【宝塚】卜部左近の墓？(;´д｀)

宝塚　といえば
このお地蔵さんが
記憶に新しいですが。。。





え？
新しくない？
新しいんだよっｗ
新しくしてこー♪

こほん。



梅花の見学でお邪魔した公園の側に、↑のような五輪石塔があります。

中山さんのお膝元ですから
こういう言い伝えがあっても不思議はないですね。

＞
卜部左近の極楽物語

江戸時代のはじめのことです。播磨の国の三木に卜部左近という人がいました。
左近は非常に頭の良い人で小さい頃から四書五経に通じ、また大変信仰心の厚い人でした。
彼のもとへ門人たちが集まり、その門下生に学問を教えるかたわら、
近くの金剛寺の僧・澄伝について観音の教えをならいましたが、
それが高じて間もなく妻子をつれて西国観音霊場に詣でました。

宝塚の中山寺へ来たのは旧暦の七月九日のことです。
左近は観音様の前で一心不乱に経文を唱え、お祈りしていた真夜中のことです。
妙に心地良い音楽が流れてきたかと思うと、紫の雲がたなびき観音様があらわれ、
金の鍵をもちだして極楽の門を開きました。すると西国三十三箇所の観音様達が
いつの間にか現れて、続々とこの極楽の東門の中に入っていきました。
左近もこの後に続き入って行くと、そこには大変素晴らしい極楽浄土の世界が広がっていました。
彼は家族にもこの世界を見せようと門の外へ出ました。
ところが再び入ろうとすると既に極楽の門は閉じられて開きませんでした。

左近は三年ののち再び中山寺を訪れ、七月九日の夜、
家族とともに再度熱心に祈願すると今度はこの厚い信仰が通じたのか、
門が開いて家族ともども極楽浄土を見ることができました。
感激した左近はこの中山寺の近くに「除業障山」という庵を作り、ここで念仏三昧にふけりました。



そしてあの極楽の光景を極彩色の「感得之曼荼羅」という絵に表しました。
その後左近はここですごし、二十余年ののち彼は大往生を遂げました。
彼の遺骸は除業障山の庵とともに荼毘（だび）にふされ、
その跡地に「卜部左近霊屋（れいおく）」と記された五輪塔が残されました。

この左近がお参りした旧暦七月九日（現八月九日）は
全国の観音様が星に乗って中山寺に集まる日で、「星下り祭り」と呼ばれ、
この「ここのか日」にお参りすると四万六千日お参りしたのと同じ功徳があるといわれています。
また、この日に行われる梵天奉納の儀式は壮大なお祭りで、
厄除けや健康祈願、五穀豊穣のお祭りとして、現在も大変なにぎわいを見せています。



歴史ロマンは感じませんが
こういう宗教的伝説を知ってお参りすると
気持ちが違うかもしれませんね！


【関連ブログ】
寺社巡り？(;´д｀ )
寺社巡り？(;´д｀ )　その２
寺社巡り？(;´д｀ ) その３
寺社巡り？(;´д｀ ) その４
寺社巡り？(;´д｀ ) その５
寺社巡り？(;´д｀ ) その６
寺社巡り？(;´д｀ ) その７
寺社巡り？(;´д｀ ) その８
寺社巡り？(;´д｀ ) その９
　

おへんろ。
おへんろ。　その２
おへんろ。　その３
おへんろ。　その４