自作LEDテール

図のホットナイフをホームセンターにて購入。値段はおよそ１０００円くらいの物です。

純正テールランプユニットを両方合わせて４０００円くらいで落札し、ホットナイフで図の部分（テールとストップ）をガシガシと切り込んでいきました。

バックランプの部分は、後ろの面を切り込むと、レンズが透明のため、見栄えが悪くなるのを考慮して、ユニットの下面から切り込んでいきました。

使用したLEDは、秋月電子にて購入。

赤LED 5mm 15°20mA-2.0V 14000mcd （１０コ入り　１１０円）
白LED 5mm 15°20mA-3.4V 7000mcd （　５コ入り　１００円）

抵抗は、390Ω、3kΩ、300Ω

一般整流用ダイオード　フェアチャイルド製　1N4007
逆耐電圧1000V 順方向電流1A　電圧ドロップ1.1V

こちらが丸テール部分の回路図です。
これを４回路作り、基盤上に円を作るように配置します。

(14.4V-8V) / 3kΩ = 2.13mA

定格20mA-14000mcdなので、1/10程度です。
ノーマルバルブと実際に目で比較して、まぁ大差ないだろうと、判断してこの値に設定しました。

実際の完成品がこちらです。

こちらが、バックランプの回路図です。
実際の完成品は、撮影し忘れてしまった為、写真は載せられません。
実際には、この回路を１２回路並列させて作成しました。

(14.4V-10.2V) / 300Ω = 14mA

定格20mA-7000mcdなので、まだまだ明るくできるのですが、これ以上明るくすると車検に通すのが厳しいかな…？
と、思い明るさを控えめに設定しました。

（が、しかし実際に完成してから、日常でバックをしてみると、バルブに比べ光温度が白くなった事、LEDで直行性が高くなった事もあり、かなり後ろが見づらくなってしまいました。今では、もうちょっと明るくしておけばよかったと、後悔しています。）

こちらが、四角テールの回路図です。
この部分は、テールとストップのダブル灯になっています。

実際には、この回路を８回路並列させて作成しました。

ストップ時
(14.4V-8V) / 390Ω = 16.4mA

テール時
(14.4V-8V) / (390Ω+3kΩ) = 1.89mA

です。こちらもノーマルバルブと実際に目で比較して、まぁ大差ないだろうと、判断してこの値に設定しました。

ストップの入力側に接続されている一般整流用ダイオードは、テール点灯時に、

テール入力　→　ストップ入力

へと、電流が逆流するのを防ぐ為です。
最初、このダイオード無しで点灯試験を行ったところ、ストップランプは点灯したのですが、テールランプが点灯しませんでした。

どうやら、原因は抵抗値が、

LED + 抵抗　＞　ストップ入力

で、あった為に、ストップ入力へと電流が逆流していたようです。このダイオードは、回路１つ１つに組み込む必要は無く、全体の回路（今回で言えば、８回路）で一つで充分です。
また、1N4007を使用しましたが、おそらく1N4148あたりでも大丈夫だと思います。要は、一般的なダイオードであれば何でもいいです。





これらの作成した基盤を、１００均に行って、アクリルのＬ字型を買ってきて、ポリプロピレン用両面テープにて装着し、最初に切り取ったユニットの切り込み部分をもう１度フタし、隙間をセメダインにて封印して完成です。



一応、簡単に説明しましたが、
質問がありましたら、どしどしメッセージ下さい。
質問次第で、不明な点をより詳しく更新していくつもりでおります。