
PS4が発売されて、
グラフィックが旧世代から現世代へと移行しました。
みん友のナイスガイ
ダニーさんもPS4を購入したとの事で、
大変羨ましく枕を投げ飛ばす日々の自分です。
とやっと仕事終わって、ダニーさんとこにコメントして、
記事の誤字脱字チェックしてたらもうこんな時間に、、、
17時間労働?

PS4というゲーム機、記事のタイトルの旧世代から多くの人が次世代へだろ?
と思っている人も多いと思いますが、
PS4のグラフィックはRadeon HD7850/7870をベースにしているので、
HD7850/7870と考えると、このグラボはPCで言う2012年2~3月頃の製品です。
今から2年前のゲーミングPCが、やっと家庭に普及する価格になったという事で、
旧世代から現行の世代に追いついたと言うのが正しい。
何故海外と日本でこの様にグラフィックの趣味趣向が違うのか二ついてはコチラ↓
E3 2013 ゲームの未来
昨年6月の記事ですが、今読むと結構うんうんって自分でも納得する事が多い記事。

しかも2世代も前の旧世代から現世代が正確です。
Radeon HD7850/7870は、
NVIDEAで言うとGTX 660の95%ぐらい。GTX780Tiがこれの2.5倍。
*あくまでもベンチマークの数値上
Wii UのGPUはDirectX 10.1世代2008年リリース。
PS3はDirectX 9世代で2002年リリース。
PS4はDirectX11.1で現在最新版はDirectX11.2
(2012年と2013年リリース)
なので、2世代分ジャンプアップ!

さて、ゲームはグラフィックじゃない面白さだ!
ズバリそうです。
確かにそうなんですが、やっぱりゲームの進化はグラフィックの進化なんです。
それでも、ゲームの面白さはグラフィックじゃない!!という人もいます。
それはそれで良いんです。

自分もグラフィックの進化にはワクワクしますが、
FFなどを初めあの手の無機質なCGムービーゲーは大嫌いなので、
グラフィック至上主義じゃありません。

でも、、、しかし、じゃぁ、今の40インチ以上の液晶モニターで、
スーパーマリオやドラクエを当時の256ドット×224ラインでできますか?と。
当然エミュレーターのフィルターを通さずにです。
解像度を上げずにです。

エミュ使って、今の解像度にアップグレードして、昔のゲームは面白い。
ゲームの面白さはグラフィックじゃない!と言っても、
それは、もうグラフィックの解像度上げてるじゃん!
当時のドットが方眼紙のメモリぐらいので、そのままじゃ遊べないぐらい酷いでしょ??と。

ココで言うグラフィックのキレイというのは、
静的キレイも含みますが、主に動的なキレイも含みます。
つまり、風になびく木々の表現や光の表現などのエフェクトの事で、
PS4ではそのグラフィックの表現が向上が期待できるのです。
今自分が、至極普通に見ている目の前の現象がゲームの中でも起こる。
それが=面白いではありませんが、ハードの処理能力的余裕ってやつです。

アニメでいうと、今更VHSの3倍速モードの画質には戻れないですよね?
ファミコン画質のそに子なんて今更見れないですよね?

アニメのキャラが髪の毛がガッチガチに固まった状態で歩いていたり、
台風来てても並木が揺れない、風が吹いてもスカートがピクリともしない。
目をパチクリと機械的にして不自然とか、
雨降ってきて制服が濡れないとか、
会話の時の口パクがアイウエオ全部同じとか。
ジャギジャギの輪郭にパラパラ漫画以下のコマ数。
当然胸もピクリとも揺れない。

そんなアニメ本当に面白いと思えます?
話云々の前に萎えるでしょ?
もちろんストーリーは大事ですよ。
でもどんなに話が良くてもやっぱり外見で判断しますよね。
どんなに感動的で面白いストーリーでも、やっぱ見た目は大事ですよね。
PS1はVHS、PS2はレーザーディスクのアニメ、
PS3はDVDのアニメ、PS4はBlueRayのアニメと思ってください。
今更8色の着メロも写メールも無い携帯に戻れないでしょ?正直なところ。

そのPS4のグラフィックですが、どれ位凄いのか?
最近UPされている比較画像。
これ見て、ハァ?へっ?
何も変わってないじゃん。
むしろ、然程違いなくなくね?と思うと思います。
それが一般的な感じ方です。

パッと見は違いは無い様に見えます。
PS3の方が遠くが多少ぼやけてる。
PS4はクッキリしている。
コレぐらいしか違いはありません。
が、、、
実はコレが、かなりの違いなんです。

PS4は1080の解像度でDot by Dot(ドット バイ ドット)のテクスチャを1080の画面分用意できます。
当然それにエフェクトを掛けて、光源処理をしてなども出来ます。
PS3はグラフィックチップの処理能力とメモリの都合上で、
解像度720のゲームで、720用のDot by Dotのテクスチャは用意されていません。
じゃ、どの辺?というと、その下の480用のテクスチャが用意されています。
つまり、画面の真ん中、FPSやTPSゲームで言うと、
大体2m先の画面中央にフォーカスを合わせて、
目線の先の物体はクッキリハッキリ見えますよ、という事。
なのでFPSや3DのRPGなどは壁に近づくとテクスチャは酷く荒いですよね。
PS4ならば、画面全体をクッキリハッキリ、遠くも近くも細かい状態で見せる事が出来ます。
という事です。
ただ、フレームレートを60fpsで、って話になると現時点では難しい。
が、出来ない訳ではない。何かを削らないとイケない。

