いよいよ大晦日、2008 年もきょうで終わりです。世の中の出来事と併せて、今年を振り返ってみたいと思います。
1月
9日 再生紙の古紙配合率偽装
年賀はがきの古紙配合率偽装に端を発し、他の再生紙製品も古紙配合率が偽装されていたことが報道されました。『R100』や『R70』などの表示を信じて疑わなかった私は少なからず驚きました。現在の技術はすごいなと思っていたほどです。しかし、蓋を開けてみれば、額面どおりの配合率では製品として技術的に困難だというから困ったものです。エコ、リサイクルという意識に冷や水を浴びせられた感は強いのですが、基準や規制や意識が先行してしまい、メーカーも消費者も踊らされていたといえるでしよう。今後は配合率のみに縛られることなく、正しい表示をした上でリサイクルされた製品を供給して欲しいと切に願います。紙については、間伐材利用についても積極的に進めていただきたいと思います。
2月
19日 海上自衛隊イージス艦が漁船と衝突
この事故も痛ましく残念な事故でした。事故は押しなべてそうですが、何とか避けられなかったものなのでしょうか。事故の検証が色々と報道されていましたが、国を守るべき自衛艦が漁船を沈めてしまったというのは残念でなりません。間違っても平時に「そこのけ、そこのけ!」であってはならないと思いますし、そうでなかったと信じたいです。
一方、僕はといえば
『住宅借入金等特別控除』によって無事に納めた国税の一部が還付されたようですが、元々納付額(所得)が少ないので戻ってきた金額も小額という笑えない話ではあります。加えて昨今の住宅ローン減税の拡充というニュースには目と耳をふさぎたい心境です。
3月
14日 宙に浮いた年金記録、特定困難2025万件
社保庁には本当に呆れて物が言えません。早く解散(解体ではなく)して人事を刷新してもらいたいものです。加えて、年金一元化(国民年金、厚生年金、公務員共済)も万難を排して実現してもらいたいです。担当大臣にも期待を裏切られた感があります。私自身は『ねんきん特別便』によるともれ等はないようですが、ひとごとではありません。
僕は
ヒイラギモチを枯らしたり、
砂利を敷いたりと何とか家の外構に取り組んでいたようです。
4月
30日 暫定税率復活
これには参りました。思い出すだけでも腹が立ち、頭にも来ます。まさしく悪政と評さざるを得ません。せっかく前月に期限切れを迎えたのに復活させるとは。税収が減るのなら、高すぎる人件費を抑制すればいいだけの話です。道路特定財源一般化の暁には撤廃していただきたいと考えます。
僕はといえば、お金もないのに
ツツジを植えたり縁石を設置したりと健気なものでした。
5月
18日 サザンオールスターズ、活動休止へ
デビュー曲の『勝手にシンドバッド』から30 年ですか、『勝手にシンドバッド』が流行ったあの夏、僕は親戚の住む北海道に遊びに行き、クルマの中でラジオからリアルタイムに聴いていたのでした。ここでも時代の流れを実感させられるとともに、サザンの潔さに拍手を送りたいと思います。音楽とはバンドとはと考えさせられるニュースでした。
僕の方はガソリン高騰を受け、
ジテツウを始めたのでした。マウンテンバイクのブロックタイヤを通勤用タイヤに替えたのが大きかったです。おかげで燃料代が節約できました。
6月
3日 労働者の二重派遣問題で、グッドウィル課長ら逮捕
社員逮捕そのものはともかく、派遣労働問題は今現在も暗く影を落としています。そもそも国際社会にあって海外の安い労働力に対抗するために編み出されたと見える、この派遣労働ですが、当初は苦肉の策だと認識していました。しかし、経済の悪化に伴い、派遣労働者の方の窮状には心が痛みます。かく言う私自身も事業所撤廃に伴い退職した際に登録の話があったので、とても他人事ではありません。やはり規制緩和は誤りだったと断じざるを得ないでしょう。
僕の
ジテツウは三日坊主を回避できたようです。
7月
28日 大雨、増水で児童ら5人死亡
川辺の親水公園化は好ましい事業だと思っていたのですが、思わぬ落とし穴でした。まさか上流で集中豪雨が発生して鉄砲水が襲うなどと、事故前に誰が想像し警鐘を鳴らしていたでしょう。尊い犠牲の上に立ち、自然に対しては注意を怠ってはならないと思います。
7月は当ブログの記事更新もすっかり疎かになってしまいました。原因は暑さのせいだけではなく、ネタも尽きていたのでしょう。久しぶりに
『道の駅』に出かけたりもしましたが、すっかり出不精になっています。今年は海にも行きませんでした。
