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2009年10月11日 イイね!

あえて人に薦めないお気に入り映画12: トーマス・クラウン・アフェアー(1999年)

あえて人に薦めないお気に入り映画12: トーマス・クラウン・アフェアー(1999年)原題: THE THOMAS CROWN AFFAIR
詳しいレビューはこちらです。

 マグリット美術館で、ルネ・マグリットの絵が白昼堂々盗まれたニュース

 9月下旬のある日、このニュースを知って『ああ、まるで"トーマス・クラウン・アフェアー"みたいだナ』と思った。そしてその日に、村上春樹の『1Q84』を読んでいたら、"華麗なる賭け"の(フェイ・ダナウェイについての)記述があり、ちょっとビックリ。偶然ねぇ(微笑)。

 "トーマス・クラウン・アフェアー"は、"華麗なる賭け"のリメイク版です。"華麗なる賭け"でトーマス・クラウンを演じたのはスティーブ・マックイーン。元は銀行強盗の話なのだけど、リメイク版では絵画泥棒の話なんだよね。ニューヨークのメトロポリタン美術館が舞台でね。わたしゃ行ったこと無いけどw

 大富豪の主人公が、趣味で強盗(リメイク版では絵画泥棒)をするって話。

 リメイク版では印象派がターゲットになるのだけど、ルネ・マグリットの絵も重要な意味を持つので、「ルネ・マグリット盗難ニュース」と「1Q84」と「華麗なる賭け(主にフェイ・ダナウェイ)」と「トーマス・クラウン・アフェアー」とでニヤリとした次第。

 フェイ・ダナウェイは、『華麗なる賭け』でスティーブ・マックイーンの相手役となる保険会社調査員・キャサリンを演じているのだけど、リメイク版では、ピアース・ブロスナンの精神分析医として登場しています。
 彼女が主人公トーマス・クラウンの心を動きを診察を通して語るんだよね。勿論彼女の出演は、元ネタへのオマージュでもあるのだけど。
 彼女の起用は蛇足なんじゃないかという人もいるみたいだけど、私はこの面談シーンが好きです。主人公の心理をフェイ・ダナウェイの台詞を通じて丁寧に説明してくれるから見ている方も解り易いしね。
 勿論彼女は、歳を取ってすっかりオバチャンになっていて、お医者さんという役だから、衣装もヘアスタイルも堅いイメージなんだけど、"華麗なる賭け"で見せたような悪戯っぽいキュートな部分はそのままなんだよねー。

 実は私、"華麗なる賭け"、途中で寝ちゃって、最後まで見てないんだけど(核爆 偉そうに書いててゴメンネー

 トーマス・クラウンは若くして成功を成し遂げた大富豪という設定で、保険調査員のキャサリンはお色気作戦も仕事の一部の一匹狼。この二人が恋に落ちるのだけど、セリーヌの衣装やブルガリのゴージャスなジュエリーがタイアップとあって、スタイリッシュでお洒落で、見る人によってはありきたりな金持ち恋愛映画と映るかもしれないけど、私は結構好きだったりします。窃盗のトリックが痛快だし、テンポもまずまずだし、ピアノの音楽も良い。(原曲はスティーブ・ライヒかな?)
 気に入らないのは、ラストシーンが若干ありきたりな印象を受けたくらい。

 この二人の持つ恋人観の一つに"退屈な人は絶対駄目"ってのがあります。庶民にはありえない"ゴージャスおデート"につい目が奪われがちですが、退屈を退治するものは金銭だけじゃないってことなんだよね。ま、そもそも主人公が大富豪のクセに泥棒遊びをしているのは、要するにそういう事なんだけども。(サラっと書いたけど、ココって自分的に重要なところだと思うよ。)

