YOKOHAMA ADVAN ADVAN Neova AD08 195/55R15 85V  

ADVAN Neova AD08は、
これを書いている時点でヨコハマ最高グリップのラジアルタイヤです。

サーキットでのグリップ力は全く問題ありません。
少なくともZ1☆・R1Rと同等の性能であると思います。

外側はぜんぶ繋がっているブロック形状をしており、
そのおかげか表面がヨレる感触がありません。
この点はR1Rより明らかに上に感じました。

また、サイドウォールも硬めに感じます。
しかしこれは必ずしもメリットだけではなく、
前荷重をかけてもなかなか潰れてくれずに
アンダーステアを出すことが多かったです。
このあたりは扁平率・空気圧・サスペンション・ドライバーによって
かなり違うと思いますので、正確な情報ではないかもしれません。

耐摩耗性については、ハイグリップタイヤとしては普通。
悪くはないです。

画像についてですが、
サーキット走行後のタイヤチェックで亀裂を発見したときのものです。
100Rあたりで小石に切り裂かれたかな？と想像しています。
まだ使えるという話も聞きましたが、
やはり怖いので買い替えてしまいました。
富士の100R・300Rあたりでトレッドがめくれたら死にそうですから。

性能は申し分ないのですが、それ以上に価格が高いのが欠点です。
それでも構わない、性能優先という方にはお勧めできます。
ただし、現在ダンロップZIIが発売、ブリヂストンRE11Aが発表されたので
性能の勢力図はこれから変わる可能性があります。

他のハイグリップタイヤに比べ、ロードノイズが大きいです。
これは新品時から全力で煩いです。
街乗りオンリーだけどハイグリップを履きたいという方には苦痛でしょう。

グリップ　良　+1
耐摩耗性　普　±0
価格　悪　-1
というわけで、☆3つにしておきます。
あくまで、ハイグリップタイヤとしてサーキットで使う際の点数ということに
ご留意ください。