
遡る事2014年春頃。
という事で、フィギュアのれービューをと思ったけど、
フィギュア業界の未来を予想してみました。

『イケてる社長さん、GWはゲームで人気の鉄拳美少女シリーズがお買い得。
買わないと、芸人の鉄拳さんの悲しい
パラパラ漫画で独りぼっちの深夜のもらい泣き10連コンボ。
でも、買えば感動の貰い泣きでウハウハ10連コンボの開運間違い無し、エンタの神様のお告げ~』
『はいはい、邪魔邪魔』
みたいな反応だったんですけど、、、

結局ガッツリと残りの4体を購入した訳です。
(
過去記事参照)
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よくよく考えると、鉄拳タッグトーナメント2 TEKKEN美少女
風間飛鳥とリリのフィギュアを購入して、
撮影したのにも拘らず、ずっとレビューってない事に、
2015年の元旦に思い出した訳です。
が、特に急いでレビュる必要もないので、またの機会にと。

2014年は、フィギュア業界的には厳しい年だったと思います。
が、2015年は昨年以上に厳しく、
それこそ、日本国内で少数精鋭で製造した方が儲かるって事に。
過去にブログ内で、日本国内で製造するようになるかも~と書いていたら、
昨年秋にはそれが実際に実現した訳です。

じゃ、今年はどうなるの??
って事ですが、
中国国内に残っているメーカーは、
どうあがいても利益が吹き飛ぶ構造になりつつある。

で、ベトナムやバングラなんかへ移行していく訳ですけど、
向こうでも結局工場の進出ラッシュで、
自動車関連や家電関連企業に人材を採られ、そうそう簡単には人は集まらない。
そんな訳で、原型はできた、金型はできた、生産ラインは空いている。
でも、人が居ないってことで、
結局、予約開始から発売までは、普通に1年待たされる事に。
下手をすれば、2年後のフィギュアまで予約をって事になると思います。

あとは、前金制の導入。
これは、受注生産品の限定フィギュアに導入される予感。
もう、直前キャンセルは絶対にさせないぞ!というメーカーの必死さや焦りがでるので、
若干危険だけど、初音ミクの限定ドールなんかでも先払いはあったので、
確実に利益確保して、そこからコストダウンする為に前払い制に。
利益確定したら、もう無駄な宣伝しなくて良いもんね。

そう、2014年は、フィギュアの価格上昇がキーワードでしたが、
2015年は、予約開始から発売まで1年~1年半が当たり前に。
そして、フィギュアの質ですが、
極端に二極化すると予想。
価格も大きさも入れればこんなパターン化になります。

パターン1:低価格の低品質
プライズとスケールフィギュアぎりっぎりのライン。
・プライズで出す。スケールフィギュアで販売する。どちらもやってしまうパターンも含む。
これは今でも多いけど、フィギュア自体がもうクオリティなんて、どうでも良くなってのパターン。
後は、一番くじで年末やGWにやりつつ、その後同じ様なものを一般販売もするってパターン。
フィギュアやグッズは、集客に使えるし、店舗が1セット購入すれば本部は丸儲けって図式は、
2015年中も変わりなし。
ただ、もうそろそろ潮時だろう的な空気あり。
それよりも常時利益を稼ぐコンビニアイテムを優先しだすが、
フィギュアメーカー的には大々的に宣伝されたクジの金型でカラバリなんで、リスク少な目。

パターン1の派生:最終的に高価格で低品質
プライズっぽい作りだけど、買わないとイケないとかいう人向けの集めてなんぼ的フィギュア。
・見た目、まんまプライズぽい。水着で手抜きできる。台座やテーマが共通。でも揃えると高額に。
セイバーの色違いとか水着の色違いとか、その辺がわんさか出てくる。
取り合えず、カラバリありきで、揃えると良いよ的なフィギュアが沢山出てくる。
一見1のパターンの安いですけど、数が揃って結局高額になってましたで、
クオリティ低くても揃える事で達成感と満足感を与えたよって言うメーカーの思い通りパターン。

パターン2:高価格で高品質 もう海外のスタチュー並みの価格だけど完全受注生産品。
・ホビージャパンの限定フィギュア路線ですね。兎に角大量生産しない。
兎に角、利益が出る(予約)数字が欲しい。
始めに利益確保ありきの、クオリティもそこそこ上の価格は非常に高いパターン。
ただ、これは、劇的に価格上昇を起してしまい、
30,000円前後の商品になってしまうと予想。
もう普通のフィギュア愛好家には手が出ない。