 リメイク版・保険調査員はレネ・ルッソが演じています。
 彼女、この撮影当時は45歳くらいかな。私が感心したのは、そのナチュラルさ。とは言っても女優さんなので、もしかしたら何らかの"お直し"はしているかもしれないけど、ハリウッドメイクをもってしても、ほうれい線(小鼻の両脇から唇の両端に伸びる二本の線・皺)クッキリだし、笑えばそれなりの皺が見えちゃっててね。今じゃ、不自然なボトックス肌(シワ取り注射)の質感が当たり前みたいになっちゃってるから、凄く新鮮でした。豊胸手術もしていなくてね。
 彼女は、元モデルさんだから資質は当然良いのだけど、それでも凄く絞ってんだなーと、タンクトップのシーンで見えた肩甲骨周辺の筋肉にホレボレ。しかし決してスジスジじゃない。
 地球の重力に対抗するには、やっぱ筋肉なんだなぁ。と。w(とどのつまり、言いたいことはコレだ。)

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Posted at 2009/10/11 20:40:34 | コメント(6) | トラックバック(0) | あえて人に薦めないお気に入り映画 | 音楽/映画/テレビ
2007年07月28日 イイね!

あえて人に薦めないお気に入り映画11: THE ITALIAN JOB ミニミニ大作戦 (2003年)

先日のブログの続き・・・・ナノカ?(汗
このシーンが無かったら、このDVDは買ってなかったと思われ。


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走る旧ミニ。ステラ(シャーリーズ・セロン)の愛車という設定。


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前後をアメリカンな車に挟まれるミニw


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長身です。


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夜会巻きのブロンド、パンツスーツ、旧ミニ。


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かっこいいなー。



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Posted at 2007/07/28 15:40:10 | コメント(7) | トラックバック(0) | あえて人に薦めないお気に入り映画 | 音楽/映画/テレビ
2006年06月06日 イイね!

あえて人に薦めないお気に入り映画10: ロスト・イン・トランスレーション

あえて人に薦めないお気に入り映画10: ロスト・イン・トランスレーション原題: Lost In Tranlation
詳しいレビューはこちらです。


 第76回アカデミー賞脚本賞を受賞した記憶も新しい、ソフィア・コッポラ監督の作品です。
 舞台は東京の新宿。


 これ、少なくとも私の主人にはウケてなかったな(爆

 私は好きなんですけどね。
 主人が面白く感じなかった理由では無いし、私はそうは感じませんでしたが、日本人をバカにしているように感じちゃう人もいるみたいです。
 異文化の中(この場合東京)の『ガイジン』のお話で、人の孤独感とか疎外感とかが描かれているんですけど、理解できる人と出来ない人がいるかもしれませんね。

 外国の異文化での生活を経験した人でも、イマイチ理解できないタイプの人もいるだろうし。どうだろう?

 私は、中途半端な期間を海外で過ごした経験があるのと、イカニモな関西人と結婚して関西に来ちゃった純血関東人だから、こういうの、すごくよく解ります。
 実際、最初は西の言葉がよく聞き取れないことも多かったw


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Posted at 2006/06/06 17:27:27 | コメント(6) | トラックバック(0) | あえて人に薦めないお気に入り映画 | 音楽/映画/テレビ
2005年12月04日 イイね!

あえて人に薦めないお気に入り映画9: 猫が行方不明

あえて人に薦めないお気に入り映画9: 猫が行方不明原題: Chacun Cherche Son Chat
詳しいレビューはこちらです。


 私の青春時代とか言うのも、なんか変な感じですけど、そんなお年頃の映画と言えばコレです。(私にとっては・・)

 主人公が、ちょうどこれを観た当時の私と同年代の女の子。
 パリの下町に住んでいて、メイクアップアーティスト(のアシスタント)という一見華やかに思える設定なんです。
 でも、その日常は恐ろしく地味。しかも、彼女はオシャレに興味が無いし。
 『居なくなった自分の猫を探す』という主人公の行動を軸に、地味に人間関係が展開していくんです。

 余暇やお金なんて無い主人公だから、移動は徒歩中心です。(ま、街の中ですしね。)

