• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

Nokishi@Dr.MMのブログ一覧

2013年12月05日 イイね!

車高短という愚行(笑)

運転歴=車高短車運転歴となっておりますが

その中で経験したことをぼちぼち綴っていこうかと思います

まぁ賛否両論あると思いますが

今後車高短車に乗りたいという将来有望な方や

車高短ですが乗り心地が悪いという方にも

参考程度にいかがでしょうか

あくまで理論無視の個人的主観ですのでご理解ください




白々しく前置きをしておきまして

本題です

図解は一切ないのですいません


・車高を下げるメリット
カッコいい
路面とフロアの隙間を少なくして乱流抑制
足回りの強化

など、いろいろあると思います

・車高を下げるデメリット
段差乗り上げれない
乗り心地が悪い
輪留めとクラッシュする
各部の干渉

など、いろいろあると思います

それはさておき

車高を下げるにあたって

1.ダウンサス
2.車高調
3.エアサス・油圧サス
4.バネカット
5.ノーサス


まぁ、4と5は問題外ですが



今回は乗り心地改善ということをテーマにしておきたいと思います
見た目が良くても乗り心地が悪いと最悪ですので


車高を下げる際に気を付けないといけないことは

「アライメントの変化」です

最近は取り付けてくれる店にもよりますがアライメント込の工賃になってたりします

アライメントが狂うと当然車は真直ぐ走りません

タイヤのへり方もおかしな感じになります

そして燃費悪化につながります

アライメントを取り直すことで乗り心地が改善されることがあります

一般的にはフロントがトーイン気味になっていると思います(直進安定性)

トーアウトよりはトーインの方がタイヤのヘリが遅いです

ただ、理想は前後0だと思っています

キャンバーも変わります

鬼キャンもよいですがやりすぎもよくないので適度に起こしましょう

キャンバーボルトやピロアッパーマウント等で調整できると思います

ダブルウィッシュボーンの場合はアッパーアーム交換

(厳密にいえばキャスター角やスクラブ半径やら色々ジオメトリが変わります)






ショックをただ付け替えるだけではダメです

「1G増し締め」をすることをお勧めします

純正から社外に変更する場合

当然ショックの長さが変わります

なので、アーム等を固定している部分のブッシュにテンションが掛ります
(メンバー降ろしたことがある方ならわかると思いますが、テンションが変にかかっている場合手ではアームを動かせないことがあります)

そこで各部のボルトナットを緩めてテンションを解放してやり接地状態で再度増し締めをします

そうすると本来のアームの動きになり変な突き上げは概ねなくなります

一応参考までに書いておきますが

フロント側
・マクファーソン式ストラット
ロアアームのメンバー側

・ダブルウィッシュボーン
アッパーアームの車体側
ロアアームのメンバー側

リア側
・マクファーソン式ストラット
・マルチリンク
・ダブルウィッシュボーン
・トーションビーム
・ホーシング

アーム関係全部(共通)

だと思います
(経験と記憶を頼りにしていますので忘れてるところもあるかも。。。)
板バネは経験ないので省略します。すいません



ここまでやれば比較的乗り心地はよくなると思います




スタビライザーの最適化ということで

ショックとスタビがリンクで繋がっている車に関しては

リンク長を調整してスタビの角度を変えてあげましょう

車種やショックによって最適な長さは異なるのでいろいろ試してください

ロアアームとスタビがつながっている場合はリンク長変えなくてもあまり乗り心地に変化はなかったと思いますが

気になる場合は試してみるとよいかもしれません






タイヤ

車高を下げたらインチアップをしたくなると思います

ただ当然インチアップをすれば

乗り心地が悪くなります

特に偏平率が小さい場合や極度に引張タイヤにしている場合です

単純に空気圧を低くすれば衝撃を吸収できるので改善はできますが

リムが接地したり、タイヤのビードがリム落ちする可能性があります(お勧めしません)

空気圧の調整ですが

一般的なタイヤの場合

だいたい2.0から2.2(単位忘れた笑)です

偏平率40%以下の場合すこし大目に入れておくことをお勧めします

大体2.4から2.6程度?

