フィギュア購入初心者の為の暑さ対策3か条

この糞蒸し暑い中、お仕事お疲れ様です。
仕事上、倉庫などの中もありますが、
外が多く工場敷地内の長距離の移動もあるので、
もうね、蒸し暑すぎて、暑すぎて脳ミソが『ピィィィィイイッ』って、
ヘソでお茶が沸かせるぐらい、屁のツッパリは要らない。
（は？）

暑い、暑いｱﾂｲｨ、、、
顔から火が出そうなぐらい暑いわ。
（出だし滑ってるのに？）

流石に暑いんでフィギュアを買う気にもならない。
（なんで？）

流石に暑いんで、コンビニで購入してきた
『俺のティラミス』ちゃんを冷凍庫でカッチカチに凍らしてやった。

まぁ、いけるね。凍ってても。
と言う事で、最近フィギュアネタをあまりしていなかったので、
この暑い時期こそフィギュアネタをひとつ。
（ねぇ、なんで？）


さて、暑い夏にはフィギュアの足がデロ～ンとグニャリますが、
そのグニャる温度は何度なんでしょうか？
120度から150度でドロッドロに溶けて、
170度を越えた辺りから塩化水素が分離し始め出てきます。
ドクドクドクゥウウっと出る毒っすな。


じゃあ、部屋の温度35度だとどうなるのか？
と言う事ですが、
120度なんて現実的ではないし、
35度ぐらいじゃ、柔らかくなるだけで、あまり劣化はしません。
可塑剤が染み出しますが、
（過去記事参照）
本来硬いPVCを柔らかくする為に配合している物なので、
抜ければ抜けるほど硬くなります。
（だから髪の毛は可塑剤が抜けると折れやすくなる）
適度に風を循環させておく程度でOK。
無理にフィギュアの部屋にクーラーなんかつけなくてもイイ。
という訳ではなく、可塑剤も過度に抜けすぎると、
髪の毛などの柔らかい部分は折れやすくなり、
硬い胴体よりも早く劣化します。
できれば、30度以下にしましょう。


メーカーによって、髪の毛の柔らかさは違いますが、
オーキッドシードさんなどのフィギュアはカッチカチの髪の毛です。
他の柔らかい髪の毛のフィギュアは注意。

軟質PVCの短所

1．低温時の衝撃強度が低い
2．常用耐熱温度がやや低い
3．可塑剤のブリード（移行）が経時で起こりやすい

寒すぎても衝撃に弱い。
暑すぎてもヤバイ。
表面がベトベトリンコになりやすいと。
柔らか系は要注意。


しかーし、それよりも怖いのが紫外線。
フィギュアも女性も紫外線は天敵と言うわけです。

温度よりも紫外線での劣化を如何に防ぐかと言う事が重要です。
紫外線を浴びると脆くなるPVC。
PVCは耐熱性、耐酸性に優れているが、
耐紫外線には非常に脆い。

要らなくなったPVCのプライズをベランダに放置します。
今の時期だと非常に紫外線が強いので、1ヵ月後にはボロボロになります。


対策としては、

窓際に置くのは絶対に避けます。
カーテンは厚手の遮光カーテンで等級の高いものにします。

蛍光灯はバンバン紫外線を出すので、
なるべくLEDに切替えます。

直射日光が絶対に当たらない様に、
窓に背を向けてケースを設置します。

ちなみにPVCの耐用年数は硬いPVC部分で20年。
柔らかい部分で5年。
通常は10年以上は持つように配合剤が配合設計されてます。


あぢぃいい、、
と言う事で、
こんな暑い日は、
フィギュアの事よりも熱中症に気をつけましょう。





多過ぎ・みんカラでは公開できないフィギュア画像は『Flickr』で公開しています。
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