 この映画を観たスグ後に、私は欧州を旅行(パリ含)したので、とても印象に残っています。
 冷たくてちょっとイジワルな印象をフランス人に持つ友人も多いのですが、観光客慣れしていなさそうな地域に突撃すると、この映画に出てくるようなお節介焼きのオバチャンも居るかも知れませんね。。。

 『Je voudrais ○○』=『Can I have ○○』だYO!(・∀・)!
 と友人が言うので、
 『Je voudrais Télécarte』(テレホンカードください)
 と店で言ってみたら、フッツ~~~に『はァ?』って返されました(最終的にはちゃんと買えましたヨ。。)

 私は、この映画の主人公の猫の名前『グリグリ』(灰色という意)の発音をすることができません。
 原題の『Chacun Cherche Son Chat』も何度やっても同じ。

 あ、チナミに、当時の私は第二外国語として、落第寸前のドイツ語を履修してましたw
Posted at 2005/12/04 12:39:43 | コメント(2) | トラックバック(0) | あえて人に薦めないお気に入り映画 | 音楽/映画/テレビ
2005年11月18日 イイね!

あえて人に薦めないお気に入り映画8: ワンダーランド駅で

あえて人に薦めないお気に入り映画8: ワンダーランド駅でみなさんおはようございます。
ちょっとブログ更新に間があいております。

私も毎日してます、、変な健康器具

さて、ブログ更新予定としては、
『あえて人に薦めない映画その8』でございます。

ちょっと待っててね、でございます。(たぶん今夜)
あ、でもオススメじゃないから
待っててもらっても・・・・・w

ではでは(^^
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 大変遅くなりましたが、本題デス。

 原題: NEXT STOP, WONDERLAND

 詳しいレビューはこちらです。

 テーマの一つが「すれ違い」なので、ものすごーくヤキモキするんですよ。出会えそうで、出会えない。偶然なのか、必然なのか~・・・
 あぁッ、もうッ!という感じです。

 主人公のエリンは、お話の冒頭から同棲してた彼氏に振られてしまう29歳の看護婦。(設定としては、ハーバード大の医学部を中退してしまったので、看護婦をしているらしい。原因は父親の死。)

 よくありがちな、リアリティのある設定に対して、有り得ない展開で観客を笑わす映画じゃないです。
 極めてリアル。(だと思います。)だから、地味。よって、退屈w

 主人公に共感できなければ最悪作品。

 「私は」すごく共感しました。(映画とかTVの恋愛ドラマに共感する確率って低いんですけど。。)
 
 つい深読みをしてしまって、はしゃいだりしない根暗な29歳の主人公が良い。(しかし、突然ラテン男と恋に落ちたりスル・・・汗)

 えー、ココまで読んでくれた方、ほんとスイマセン、、(汗
 特にオチは用意してなかったんですけど、、、音楽はボサノバで心地良いです。ていうか、私は、今日、サントラ盤をアマゾンで注文してしまいました。(突然思い出したから・・・)


 最後に、ちょっと大袈裟な作品紹介はこちら。


※2006年12月19日追記※
覚えている台詞(微妙に違っていたらゴメンナサイ)

『女は自由に男を選べる。ただし、イイ男は少ない。』


『It does not mean HOW you meet your Mr.Right or Ms. Right.
I'll tell you the real mystery ... the real mystery is
what keeps two people together AFTER they meet.』
(エリンのゲイの同僚=看護士の台詞。彼の"素敵な彼"とのナレソメ話の流れで・・)
Posted at 2005/11/18 09:43:49 | コメント(5) | トラックバック(0) | あえて人に薦めないお気に入り映画 | 音楽/映画/テレビ

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「(´ω`)あったかくなったら、黄色のナローを運転するんだ。。」
何シテル?   04/01 23:42
生まれも育ちも関東です。 長いペーパードライバー期間を経て、ロドオーナーに。 通勤の足、ドライブの友として活躍中です。 デジカメは、RICOH GR ...
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