リヤバックシート貫通型フリーエア方式ステルスサブウーファー
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
いわゆる超重低域再生をめざして、当初は
「リヤシートを倒してトランクとの間をバッフルボードで仕切り、15インチクラスのウーファーを2発取り付けてフリーエアでゆったりと駆動する」という構想を練っていたのですが、・・・
1.トランクスルー機構は温存したい
2.リヤバックシートは倒さないで使いたい
3.おとなしい外観にしたい
4.超低域まで充分に再生出来る特性が欲しい
5.車外まで聞こえるような高レベル再生は不要
という、わがままな条件を考えると、1,2,3,の条件が満たせず断念しました。
そこで考え出したのが、リヤバックシートのセンター部分をくり抜いて
裏側にフリーエアタイプのウーファーを取り付ける・・・というものです。
再生可能周波数も、音圧レベルも、どの程度制動が効くかも全く不明ですが、エイヤーでやっちゃう事にしました(女は度胸、男は愛嬌!ですからね・・・??? (^_−)−
リヤシートに取り付けが可能かどうか図面だけでは不明なため、中古のリヤシートを購入、分解して確認したところ、口径30cmシングルなら取り付け可能との確認が出来ました。
(1サイズ大きいのを付けたかったのですが・・・)(-o-;)
2
クルマから取り外してシートバックカーペットをはがしたところ。
パイプフレームを利用してスピーカーバッフルを取り付け出来そうです。
(本物の写真を撮り忘れたので、中古で買った試作用シートの画像で代用しています)
3
背もたれ中央部分の幅(180mm)に合わせてスポンジをくりぬきました。
上下の長さは30cmウーファーの開口径(280mm)に合わせてます。
赤丸で示したのがスピーカー固定ボードの取り付け穴位置です。
*くり抜いたのはスポンジ部分のみで、表面の薄いフェイクレザーは温存しています。
これでシート表面はノーマルそのままなので、「ステルス」と名付けた所以です。
ただし、再生帯域での減衰具合と、音圧による呼吸運動がちょっと心配材料です。ダメなときは切り抜いてカバーを付けるつもりではいます。
(すでにスピーカーカバーは入手済みですが・・・)つまり全然自信が無い証拠です (;^_^A)
4
こんな感じのスピーカーバッフル製作。
計算ではウーファーの有効振動板面積とシート開口面積はほぼ同じであり、長さも短い事もあってあまり音響的に影響は無い?・・・と希望的観測で前に進めます。
(スポンジ部分に埋め込む板にはコーキング剤を厚く塗布して共振を防いでいます)
5
11本のM6ボルトナットとタッピングビスを使って、シートのパイプフレームにスピーカーバッフルをがっしり固定します。
6
上側画像
そのままスピーカーユニットを取り付けたいところですが、このウーファーは後面取り付けをするとエッジがバッフル面より出っ張ってしまい、今回のような設置は出来ないことが判明 (*_*)
そこで仕方なくもう1枚全面をくり抜いた18mmバッフルを重ねてこれにウーファーユニットを取り付けることにしました。
下側画像
ようやくウーファーユニットを固定
7
斜めからの全体画像です
シートバックのウラ板(正式名シートバックカーペット)は、バッフル部分をくり抜いて取り付けできるようにしてあるのですが、これにパワーアンプを固定してから取り付ける予定です。
8
上側画像
リヤバックシートをクルマに戻して元通り固定したところ。
トランク側からの画像です。
トランク内にも殆んど出っ張らず今まで通りトランクを使えます。
中央画像
シートを倒して室内側から見た画像です。
ユニットがちょいとジャマですが、一応トランクスルー機能は使えそうです^^
下側画像
シートを戻すと・・・まったくノーマルのシートです。
・・・これでちゃんと音が出るのか??? (・・*)ゞ
★ここまで読んでいただいている方はおそらく1億人に1人くらいだと思いますので、自分の記録用にさらにダラダラと書いていきます。
使ったユニットはサブウーファー用30cm、海外版ケンウッド製KFC-XW1200Fという代物です。
ヤフオクで「フリーエア用」と謳ってあったのですが、スペックが殆んど発表されてなく、少々怪しいと思いながらも他に候補が無いのでこれに決定しました。
(本当はキッカーの12Cが欲しかったのですが、生産中止・・・)
実物を見た限りでは、コンプライアンスや振動系の質量等は、ある程度フリーエア向きのようでちょっと安心しました。
(しかし付いてきた取り説にはしっかり小容積のエンクロージャーが推奨されてますが・・・)
まあダメならユニットの裏側に小容積でグラスウールを詰め込んだ穴明きのボックスを被せて、ある程度コーンの動きをダンプさせて、フリーエアー方式のダンピング不足を補おうかな?と訳の分からないことを考えています。
・・・で、試聴結果は・・・
誰もこれを読んでないから誰にも怒られないで済みますが・・・
まだアンプ系統が未完成で、音出しが出来ていません! (*^.^*)
パワーアンプは入手済みなのですが、純正のデッキとBOSEアンプを大事に使っているせいで、プリアンプから入力を横取りするのにちょっと一工夫が必要なので、近々完成予定となっています。
どんな音が出るやら、ちょっとドキドキです・・・^^;
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