8月
18日 幕内若ノ鵬が大麻所持
最近では相撲界と呼ばれることが多い角界ですが、日本の国技である相撲を取る力士が麻薬とは世も末でしょうか。もっとも国際化の例に漏れず外国人力士の台頭著しく、薬物の蔓延も実は看過できないという状況を絵に描いたような事件でした。閉ざされた日本の中の、閉ざされた角界で何が起きているのか知る術もありませんが、国技たる大相撲には昔の輝きを取り戻してもらいたいものです。逆にオープンになりすぎて輝きを失ったとも言えますが、今さら後戻りはできません。
個人的には、
あの『森伊蔵』を入手できたのが大きなニュースです。正直、電話抽選で当たるとは思いませんでした。第一、繋がるのにも一苦労でしたから。肝心の味については義父に送ってしまったので、未確認です。この正月休みにというありがたい話でしたが、家人の帰省断念により、それも適わずです。美味しく飲んでいただけたら幸いです。
9月
5日 汚染米が全国流通
社保庁ばかりでなく、農水省もでした。一体どうなっているのでしょう。事故米などという呼称は責任逃れで、転売した業者と同罪です。給食にまで使われてしまったという結果は重大で、再発防止策を徹底して欲しいです。
当ブログにUPされたのは
2008年09月24日だけと、何ともお恥ずかしい限りです。完全にネタ切れ状態の上に、『暑さ寒さもヒガンバナ』などというタイトルでは恥の上塗りです。しかし、秋の花粉症にかかっていたということなのでご容赦願います。
10月
1日 松下からパナソニックへ
10月は他にも
22日 妊婦が8病院受け入れ拒否の末死亡、25日 工場用水からシアン化合物などというニュースもあったのですが、家電製品の松下・ナショナルは昔からあった看板なので取り上げてみました。やはり昔からの看板(社名、車名)を最近ないがしろにする傾向が目に余ります。誰に焚きつかれたのか、はたまた経営陣の思い上がりか、不祥事や倒産ならともかく、先人たちが築いてきたブランドを投げ出してしまうとは、残念としか言いようがありません。ブランドを捨てるということはユーザーを捨てるのと同じです。
で。10月の僕は
コーヒーミルを入手して、豆からコーヒーを楽しむようになりました。袋を開けた時の香り、豆を挽いた時の香り、コーヒーを淹れたときの香り、すっきりとした味わいを楽しんでいます。
11月
4日 新車販売40年ぶり低水準
やっとクルマネタです。新車が売れていないようです。この経済状況に加えて世情の変化では仕方ないのかなとも思います。40年ぶりというのが重いです。クルマはそれにまつわる多くの産業の結晶です。部品などのハードだけにとどまらず、燃料や保険、得られる税収も莫大なものです。メーカーは時代に即したクルマをユーザーに提供し続けて欲しいものですが、~おごれるものは久しからず~盛者必衰の理(ことわり)からは逃れられないのでしょうか。
僕自身は相変わらず
DVDナビを今年も更新とか能天気なことをやっていました。我ながらおめでたいと思います。
12月
27日 イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザへの空爆開始
根が深いです。「目には目を」報復の連鎖が新たな悲劇を呼んでいます。俯瞰で見ると何とかならないものかと思いますが、個人の立場を察すると、肉親や友人や国(土地)がやられた惨状は想像を絶するものがあります。かの国の神様は一体何をお望みなのかとさえ言いたくなります。戦争反対です。
一方、こちらは
液晶テレビ購入計画が頓挫して、パソに向かっています。実は今使用しているブラウン管テレビは小さいので離れると字幕などがよく見えないのです。いよいよ僕の視力も低下し、乱視も進んでいるのではないかと感じます。次の免許更新の際には眼鏡使用になってしまうかも知れません。第一、視力検査の際に今までも実際には見えていなかったものを心の眼でクリアしてきたくらいですから。免許更新はともかく、実際の運転時に支障がでないように決断を迫られているのかも知れません。
結びに、明るい話題が一つもなかった気がする記事ですが、最後までご覧いただきありがとうございました。
皆様におかれましては、よいお年をお迎えください。
Posted at 2008/12/31 15:10:25 | |
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