2lewのブログ一覧

２０１１年７月８日～９日に行ったボランティア

０泊２日の強行スケジュールです。

活動場所は仙台市　海岸から1.5ｋｍの距離でした。

ＴＶとは違い、生の被害地区はひどく、驚きと
４カ月たっているのに　そのままだったことに
政府機関への　腹立ちも・・。





長靴を履いているグループは
自転車で海岸へ。

悪臭と　炎天下の中で　日影が無く　大変だったようです。





活動場所は、住居者が依頼した一画を片づけるということで、
地図を見ながら、依頼場所へ向かいました。

何でもかんでも　片づければ良いのかと思ったら。

木や鉄やガラスの分別をしなければならなく
集積所へやたらに置いたら
集積場のオヤジに怒鳴られた。

2ｔダンプで何度も取に来て　積み込んでいるのだが
分別しないと　荷を降ろせないそうで
運んでいる人も大変そうだ。




電車があるが、この辺には線路が無い
遠くから流されてきたのだろう。

この地区の人は全て仮設住宅住まいで
家族はばらばらになっている。

夜は明かりもなく　だれも住んでいない。





リホームや家を建て直しにも

リホームには上限が設けられ、住めない。

建て直しは許可が当時おりなかった（今はどうなったかはわかりません）





分別作業は本当に面倒です。

ユンボやブルでバーとやればいいのになーと
思ったが、住んでいた人の事を思うと　やはりできない。

私たちが来る前に、何十人の方が来てここまでに、なったそうだ。





本当に私が考えていた事とは違い
地味で根気のいる作業でした。

こんなこと　ＴＶでは放送していなかった、
これこそが　現場へ来ての経験だと思った。

人に話せることだなと　思った。




撮影者は許可を取った者が撮影しています。

これも　被災者への配慮ですね。





６時間ほどの作業でした。

自分の力のなさも判りました。

設備がないので、帰りに点呼後
水で手を洗うしかできませんでした、
私は下着まで着替えましたが、
女性は着替えれなく　かわいそうでした。

静岡へ戻る間、
「こんなはずではなかった」
私のできるボランティアは何かと
考えながら　帰ってきました。

ここから、私のできる　新しいボランティア活動の開始です。


感謝状が届きましたが、正直、受け入れられない気持ちはこちら。

３月１１日に　東北地方太平洋沖地震に発生し

東日本一帯に甚大な被害をもたらした。

遠く離れた静岡は大丈夫だったか？

いいえ、静岡の富士川東側は東電管内なので
１１日の震度4の地震に加え
１２日午前３時まで　停電したまま。

妻や子供は日本がどうなっているかも知らなかった。

私は勤務中で職場は緊急停止。
復旧は待ての指示で
その間、ＴＶを見ながらショックを受けていた。

電話は繋がらず、家族の安否はわからなかった。

深夜、真っ暗で信号が停まった街中を走り帰宅、
妻はまだ何も知らない。

キャンカーへ妻を呼び、ＴＶを見せる、
私はキャンカー内でシャワーを浴び
今日の話を・・。

次の日からは、食べ物は手に入ったが
電池が手に入らず、困ってしまった。

画像は初めて、東北ボランティアに行った時の画像。






職場は発電機があるので
復旧は早かったが

３月１５日の静岡県東部を震源とする
震度６強の地震で　大打撃を受けた。

自宅はなんともなかったが


とても、ボランティアに行くどころではなくなった。


それから、４か月後　やっとのことで　東北へボランティアに行けた。

０泊２日の強行日程だ。

これは、昼飯に食べた　おにぎり。

夜行で静岡から来て、気温３０℃の炎天下で
食べるおにぎりが　うまいはずがない。



海から1.5ｋｍも離れているこの地区が
この状態だ。

別グループは海の近くへ行ったのだが、
腐った匂いと、炎天下で　作業は遅れたそうだ。

日陰もなく　自分の力のなさを　思い知らされた。