ヒロポンＳ（＾W＾）Ｓのブログ一覧

さて、昨日ブログで都市景観マニアだと書きましたけど、
おめぇーそんな事全く一言も言ってねぇーって事で、
そういえば、そうだった事に気づき、
急遽本日は都市空間＆都市景観について、書こうかなと。
いやいや、実は書いてるかいてる。
（過去記事参照）




さて、日本の都市空間にあって、
海外の都市ではあまり見かけない物といえば、
電柱に派手な看板に高さ＆デザインの統一感の無い一戸建てやマンション、
工場（町工場）と住宅地と商業地の雑多な混ざり具合、
狭い敷地なのに隣り合った土地同士での囲いや塀。

あと、なんと言っても鉄道ですなぁ。
まぁ、実際地方だと海外と同じ程度の鉄道網ですが、
やはり日本の都市景観を語る上では鉄道は無くてはなりません。


なんとなく海外の都市が殺風景に見えてしまうのは、
鉄道が少ないか無いからなのかも知れません。


（超絶過密ダイヤの名鉄名古屋駅ホーム豊橋方面）
出たばかりのホームにガンガン後続列車がなだれ込む。


（日本一忙しい名鉄名古屋駅ホーム）
様々な車種＆行き先の違う列車が次々になだれ込む。


幾ら地方は自動車中心の街作りと生活とは言え、
鉄道の1本や2本はある訳で、市内には駅も当然ある訳です。
街の区分や名称も割りと駅名中心だったりします。


（名鉄名古屋駅ホーム岐阜方面）

そんな鉄道網を中心に発展している日本の都市ですが、
駅の周りが栄えているのは関東・関西圏が主ですよね。


特に東海地方は駅の周りほど寂れている傾向が他よりも顕著で、
駅周辺＝駐車場が無いもしくは駐車場料金が高い為、廃れている。
買い物に行くには新興商業地（ぶっちゃけジャスコ＝イオンタウン）

街を歩いても自転車や歩きの人は、ほぼ皆無。
皆車で移動している為、車以外の移動手段で人が道を歩いていると、
『おいっ！見ろよあいつ歩いてやがるぜ！！』って、ジロジロ見られるという。


それが、イオンタウンに行くと、、、
平日なのに何だコノ人、人、人は、、、
休日にもなれば、それこそ丸一日人だらけ。

日本の都市景観を考える上で、これが非常につまらない要素になっています。

兎に角地上に人が居ない、居るのはショッピングセンターの中、しかも、フードコート。
これが地方の独自の飲食業の衰退となっている気がする。
（だから、今B級グルメに必死でしょ？）


話しずれましたけど、
で、日本の（都会の）都市景観は割と好きな方ですが、
個々の都市の個性が有るかと言えば、答えはNO！
個性ナッシング、でも個性は出してます。


で、その辺の個性を出すのに一役買ってるのが、
各地の私鉄鉄道やJRの路線別の色なのかなぁ、、、と思っています。


で、洋物和物問わず都市作りゲームを良く遊ぶ自分ですが、
シムシティやシティーズはキレイはキレイで、
そりゃ年の経済や人の流れなどの見えない部分は細かくシミュレートしてますが、
アメリカの都市だとどんなにグラフィックがキレイでも、
街自体に感情移入できない、なんか破壊して終わり。


その点、鉄道網中心の街作りは楽しい楽しい！
単に人や物の流れが単純でも、やっぱり鉄道中心は面白い。
新規路線の開発や新駅、新興住宅地開発に伴う路線延長、
大型マンションに超高層ビルに駅前再開発などなど、イベント盛り沢山！
もちろん乗り入れや相互運転なども考えるのも楽しい。

やっぱり街作りは鉄道中心の日本のゲームかなぁ？
これだけは洋ゲー好きの自分でも譲れない思い。