
小松救難隊が舞台となった

「空へ―救いの翼 RESCUE WINGS―」を観てきました。
幼い頃、病気の母を搬送してくれた空自救難隊に憧れ、女性初の救難ヘリPになった主人公が、訓練や実際の救難ミッションを経て、成長していく姿を描いた作品。
原作はいわずと知れたアニメ「よみがえる空」。
主人公を女性にした点が大きく異なりますが、物語の中のエピソードは原作をアレンジしたものが多かったように思います。
さて、映画の出来は~

ファンにとっては、空自(海自も)全面協力だけあって、CGを使わない実機の迫力がたまらない作品だと思いますが、一般の方にとってはどうなんだろう?
ご存知の方のいらっしゃるでしょうが、主人公を演じた高山侑子のお父さんは新潟救難隊のMU-2墜落事故で殉職された方です。
そのことのみで彼女が主演に決まったとしたら...
スクリーンを見るに、15歳の彼女はどう贔屓目に見ても23歳の空自三尉という設定には無理があるように見えました。(演技力の点でも。)
どうしても彼女でなくっちゃというのなら、せめてあと3年待ってから制作に入ってもいいんじゃないかな?
まあ、今年は救難団創設50周年記念ってこともあったのかもしれませんね。
また、木村佳乃の三佐でU-125Aパイロットの飛行班長ってのも...これは許す!
この

、やはり主役は洋上迷彩が精悍なUH-60J。
色々な救難現場での60は、とても輝いてみえます。
また、幅がメチャ狭い漁港の岸壁に下りるシーンでは、空自ヘリパイの腕の良さを再確認させてくれました。
そうそう、冒頭のシーンでは退役間近のバートルが夜間ランディングも見せてくれます。
加えて、退役したMU-2もチョイ役で...

とりあえず、

ファンにはお勧めの作品です。
なお、気になる箇所もあったので、今週末あたりにもう一度観覧してくる予定です。
キャスティング、ストーリー等まだまだ書きたいこともあるので、2度目の観覧を終えてから、またこの

についてうpしたいと思っています。
それにしても、公開日当日の

レイトショーで観客3組6名ってのは...

早く観に行かないと、早々に上映打ち切りかも?

Posted at 2008/12/16 23:34:23 | |
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映画 | 日記