2つ発見。たぶんコレのどっちか。
4WDに切り替え、両方のカプラを抜いてスイッチ側の導通を見るも、入る様子はない。
それならば、と5速に入れてみても、同様にスイッチは入らない。あれ?両方壊れてるの?それとも違うの?あたしが間違っているの?
まーどっちにしても入らないのが確定しただけでも収穫だと思うことにしよう。
5
スイッチ側が反応しないのは判ったので、ハーネス側。2極を短絡すれば4WDランプが点くはず。
1つ目のカプラを短絡した瞬間、辺りが急に明るくなり、何か重大な間違いを犯したのかと一瞬だけビビったが、リバースランプが点いただけだった。そうか、これはリバースギアの検知スイッチか。5速のスイッチだと思ってたのでちょっと驚いたよ。
それでは、ともう1つのカプラを短絡したら、無事にメーター内に4WDのランプが点灯。そーか、こっちか。どうやら、トランスファーのシフトフォークが動いた時に物理的にスイッチを押すだけみたいだね。スイッチの位置的にモンキーは入らなさそうだし、スパナで外す感じかな、19mmのクローフットレンチが欲しいかも知れない。
とりあえず体も冷え切ったので今日のところはこれまで。
スイッチを手配して後日続きをやることにしよう。
純正部品品番:32007KA121
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