工部尚書もモデラーだった？！

　
　え～っと、そろそろ変装解除の時間なので、「工部尚書」の種明かししておきます。

この写真の人、銀河英雄伝説に出てくる人物で、「ブルーノ・フォン・シルヴァーベルヒ」と言います。皇帝ラインハルトにその才能を見出され、若干33歳で工部尚書(日本の大臣で言うと、国土交通大臣に相当)に抜擢されます。劇中では、首都遷都の直後だったので、首都の都市整備(ﾙｰｳﾞｪﾝﾌﾞﾙﾝ)が進行中でした。

　で、都市整備事業を推進していた時、工部尚書の部屋にあったのが、写真のルーヴェンブルンの都市模型でした。

　顔写真はその都市模型を見ながら悦に入ってるカットです。

しかし、銀河を股にかける大帝国の建築大臣が、自分の執務室に泊まりこんで都市のモックアップ(模型)を直接作りながら考察していようとは…。　(^^;A

　未来も今も、都市模型を作ってイメージを作ると言う手法の共通点には、人類は宇宙時代になっても、あまり「ものを考える方法」が変わらないと安心しましたが、いくら才能が有るとは言え、シルヴァーベルヒさん、あんた相当の模型好きですな…。しかも、相当な腕前です。
もしかして、かつてはモデラーだったとか…。　(^^;A

　実は、この写真を選んだのは、ここ最近のオイラの模型三昧に引っ掛けていたりもします。オイラもシルヴァーベルヒさんのようなテクニックを身につけたいです。　(^^;A

　そして、この人、作品中ですごい野心を語っています。「やがては帝国宰相くらい頂かないとな…。」とか、「これからはテクノクラーク(技術官僚)の時代だ！」など、明言して憚らないエピソードも残っています。

　さて、そろそろ変身解除の準備開始です。

　早く「フォンケル」に戻らないと…。　(;^^)b