
先日のごんたの何シテルには、多くの方から励ましの言葉をいただき、本当にありがとうございました。
車は関係ない内容です。
ペットは誰だって「うちの子一番」ですし、平凡なワンコが平凡に一生を終えただけの内容ですが…
どこかに今の気持ちを残しておきたいことと、私にとってはみんカラのハンネ・アイコンになっているワンコなので、みんカラのブログ使わせていただきます。
何シテルやフォトギャラリーに時々登場させた「ごんた」
10/18 虹の橋を渡ってお空にのぼりました。
19歳に近い18歳でした。
人間に換算すると、中型犬なので100歳くらいです。
もらわれっ子で 生年月日がはっきりしないのですが、1999年の秋〜冬産まれ(多分11〜12月頃)と推定。
日本犬の雑種。
白・耳は茶色・夏毛になると背中も少し茶色。
血統書なんて もちろんありません。
ごんたとの出会いは15年前。
今の会社に入った時です。そう、ごんたは会社の番犬で3〜4歳でした。
家のワンコみたいに 私物化してますけど(笑)
昔 実家で3代日本犬を飼っていたのですが、その中の紀州系雑種の「ムク」に大きさも色もそっくりで、他人(他犬)とは思えなくて。
ネコっ…じゃなくてイヌっ可愛がり?!
世話は主に事務員さんの仕事でしたが、早く出勤して仕事前・仕事後に散歩に連れて行くのが楽しみでもありました。
家で飼っていたら、出勤して寄り道せず帰っても 11時間ひとりぼっちにさせることになるけれど、職場だから出勤の日は 仕事の合間にも相手ができるので、家犬より触れ合える時間は長いくらい。
性格は おとなしくて気の弱いタイプ。
番犬には向いていましたね。
一緒に居たコーギー(♀)(食欲の塊で気が強い)に よくごはんを横取りされてたっけ(^^;;
そのコーギーは昨年の初夏 先に天国へ。
ごんたも2〜3年前から老化が目立つようになり、白内障が徐々に進行し、ドアや支柱にぶつかったり 水路に落っこちたり。
白内障をカバーしていた聴力も低下し、番犬のお仕事は卒業、室内でまったり老後を過ごすようになっていきました。
半年前からは 歩くのも遅くなり、白内障もぐっと進行して 散歩も行けなくなりました。
身体も痩せてゴツゴツ、眼脂で眼の周りがただれて 見た目もみずぼらしい姿となり、画像をアップするにも写真うつりが良くなくて…
眼を拭くのも目薬も嫌がり 獣医さんからも「しょうがない」と言われて。
ちょうどその頃、猫の玉三郎が会社に住みついたこともあり、何シテルは玉三郎ばかりになっていますよね。
玉三郎はごんたを気にしていますが、ごんたは見えてない。
匂いにつられて玉三郎のごはんを食べてしまった時、玉三郎に猫パンチくらってました(^_^;)
ヨロヨロ歩きながらも どうにか夏を越し、涼しくなって食欲は回復していたのですが、
15日 とうとう立ち上がれなくなると同時に ドッグフードも食べなくなり、水も自力では飲めなくなりました。
シリンジで少しずつ口に含ませると 自分でゴクンと飲み込むだけ。
そんな身体でも…外犬だったせいか、ペットシート・オムツをしても、排泄の時は外へ行こうと立ち上がろうとし、室内では絶対粗相をしなかったごんた。
延命治療(点滴など)を施すと 逆に苦しみを長引かせることにもなりそうだったので、慣れ親しんだ場所でのターミナル(終末期)ケアを選びました。
16日夜勤。
仕事の合間に 水を含ませたり、抱きかかえて排泄させたり、褥瘡ができないよう姿勢を整えたり…ほとんどつきっきり?
仕事してんだかごんたの世話してんだか(^^;;
呼吸は苦しそうでもなかったので、そっと撫でると 尻尾を動かし「クフ〜」と声を出して 甘えてきました。
いつも撫でると猫が喉を鳴らすように「グフグフ」言っていたけれど、グフグフより力のないクフ〜でした。
玉三郎も ごんたの様子がいつもと違うのに気づいていたのでしょうか?
少し離れた場所からじっと見ていました。
翌朝17日仕事を終えて、18日は公休。
18日の午後 痙攣をおこし、しばらくして息をひきとったそうです。
そう、私は最期には立ち会えませんでした。
でも…痙攣で苦しんでいる姿は、辛くて見ていられなかったかも(/_<。)
ぽっかり心に穴が?
そうですね、確かに。
晩年ごんたがいつも寝ていた机の下がぽっかり空いているのと同じ。
もう居ないのにそこを見てしまう。
悲しい?辛い?
もちろん寂しいです。
でも 不思議と号泣はしませんでした。
苦しむ姿を見てなかったからなのか?覚悟はできていたからなのか?
「お疲れ様、よく頑張って生きたね」
「たくさんの思い出をありがとう」
100歳といえば大往生で、実際苦しかったのは 麻痺してからの短い時間だったはず。
徐々に衰えていく姿を見てきたし、歩けなくなった時は あと何日という覚悟は会社のみんなもしたからこそ、ターミナルを選んだわけですから。
事故や急病だったら 号泣していたかもしれません。
人間でいうと100歳、老衰での大往生、
夜勤の晩のごんたは 苦しそうでなく 安心しきった表情に見えました。
その表情が私に長生きした満足感を伝えてくれたような気がするのです。
大切な家族の一員であるペットを亡くされた方は、誰だって寂しい思いをします。
でも私の別れは 寂しいけれど、辛いというより幸せなお別れだったんじゃないかと。
出勤してタイムカード押す時には尻尾を振って出迎えてくれ、退勤の時は「またね!」のナデナデが日課で、仕事のストレスも癒してくれたごんた。
トイレ覗かれたり(^^;;
テレビCMやインスタの人気者と違って、ごく平凡な雑種のワンコでした。
芸をしておどけることもせず、人間に媚びることなく、でも飼い主には忠実な日本犬らしい性格、ちょっぴりツンデレ。
そんな平凡な どこにでもいるようなワンコだからこそ、みんカラでも皆さんに親しまれて 和みのイイねを頂いていたのですね。
本当にありがとうございました。
ごんたが幸せだったなら 私も幸せです。
今頃 天国でも、コーギーのエールにごはんを横取りされているかもしれません。(^_^;)
ゆっくり休んでね。
実はこのブログ、下書きのまま 投稿しようかしないか決められずにいました。
長文失礼しましたm(__)m