パターン3:大型で超高額 そに子やカトレアやその他のフォギュアの超大型化。
・大型にして、手を抜いて製品価格もデカイ分高額にってパターンです。
大型になるけど、衣装のシワや皮膚の感じは、
全く1/8と同じってのばっかりですよね。
デカイってだけで、クオリティが凄いとか以前、全くそこまで到達していない。
メーカーとしては、デカイってだけで、生産コストを下げれるけど、
材料費がさぁ、、、へっへっへ。
デカイのでがっぽり取りますよっていうやつ。
精度も小さいフィギュアより緩くてOKだし、何より金型製作が楽。

パターン4:普通の価格で割りと普通のクオリティ
あくまでも海外向けで国内は、そのおこぼれ、誰?このキャラって何??なフィギュア。
・figmaやねんどろいど、プレイアーツ改にコトブキヤの美少女シリーズなど。
海外展開ありきのフィギュアで、
旺盛な需要に支えられ、海外をターゲットにしたキャラ選定が増える。
なので、誰これ?とか誰得?みたいなキャラが徐々に増えていくと予想。

まぁ、実際に随分と前から、海外に目を向けていて、
キャラや向こうの需要や要望を取り入れている美少女シリーズは、
海外でも人気が高く、
それで居て、数も多く捌けるので、ビックリするぐらい安い。
ねんどろ含め、それが若干値上げしても、まだそこそこの求めやすい価格のままでしょう。
だけど、アニメファンからすると、誰得?なフィギュアラインアップに。

結局、10年ぐらい前からのビデオゲームと同じ様な流れにフィギュアも突入する訳です。
予想ではね。
どー言う事かってーと、
和ゲーと洋ゲーの様に二極化され、
バリバリに凝ったゲームやFPSやドライブ物などリアルな物を求めようとなると、
洋ゲーしか無い様に、
フィギュアもちゃんとしたクオリティの物をって事になると、
今までの3体分以上の金を出して購入するか、
洋物キャラに移るしか無いって事に。

流行のアニメキャラのフィギュアを購入ってなると、
それこそ今の日本のゲームが、大したクオリティも無いものばっかりになっている様な状態と同じく、
金額だけは高いけど、その金額に見合ったクオリティじゃないよね?って。
そう、別に趣味嗜好を変えろっていう事を言ってるんじゃありません。
今のゲーム業界、ほとんど和ゲーが駆逐され、
アニメキャラや紙芝居ゲーだけが国内に残って取り残されてる状態に近くなるんじゃないの?と。

で、今の様に洋ゲーと和ゲー(エロゲや紙芝居ゲーやスマホの同じ様なパズルゲー)で、
クッキリハッキリ分かれても別に国内ユーザーは困らない。
FPSなどが好きなら洋ゲーを求めるし、
アニメキャラがキュンキュン声出して戦うゲームをやりたかったら、和ゲーを求めるし。

そう、別にフィギュアを購入するユーザー的には、今は困らないんですよね。
アメコミキャラが安かろうが、興味は無い。
お気に入りのキャラが巨大化して高額になっても気にならない。
ただ、今後、ゲームの様に国内と海外で二分化二極化されていき、
5年後、10年後って話になると、、、

その時、海外で発売されている海外向けのフィギュアのクオリティと、
国内オタク向けの騙し騙しで商売やってきたフィギュアとで、
どれだけ差が付くのかという事。
それは、もう家電でもクルマでもゲームでも、、、
国内メーカーでも海外向けは安いだの機能制限無しだの、
国内と海外で意味不明な格差が生まれている現実を見れば、
フィギュアの未来も同じ道を歩むと思います。
まぁ、日本の企業が今までやってきた様に、
日本人は踏み台や養分で、海外では良いサービスやモノを提供しますよってパターンです。
こんなのもう例を出さなくても、幾らでも実例出てきますよね。
そう、国内の企業って、業種関係無しに結局其処へ落ち着くんですよね。
外国人には優しく親切だけど、日本人がそれを求めると甘えとか、はぁ??の一言。
フリーチベットや台湾の人の心配はするけど、
総選挙はいかねーとか、国内の困ってる人?派遣?努力が足りないんじゃね?
って言う独特のアレですな。

で、結局結論は?って事ですが、
安いフィギュアでプライズに毛の生えたやつ→大多数のフィギュア→集めてコンプリするのが目的
デカイタカイザツイ→零細メーカーの出すフィギュア→購入意欲を満たすのが目的
受注生産→高額だけど高クオリティ→撮影や観賞が目的
誰得?→海外向けだけど、侮れない。→まだ上の3つが有る内は総スルー

そう、今は困らないけどね。
*あくまでも、予想ですので、、、