人騒がせな特別警報

土曜日の日中、そして夜と、ずっと台風情報を流し続けていたNHK。

雨も然程降っていない、風も言うほど強くない。

中継映像を見る度に恥ずかしい思い。

四国の方が、ましてや進行方向の兵庫の方がよっぽど雨降ってるし。

心の中でもう中継やめてくれー！と祈る、そんな土日でした。



そんな訳で、早漏な市長は夕方早々に特別警報を受けて、

それにビビッタのか、うちの市は全く大雨と関係ないけど、

非難指示を全市に発令。

全く雨降ってないのに、非難準備→非難勧告→避難指示の3段階を超えて、

行き成り避難指示だしちゃった。


何か起きたら不味いってのはあるんだろうけど、

東京の気象庁が出した特別警報は、

県の南部向けので、

北部は全く雨降ってませんから。

普通の晴れ時々雨の程度の雨です。

南部は確かに数年前にも大洪水で陸の孤島ってなったようですが、

北部の人間からしたら、アソコに行くなら東京行った方が早いってぐらい。

それぐらい距離的に離れてるから、、、

其処と同じ扱いで、

警報出てる南部の市町村でも避難指示出していないのに、

特別警報+全市避難指示なんて、早々に出しちゃったから、、、もう大変。

家の近所でNHKがずっとライブ中継やるんですが、

中継入る前、ようやくちょっと小雨と風、後やや強くなる。

中継入る→止んでる、、、中継終わると風強くなるとか、コレばっかり。


猛烈な風が→葉っぱが揺れてますとか、

小雨がしょぼしょぼ降ってる→雨が地面に叩き付けられて降ります。

とかね、で、中継前の街路樹の細い枝が折れて、

枝が折れてます！突風で枝が木の枝がぁぁぁ折れてる折れてる見たいな、


だんだんNHKのクルーもあれ？？台風の中継なのか普通の雨の中継なのか？

どっちだっけ？的な感じの微妙な空気が面白く且つそれ見てて恥ずかしい。

どうだよ、やっと台風的な画が撮れたぜ！みたいなドヤ顔が印象的だった。

そんな面白中継を楽しみつつ、

朝起きてみると、台風はまだ四国の南に居る。


まぁ、其処からはスピードアップであっと言う間に日本海に抜けた訳ですが、

その進路に当たってた地域では、

非常に沢山の床上浸水や河川の氾濫に道路冠水とかあった訳で、

アフォ市長が、気象庁の特別警報でた！

やべぇぇええこりゃやべぇえんじゃん？→全く関係無い北部の自分の市を避難指示だしたった！

と言う、まぁ、、、なんとも情報分析能力の幼稚さを垣間見た気がします。


ただ。

ただですけど、出さないよりは、出した方がいい。

これ正解です。

危険なのに出さなくって、街の半分以上水没させた名古屋のアフォ自治体よりは良い。

だけど、特別警報を受けて、行き成り非難準備情報無しに勧告も飛び越えて、

全市民に避難指示という、コレは流石にやりすぎ。

せめて、冷静にどこの？市の西部なのか中心部なのか、

南部の工業地域なのか北部の新興住宅地域か東部の港湾地域なのか、

指定して限定すれば良かった物を、丸ごと全市は先走りすぎ。

当市から気象庁が出した特別警報の想定地域まで、

同じ県内だけど、200キロも離れてるんだから、、、


という事で、この土日の休みは、

ただひたすら、四国さんスマン！

淡路島さんゴメン！と、

空き缶すら転がっていない微風の中の中継見ながら、

微妙な気持で空気の中、台風情報に釘付けでした。

みなさんも各自治体の情報や独自の情報収集で、台風や水害には気をつけましょう。

まぁ、思っていた以上に被害が大きく無くてよかった。


多分あの度重なるしつこい中継に苦情とかあったんじゃないのかなぁ？？？

台風の四国映せよ！！四国だろ？？もっと大変な四国の情報出せよ！！みたいな。