こんにちは。お久しぶりです。
BMWの新ブランドiシリーズから、四月に発表される電気自動車i3を
発表に先立ちまして試乗させていただきました。
現在リーフとプリウスPHVに乗っております私としましては興味津々ということで行ってまいりましたのでレポートさせていただきます。
i3に関しましては正式発表が4月ということで、もれなく消費税8パーセントだそうです。価格は499万円になります。
5月納車分まで補助金は45万円だそうです。その後は未定。
少ないですよね。私がプリウスPHV買った時と同額です。
レンジエクステンダー付だと価格が546万円なんですが、
補助金が75万円出るそうです。意味わかりませんね。
エコカー補助金も重い車の方が有利ってふざけてるって思っていましたが、ガソリン電動機付の方が30万円も多く補助しますって、もはや補助金に正当性は全くないように思います。
因みに本国ドイツではエクステンダー無の方が、ずっと売れてるんだそうです。
なので多くの試乗車がエクステンダー無とのことで、私が試乗する車もエクステンダー無です。
どうもドイツ本社は日本でもエクステンダー無の方がたくさん売れると思っていたらしいです。
日本がこんなアホな補助金設定すると思わなかったんでしょうね。
さて、エクステリアはこんな感じです。カラーはアイオニックシルバーだそうです。
iシリーズはすべて専用色なので新色ですね。
試乗車はLEDヘッドランプですが、標準はハロゲンです><LEDはオプションで10万3ゼンえ~ん。
ヨーロッパではハロゲンが主流だからだそうです。そこは変えていこうよとはならないんですね。
ちょっと面白いのが普通充電の充電口の位置です。
なんとボンネットの中にあります。
急速充電の充電口は普通に運転手の右後ろにあるのですが、同じ位置じゃマズイのかな?
それと、充電中だとか、充電量とかは表示されないのかな?表示ランプとかはなかった気がします。
ドアは観音開きです。まあ、コンパクトにしたかったんでしょうね。
ボディはカーボンモノコックなのですが、結構カーボン丸見えになっています。
カーボンの上にウレタン塗装でもしてくれるといいんですけどね。
インテリアは賛否両論だと思います。私はスタイリッシュで嫌いな感じじゃないですが、
「安っぽい、薄っぺらい、落ち着かない、車っぽくない」などの、500万円する車の感じじゃないとの批判がありそうです。
最も気になる航続可能距離は、ECOモードで200kmだそうです。
基準は不明とのことですが・・・。
バッテリー容量は21.8kWhだそうで、リーフの24kWhとほぼ同格だと思います。
メーターの下部にバッテリー容量が表示されています。
一応4セグメントですが、リーフみたいに突然1セグメント減るという方式ではなく、
温度計みたいに徐々に減っていく方式で減り具合がわかるのは大変ありがたいですね。
試乗した時は、24.2km走行して、残り88km走行可能という表示ですが、
4セグメント中、1セグメントをほぼ使い切っているので、実用上約100kmが航続可能距離だと思います。
試乗して感じたとこは、まずクリープしないことです。
これは意外と不便です。特に渋滞とか車庫入れとかね。
また、回生ブレーキがメチャメチャ効きます。
アクセルを離すとメーターが回生側に振り切れます。
プリウスのBレンジより強いと感じました。
これはドライバーが分量を設定できるようにした方がよいと思います。
プリウスPHVのBレンジは本当に重宝します。
さらに電費の表示がないです。
設定をいじれば出せるのかもしれないですが、担当者もよくわからないそうです。
それと、BMWのディーラーには普通充電はあるものの、急速充電器は今後も設置しないそうです。
公共のものを使ってほしいとのことでした。
現時点でもi3は未知数だと思います。リーフやプリウスPHVのように今後ユーザーの要望などから様々な仕様変更が行われるものと思われます。
このディーラーでは既に1台受注しているそうで、年内に50台販売する目標なんだそうです。
因みにi8も1台受注しているそうです。i8は2000万円です。夏に発売予定。
興味本位ならいいんですが、期待はしない方がいいと思いますけどね。
今度、エクステンダー付の試乗車が入ったらまた試乗させていただく予定です。
購入を検討されている方は、実際にそれを見てから決めた方がよさそうですよ。
まあ、ピュアEVは絶対やめた方がいいのは間違いないですけどね。