なので、↑のような元々PS3でも人物にフォーカスを合わせてあるこの画像では、
ポリゴン(今はポリゴンとは言いませんが便宜上ポリゴン)が敢えて多く使っていますし、
テクスチャも精細な物を使用しているので、PS4もPS3も更に大差無く見えます。
違いは、光の反射や透過などのエフェクトの違いが大きい。

で、PS4のグラフィックは、実際どれくらいの可能性を秘めているのか?
PS4は実はPCと遜色無い。
むしろPCゲームは全てのグラボや様々な解像度、
様々なデバイスなどを考慮しないといけないので、制約が多い&押さえつけられている。
PS4は押えつけられたPCゲームより凄い可能性がある。

PC版で公開されている最高峰グラフィックを果たしてどれだけの人が見れるのか?
PS4ならば、単一条件なので、凄まじくネイティブに動かせます。
将来的にはね。
F-1として設計されたマシンと市販車を改造してF-1にするのとはやっぱ差が出る。
じゃ、PS4はどれくらいなんだよ、というと、、、ズバリ、実写クオリティです。
まぁ、ゲームの部分で目に入ってくるのは映像です。
ファミコン時代のF-1レースのグラフィックだけど、
内部シミュレートはグランツーリスモ6を超えてます!って言われても、、、
おっしゃ!本体ごと買うわ!!!ってなりませんよね。
内部のシミュレートやゲームのシステムがどんなに進化しても、
今更、スーファミやファミコンレベルには戻れません。
中途半端なPSやサターンでも、いま実機で遊んで見ると10分ぐらいでもう限界が来ます。
グラフィックの向上は、ゲームの進化で必須条件。
グラフィックが向上するとそれを表現する為のプログラムが進化します。
内部処理も複雑な事が可能になり、必然的に今まで体験した事の無い様なゲームが出現する。

これ有名な画像ですが、ゲーム画面ですって言われてもそう見えてしまう。
BF5かな?と。
そう、この画像を見て、
ゲームの画面かな?って思う。
それぐらい今のゲームのグラフィックって凄い高画質になってきているって、
もうすでに貴方は認識しているんです。
スーファミやPS2時代では到底↑の画像を見てゲームかな?
なんて思うこと自体ない訳です。
パッと見写真をみて、アレ?コレってゲーム?って思うほど。

↑
3Dモデリングの女性。
最近のCGって凄いなぁ、、、って?
この手の3Dモデリングされた人物はゲームでもかなりでてきてますよね。

この女性もCG。
唇の色も一発で変更できる。

これもCG。
でもこの上の3枚はパッと見CGと判別できる物ばかり。
これらはdirectX 11以前の旧世代のグラボで製作された物。

もっと成功に良くできたポリゴン(便宜上使ってます)の女性。

↑
この顔、CGです。
↓
マツゲ、眼球に皮膚全てがリアルタイムモデリングのCGです。
血管の動き、皮膚の質感に瞳の潤いなども再現されていて本物と見間違うほど。

↑
このキレイな女性、実はCGです。
しかも2~3年前のPCのグラフィックボードで製作されています。

↑
CGです。
女性が操作している未来のスクリーンだけが、CGではありません。
女性もCGです。

↑
暖かそうな日差しの入ってくる部屋で子供が幸せそうな顔。
ぼやけた風景やオブジェ。
これはCGでそのCGを画像処理しています。
幸せそうな子供
↑
子供もCGです。
3Dモデリングされた存在しない子共です。
と、現行世代のグラフィックは実写と全く区別が付きません。

現実と区別が付かない=面白いゲームと言う訳ではありませんが、
それだけこのような表現をしたいのに、出来ないって事がなくなります。
つまりはゲームで表現不可能だから出来ません、アレもできません。
これは仕様です。その先は行けません。
これがこんな風に不便なのはゲーム機の性能が、、、
と、今までゲーム機の性能の所為にしてきた事が出来なくなります。
ゲームの性能が低かった頃は、
グラフィック=記号でした。
その頃は、手を抜いても許される。
しかし、ゲーム機でブルーレイやDVDが再生できる今、
その画質と同じ様な物を求めに来ています。

霧の立ち込める森の中を冒険させてあげたいとか。
目の覚める様な美女と自由な世界で自由に生活できる世界をとか。
まったくジャギーが目立たない描画とか。
現実と同じ風景でBFやレースゲーム、格闘ゲームにギャルゲーができる。
ビデオチャットで話していた女性が実はCGでA.Iと会話していたとか。
(実際にあるようです)

そんなゲーム=現実な世界が待っているのかもしれません。
自分自身、今の生活がゲームの様だと思っているので、
まぁまぁ、このゲームは面白いと言える。
今後も面白いゲームを追及して欲しいもんです。

グラフィックが向上する=システムやゲーム内容に余裕が出来る。
では、本当の次世代のグラフィックとは、
一体全体どんな感じなのでしょうか?
想像するとワクワクが止まりませんネ。
何故海外と日本でこの様にグラフィックの趣味趣向が違うのか二ついてはコチラ↓
E3 2013 ゲームの未来
*全てグラフィックの進化の面から見た独断と偏見です。
グラフィックがヘボくても面白いゲームは沢山ありますし、
キレイでもショボイゲームなど沢山あります。