
今回のブログは
前回①の続きになります。(゚-゚)
トミーカイラZZで
お山を走行している最中…
路面の段差を乗り越えた衝撃で
ラジエーターファンの羽が
ラジエーターに接触してしまい
ファンの羽が折れて
ラジエーターも破損した事が判明したので
(ーー;)
単純に考えれば?
ラジエーターファンの羽を交換して
ラジエーター本体を修理すれば
また、通常通り走行できるはずです。 (;^_^A
なので、ラジエーターを外さない事には
修理も何もできないのですけど…
でも、ZZのラジエーターを
どうやったら、取り外せるのか?
ほとんど情報がありません。┐( ̄ヘ ̄)┌
しかし、ZZの構造は
ご覧のようにラジコンカーと同じで?
FRP製のボディカウルが
丸ごとフレーム側に、かぶせているだけなので
このボディカウル全体を外す事ができれば
ラジエーターを取り外す事も
簡単なんでしょうが (・_・?)
現実的にはボディカウルを外すには
かなり、大掛かりな作業になり
素人の僕では、とても無理です。(*_*)
※
トミーカイラZZ 分解で検索すると
ZZがバラバラになった模様が見れます。
ヒソヒソ(  ̄∀(・。・;) ナニナニ?
そこで
ご迷惑は、重々承知の上で (o_ _)ノ彡
ZZをメンテしている業者さんに
ラジエーターの取り外し方をお聞きしたところ
下記に記載した
①~③の取り外し方法を教え頂きました。
m(__)m
しかし、どれもこれも
作業面やその他で、いろいろ大変そうです。
(´~`;)
まず…
【取り外し方法①】は
ご覧のように、リアタイヤ側前方の
インナーハウスをカットする方法です。↓
m(._.)m
インナーハウスをカットすると…
こちらのエンジンルーム側から見れば
一目瞭然だと、思いますけど↓
前方にあるラジエーターを
カットした方へ引き抜く事ができます。
しかし
カットした部分を、元に戻す事を考ると
補強面で、素人には厄介な作業かも?(´Д`)
【取り外し方法②】
ラジエーターの底側に回り込んでいる
ボディ部分(FRP)を、一部カットして
ラジエーターを下側に落とし込む方法です↓
m(._.)m
こちらも
ボディ(FRP)をカットする方法ですが (>_<)
①の方法より
カットした部分が車体の底側なので
通常は、目に見える場所ではありません。
しかし
ラジエーターの底側を切り取っても
すんなり、ラジエーターが下側に下がるのか?
若干、不安があります。(^_^;)
【取り外し方法③】
この方法は、かなり大掛かりな作業です。
まず、ボディカウルが
丸ごとフレームに繋がっているので
そのボディカウルと繋がる
リア側部分のボルトを全て外します。
( ; ゜Д゜)

【CAR GRAPHIC(二玄社)No.406より】
そして、メインフレームから
リアサブフレームを切り離し

【オートジャンブル(立風書房)vol.16より】
リアサブフレームだけ、下に落とし込み
ラジエーターを取り外す方法です。( ゜o゜)
もちろん
リアサブフレームを下に落とし込むには
ミッションのシフトロッドと
燃料ラインや冷却水パイプ
それに電気配線系も取り外す事になり…
とても大変な作業になります。(*_*;
しかし
この方法はボディカウルをカットしないので
ラジエーター修理が終わった後でも
きちんとボディを元通りに戻す事ができます。
でも、この③の方法は
僕一人では、無理な作業なので
必然的に、①か②の作業方法になり
どうしてもZZのボディをカットして
ラジエーターを取り出すしかありません。
(´~`;)
でも、その
「ZZのボディをカットする…」と言う事は
貴重なZZのボディ(FRP)を
ノコギリで、ギコギコと切る事を意味します。
(´д`|||)
正直言って
ZZのボディをノコギリで切るなんて
絶対にやりたくありません!!(ー_ー;)
と、言うのも・・・
2~3年前に
ラジエーターファンの作動不良を修理した時
ご覧の画像ように
ラジエーター回りを取り外したのですが…
この状態から、
ラジエーターを取り外す
シミュレーションしてみると ( -_・)?
ラジエーターのユニット全体から
ファンモーターが取り付けてある
黒い枠のプラ部品(シュラウド)だけを
なんとかして、先に抜き取る事ができれば?
ラジエーター本体を取り外せる空間ができて
ボディをカットしなくても大丈夫かも??
