目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
エンジンO/Hついでに・・・第2弾は
ヘッドランプの改修です。
僕の仕様変更は大体が思いつきで突貫でやって後日修正する・・・というパターンを貫いています。(単に計画性が全くなく、やりたくて仕方がない病なだけです。)
今回改修するヘットランプもその一つです。
今回改めてバラして自分の当時の作業は【粗い!】ということを思い知らされました・・・orz
配線処理が雑!絶縁処理が微妙!
時間がたっぷりありますので、この粗さを改修するついでに仕様を少し変更したいと思います。
とりあえずバラしてみました。
ライト本体のシーリングにシリコン系のシール材使っとる・・・orz
2
現在の仕様。
LEDテープをリフレクターに貼り、LEDウインカーとしていました。
暗闇では明るいですが、昼間は暗いです。
昼間見えないのは危険なので、仕様変更することにしました。
3
まず、LEDについておさらいしておきます。
写真は組立担当の【L】君です。
今回は抵抗仕様ではなく、定電流ダイオード仕様としました。
使用したLEDは【LEDパラダイス】で購入しました。
購入した部品は以下の通り。
・5mm広角白色LED MAX5000mcd (単位: 100本セット)
・CRD E-183 (単位: 50本セット)
・5mm用四角リフレクター (販売単位: 100個セット)
・曲がる基板 片面 180×300mm (単位: バラ販売)
です。
LEDはなんとか足りました・・・。
4
基板にLED、ダイオード、リフレクターを組み込んでいきます。
ゲームしながら組立しています。
5
基板の裏側です。
写真は左側です・・・。(右側取りわすれました)
使用したLEDのスペックは
【Vf:3.2-3.4V If:20mA 3000-5000mcd 60°】
ダイオードは
【CRD E-153 15mA】
です。
このスペックの見方は、
【Vf:3.2-3.4V】LED1個につき、3.2~最大3.4V消費するという意味です。
【If:20mA】LED1個につき、流せる電流の最大値は20mAという意味です。
【3000-5000mcd】LED1個の明るさです。
【60°】LEDが照射する範囲(角度)です。
計算方法は
エンジンをかけると最低で13Vほど流れていると思いますが、今回は12Vで計算します。
ダイオードやLEDを直列で繋いだ時に、この12Vを越えない様に接続します。
今回使用したLEDは、1個あたり3.2~最大3.4V消費します。
ダイオードも多少消費するので、間をとって3.3V消費するとして計算すると。
LED3個×消費電圧3.3V=9.9V
LED4個×消費電圧3.3V=13.2V
となり、LED4個では供給電圧よりも消費電圧を上回ってしまいます。
こうなると、LEDが暗くなるなど不具合が発生します。
ですので、3個ずつの回路で作製しました。
今回使用したLEDには最大20mA流せますが、ウインカーをポジションランプとして使用していますので、明るすぎると迷惑な為、15mAのダイオードにしました。
6
すべてのハンダ付けが完了したら、点灯確認します。
無事点灯しましたが、ん~・・・眩しい・・・
まぁ、オレンジのカバーが付いたりするので大丈夫でしょう!
組み付けて明るすぎたら、ライトにスモーク貼ったりして調整します。
7
無事に点灯確認ができたら、裏面をシリコンでモールドします。
ライトのリフレクター部は通電しますので、念入りに塗布します。
8
シリコンの硬化後、ライトに組み込んで完成です。(写真は右側ですが)
今回のシール材は【シリコン】ではなく、【ブチル】を使用しました。
見た目は粗いですが、個人的には満足です。
イカリングとプロジェクターイルミと同時点灯させてみました。
相変わらず、キモイww
作製部品費用は
片側¥7,024-です。(シリコン、ハンダ代除く)
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