
新年明けまして、おめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
という事で、2014年最初の記事は、
今更ながらですが、昨年末に発売された
シャイニング・ハーツ メルティ
のフィギュアをレビューしたいと思います。

これが発売されたのは、
クリスマスバージョンがクリスマス前の22日頃、通常版は遅れる事なんと27日頃。
運送関係の荷物の量も多い事もあって、更に遅れて何故かうちに到着したのは31日。

と、予約開始が去年の3月なんで、もう大分と待たされて、
延期延期で夏のアイスの時期に出るはずが、
クリスマスバージョンよりも後に出るというグダグダっぷり。
そのお陰で、もう欲しい!飾りたい!眺めたい!っていう熱気も冷め冷め。

そんな時に到着したんで、
速攻箱から出して、マッハで空箱は年末のゴミと一緒にポイッ!
撮影するかどうか悩んだ挙句、1月1日の暇な時間に撮影。

しかし、ジックリよく見てみると、造型的にはすんばらしい。
アイスの土台が割りと大きく、
フィギュア本体はそれほど大きくは無いけど、
衣装のシワシワの作りこみ、黒1色なのに実は黒1色じゃない彩色など、
うおぉ!!っと思わせる箇所が沢山あり、
深く注意して見るとトテモ良いフィギュアでした。

このアイスが作りが良いって言うんじゃないんですよ。
アイスなんてレストランや飲食店のレプリカで散々ある訳で、
100円ショップのパーティーグッズや玩具でもこの手のモノは造れる。
これらのフィギュア本体以外の造型は、
人間の目にとっては、さほどデキが可笑しくなければ、どうでも良いんです。
ある程度の造り込みがされてれば、不気味の谷とか作りもん臭さなどは感じないんです。

たとえば、ゲーム中の木の葉っぱの付き方や形など、
レンガだの机の上においてあるモノなど、
それらは適当に作っても人間の目にはOKなんです。
そこまで事細かく記憶していないから、多少簡略化されてたり、
実物とは違っていてもOKなんです。

で、フィギュアでこの何か変だがや?って思う箇所は、
目を中心とした顔、アイプリとお口。
そして全体の頭身バランス。
まぁ、、、これは普段から人間をTVなり実物なりで見ているので、
一番見慣れているからこそ、ソコが変だとなんか変じゃね?って思う訳です。
このメルティの場合は、悪い意味の変ではなく、興味・目に付くっていう変です。
ん?なんかコレは!!っていう。他のフィギュアとは違うなって言う箇所。

で、このフィギュアは頭身が帽子を脱がした状態で6頭身です。
脚をピーンと前に伸ばしているから多少ズレはあるでしょうが、
フィギュア本体だけだと、6~6頭身半です。
通常のフィギュアなどは欧米系のすらっとした7頭身半~8頭身です。
6頭身半以下だと東洋人体系で、フィギュアとしては違和感がでます。
が、このフィギュアは帽子を載せた状態で、
帽子の高さで頭身を図ると7頭身半~8頭身あり、ベストな状態となるんです。

まぁ、何が言いたいかって言うと、
アイスの台座を含めての7頭身半~8頭身で造られた造型バランスだと言う事。
さらにアイスの台座とフィギュア本体(頭から腰まで)が1:1というバランスという事。
なので、帽子を取るとやけに顔がデカく感じる。
でも帽子を被る事によって頭身が伸びるのでしっくり来る。
アイスの台座が妙に大きいのがフィギュア本体と1:1だからしっくり来る。
まぁ、こんなのフィギュアの原型師だったら、考えているでしょうが、
それをやって来ない原型師&メーカーもある訳で、
この絶妙な頭身バランスで製作された
シャイニング・ハーツ メルティ 
はスゴイ!

あと、髪の毛とフリフリがごちゃごちゃしており、
目には煩い筈なんですが、
黒という事で、なんつーか、目にぎゃーぎゃーと煩く主張してこない。
これがクリスマスverだと赤いので、人によっては目にウザイかなと。

まぁ、クリスマスverは、普段飾っていると非常に違和感を感じるので、
どのフィギュアでも大抵はスルーなんです。
理由は簡単。
クリスマスツリーやクリスマスの飾りを春・夏・秋と出している人なんて居ないし、
さすがに毎日見てると本当にウザイ。
じゃぁ、箱に仕舞って見なきゃ良いじゃんって事ですが、それだと鑑賞の意味がなくなる。
箱に仕舞う為に購入したんじゃなく、飾って鑑賞したいから購入したのに、、、
って事で、スルーで通常版なんです。
*クリスマスverはカラバリで、限定じゃなく定価も同じです。

さて、5段階評価です。
が、アイスやスプーンにお皿の土台なんかはレストランのレプリカや、
おもちゃでお馴染みなので、あまり評価には加算していません。
もし何処かのサイトでアイス・スプーンの造型すげぇ!!
ってレビューしてたらそれはそれでマジでヤバイ。
造型は☆彡5(デザイン面や技術面)
・流れる髪の毛、シワの多い衣装と帽子、可愛い顔、
土台のアイスへの設置方法に小物類など割と細かく丁寧に作られている。
またこのアイスをこの様なカップで土台にするというデザインは秀逸。
彩色は☆彡4(色のはみ出しや変色有り無し)
・全くの黒1色ベタ塗りじゃなく、薄っすらと濃淡があり、
肌透け塗装がストッキングなどにしてあり高得点で、色のハミ出しなども無く完成度が高い。

精細度☆彡4(頭髪や細かい部分の造型のシャープさ)
・非常に良く、シワも髪の毛もシャープに造り込まれている。
他のメーカーなら絶対こんなフリフリは潰れてるか、
細かい切り込みは大幅に妥協してるだろうってのもシャープに再現。
価格は☆彡4(価格設定やコスパ)
・クリスマスバージョンを待ってる間にどんどん投売り価格になり、
発売後もやっぱり熱が冷めた人らが投げた為に価格崩壊。
定価11,550円という価格近辺で予約して買っちゃった人は☆彡-1
投売り価格で8,000円(30%OFF)以下で購入した人は☆彡+1
満足度☆彡4(ヒロポン的主観による満足度)
・本来の夏に発売されていた場合は、☆彡+1ですが、
さすがに夏→正月直前までの延期で、
秋に予約開始されたクリスマスバージョンよりも後の発売という事で、
メーカーのこの顧客なんて知らないよ的な判断にガッカリ。
満足はしているんだけど、、、熱が冷めた分☆彡も4までが限界でした。
シャイニング・ハーツ メルティ 
の画像を
Flickrに大量に放り込んで有ります。
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