そんな、秘策を浮かべていたので…
( ̄ー ̄)ニヤリ
ボディをカットする事は考えず
ラジエーターを取り外す前に
邪魔になる部品を、いろいろ外しました。
そして
あれやこれや作業をしてみるも…
どうしても
ラジエーターを取り外す事ができず!
やっぱりボディの一部をカットしなければ
絶対に取り外せない事が解りました。
(´;ω;`)
ZZの貴重なボディをカットしなければ
ラジエーターが取り外す事が出来ない…
そんな現実が分かっても
どうしても!自分自身で修理がしたいので
ラジエーターの底側をカットする②の方法で
作業する事に決めました。 (-_-;)
もちろん
カットする部分を最小限にする為に
干渉する部分を正確に何度も計り
ご覧の画像のように↓
カットする位置を、慎重に決めました。 (゚_゚
まず、ラジエーターを下側に抜き取るには
画像に示した
メインフレームにボルト止めの部分が
どうしても、ボディ側に干渉しているので
この部分を、邪魔にならないようカットすれば
ラジエーターが下側に取り外せるはずです?
( ̄~ ̄)
最初は、ノコギリでギコギコ切断するのに
とても、躊躇い(ためらい)がありましたが
カットしないと、先に進まないので
仕方がなく、ギコギコ…と
ノコギリで切って行きます。(。>д<)
しかし、他にも干渉している部分があるので?
全くラジエーターは下がりません!
なので
もう少しだけカットしたら??( ; ゜Д゜)
今度こそ
ラジエーターが下がり、取り外せると思い…
再び、ノコギリでギコギコ…カットします。
(;゜゜)
でも、ラジエーターが入っている空間は狭く
予想以上に、いろんな場所で干渉していて
どうしても
ラジエーターは下に抜き取る事ができません!
(T_T)
でも、絶対に諦める事はできませんから!
メチャクチャ四苦八苦しながら
次第にカットする回数も多くなり(;゜゜)
で、結局
ここまで↓ノコギリでギコギコ…切って
(◎o◯;)
ようやく
ラジエーターを取り外す事ができました。
(×_×;)
と、言うより「引きずり降ろしました。」
の言い方のほうが正確かも? (ーー;)
ちなみに、こちらは↓
カットしてない左側の底側との比較画像です。
そして
こちらは、とても苦労して取り外した
ラジエーターとシュラウドの本体画像
ラジエーターには、メインフレーム側に
上下2箇所ボルト止めする部分があり↓
ラジエーターを取り出す時
その下側のボルト止め部分が
サブフレームと干渉するので↓
単純にボディ部分をカットしても
ラジエーターを取り出す事は出来ません。
最終的には、ご覧のように↓
ボルト止め部分をドライバーでこじり
ラジエーターを引っ張って引き下げました。
(;^_^A
なので
取り外す時、かなり変形しましたけど
元の位置に戻す事を考えて
ご覧のように、ハンマーで叩いて修正し
サブフレームと干渉する部分を削ります。(゚-゚)
それ以外に
シュラウドもサブフレームと干渉しており
ボディ側の干渉した位置がこちらです↓
干渉しないよう
ラジエーターの位置をズラしても
赤色の星印の場所でラジエーターが当たり
予想外に
ラジエーターを取り出すのが大変でした。
(*_*)
もちろん、シュラウド側も
ご覧の部分をヤスリで削っています。↓
作業する前は
ラジエーターの取り付けボルトを外し
ボディの下側をカットすれば
簡単にラジエーターが下側に取り外せる…
単純に、そんな予測をしていましたけど
予測していた以上に、ボディ側に
ラジエーターとシュラウドが干渉していたので
結果的に、今まで経験した作業の中では
一番苦労した内容になりました。( ̄▽ ̄;)
今回の作業を報告するに辺り
ギコギコ切った部分の画像を掲載するのは
正直言って、めちゃくちゃ迷いました。 (゚_゚
でも…
ZZは古い車なので
ラジエーターのクーラント漏れ等の故障は
もしかすると、今後多くなるかもしれません?
生産台数が少ないZZの車両ですから
トラブルに関する情報が、ほとんどないので
(゜.゜)
そんな時、少しでも参考になるかもしれない?
・・・と、思いまして
僕なりに、いろいろ悩みましたが
今回、ブログに記載した次第です。m(__)m
次回は?
ラジエーターの取り付け作業に関する事を
いつかまた?ブログに掲載する予定です。
では、では… (V^-°)
Posted at 2017/11/11 11:58:32 |
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