入れ過ぎもよくないので乗り心地や燃費、運動性との兼ね合いで好みの値にすることをお勧めします(入れ過ぎると路面のギャップや段差等でバーストします。あとブレーキ効きません)

タイヤは乗り心地改善にあまり影響しないかもしれませんね

ただ、メーカーによって乗り心地は全然違いますので試してみるとよいかも知れません

国産ブランドはよいです










乗り心地改善の大きなポイント

「減衰力調整」

アライメント調整やアームのテンション解放、インチアップと一通り終わった定としておきます

あと、車高の調整も終わっているとします

(ダンパーとバネが別の機構になっている場合はバネの長さと、ダンパーの長さを最適化してやらないと乗り心地悪いです)


よく勘違いしがちな話ですが

「減衰力MAXソフトだけど乗り心地が良くならない」

当然です

減衰力調整をすることでダンパーの動きを制御します

バネの周波数とダンパーの力がうまく共鳴すると比較的乗り心地が良くなると思っていますが

実際のところ詳しくは理解していません笑

車が跳ねないようにダンパーでバネの動きを制御する感じでしょうか

元に戻りますが

ではどうするか

まずは調整方法としては硬いほうから順番に柔らかくしていきます

出来ればフロント側から調整することをお勧めします

フロントの変な突き上げや跳ねがある程度なくなるまで柔らかくしたり硬くしたりします

フロントがだいぶ落ち着いたらリアに行きます

リアの変な突き上げや跳ねがある程度なくなるまで柔らかくしたり硬くしたりします

面倒ですがこれの繰り返しです

前と後ろの減衰力が同じになることはほぼありえないと思います(極稀にありますが)
(重量物が有ったりすると変わってきますのでなるべく常用的に使用する状態で調整することをお勧めします)



こんな感じで

これで思いのほか車高短でも乗り心地はよくなると思いますよ

(車高調のバネは遊びがあるとだめです)




番外編

ド車高短

車高を下げると気になるのは

バネレート

バネレートを上げると乗り心地が悪くなると思われがちですが

あながちそうでもないです

ただ重要なのは減衰機能だと思います

もともと調整範囲が狭くかつショックが柔らかめのオイルで組まれている場合

単純にバネレートを上げると減衰調整が追いつかなくなると思います

なので、もともとバネレートの高いものを購入することをお勧めします


バネレートを上げる際の注意事項として

バネを硬くすると車高が上がります

なので

バネレートを上げる時は短いバネを買いましょう

短くしすぎると遊びができてしまう場合

ヘルパースプリングを入れましょう




というわけで

大体こんなところでしょうか

経験則による覚書ですので細かいところはご了承ください





あくまで自己責任でお願いします



あ、車格によっても全然違います

小型車よりは大型車の方が車高を下げても乗り心地はよいですよ

車体が振動を減衰してくれるので。






それでは



Posted at 2013/12/05 20:54:35 | コメント(4) | トラックバック(0) | DIY | クルマ

プロフィール

「ステアリングラックブッシュ交換挫折…」
何シテル?   07/03 12:17
Dr.MMです。 シルビアS14→FC3S→カローラフィールダ→AE86→イプサム→ミラージュ→E91 325i→エクストレイルHT32→30プリウスに乗って...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2013/12 >>

1234 5 67
891011121314
1516 171819 2021
22 232425 26 2728
293031    

リンク・クリップ

フロントハブナックル一式交換② 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/08/11 18:54:54
フロントハブナックル一式交換① 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/08/11 18:54:38
勝手にSNOW DROP@ちゃらイプさん特集!! 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2013/07/22 13:22:32

愛車一覧

三菱 アウトランダー アウトにゃんダー (三菱 アウトランダー)
プリウスが売れたので乗り換え 発売当時に買えなかったので今になって買ってみました。
マツダ RX-7 マツダ RX-7
再始動計画開始! 昔乗っていて十数年保管していましたが また乗りたくなったので直しました ...
トヨタ プリウス ミサイる? (トヨタ プリウス)
通勤快適仕様 プリウスはいいぞ
日産 エクストレイルハイブリッド 通勤快適号 (日産 エクストレイルハイブリッド)
セカンドカーがあれだし、メインをハイブリッドにする事で、今流行りのカーボンニュートラルw ...

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation