アイドリング不調との戦い
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
ボクスターは買った当初から問題がたくさんありました。
ブレーキが効かない。
当初は、ポルシェのブレーキはこんなものなのか? ワゴンRの方がよく止まるぞ、という状況でした。
どうやらブレーキラインに空気が入っていたようです。オイルも古かったので交換しました。おかげでブレーキはすっかり効くようになったのですが、これによりブレーキを掛けるのが楽し過ぎるあまり、ブレーキフェチという奇怪な性癖を発症してしまいました。
冷却水漏れ。
冷却水の点検をしたところ、LOWのラインを完全に越えていました。
補充をしたのですが、しばらくするとまた空になるので、ホルツの冷却水漏れ止め剤を入れてみました。
すると漏れはピタッととまりましたとさ。
アイドリング不調。
なんといっても最大の敵でした。
アイドリング状態でボンぼんボンぼん言うのでかなりストレスでした。
まえのオーナーさんが安くで手放した理由が分かる気がします。
エンジンオイルを換えてみたのですが効果無。
そこでボクなりに考えてきっとエンジンが汚いのだろうという結論に行きつきまして、どうにかしてエンジン内を綺麗にしてやろうと考えました。
先ず、オーバーホールしたパーツを洗う時に使う洗浄剤。
しかしこれを入れるのはまずいそうなので却下。
次にアセトンやトルエンのような溶剤。
これらはシリンダーのゴムパッキンを劣化させる恐れがあるので却下。
最後行き着いたのは「灯油」でした。
ガソリンでもいいのでしょうが、揮発性が高すぎる点や抜き出しが手間など問題がありますし、灯油が一番手頃だったので灯油にしました。
カー用品店で「エンジン洗浄剤」と銘打たれた商品が200mlで1000円くらいの値段で売られていたのですが、中身は「危険物4類第二石油類」とあったので、これはボロい商売だと思いました。つまり、灯油か軽油をL/5000円で売っているわけです。
エンジンを洗浄する方法に安いエンジンオイルを入れて、しばらく走って抜くという方法もありました。
なのでボクは、激安エンジンオイル半分、灯油半分のオリジナル超強力洗浄オイルを作成しました。
中はしゃびしゃびなので回転は3000以下を厳守しながら300キロくらい走りました。
走っていると抵抗が少ないからかエンジンが物凄く滑らかでついついアクセルを開けてしまいそうになり我慢する場面もありました。
それより軽に煽られた時の方がやばかったワ(ワラ)
そして、その洗浄オイルがみるみる汚くなるので、もうどおせなら完璧に隅々までピカピカにしてやろうとそれを抜いても一度新品オリジナルオイルを入れて、汚れが無くなるまで走りました。
そんな苦労を経て、オイルを入れなおしてみると……見事静かなアイドリングになりました。
その後はエンジンはしずかちゃんです。
こうして、アイドリング不調との長きにわたる戦いは終わったのでした。
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