同盟最期の時

銀英DVD計画、１８巻に続いて19巻も一気に見てます。
　自由惑星同盟最後の宇宙艦隊戦です。敬愛してやまない同盟軍宇宙艦隊司令長官ビュコック元帥の壮絶な最期が見れます。

　圧勝した帝国軍が降伏勧告を送るもビュコック元帥は、皇帝に対しこう言い、最期の時を迎えます。

「わしはよい友人が欲しいし、誰かにとってもよい友人でありたいと思う。だが、よい主君もよい臣下も持ちたいとは思わない。だからこそ、あなたとわしは同じ旗をあおぐことはできなかったのだ。ご好意には感謝するが、いまさらあなたにこの老体は必要あるまい・・・民主主義に乾杯」

　もう、カッコ良過ぎます！涙モノでした。

　このあと自由惑星同盟を完全併呑し、ヤン一党の掃討へ向かいますが、その結果やいかに。

　ディスクの模様はムライ中将です。彼は重要人物なのになぜかファーストネーム不祥だったりします。やはり、「困ったものだ」の発言に代表されるように、「嫌われ者」や「風紀委員」といった、感触が強いせいでしょうか？…あ、パンダのキルヒアイス君も逃げています。

キル「やべ～！あいつが来るとピクニックが研修に成るぞ～！」
ムライ「…困ったものだ…」

　やはり、第１印象って怖いですね。

　タイトルは「マルアデッタ星域の会戦」
収録は

第71話　マルアデッタ星域の会戦(前編)
第72話　マルアデッタ星域の会戦(後編)
第73話　冬バラ園の勅令
第74話　前途遼遠

です。