記者:先日スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が日本の国債をスペイン以下に格下げしたということですが、これは今の日本の実力から言って、おかしいんじゃないかと思うんですが。
亀井代表:おかしいもおかしい、うんとおかしいよ。ああいう場合は総理は「ふざけんな」「何だと思っているんだ」と言わないといけない。アメリカなんかよりも下の、スペイン並だなんてどういう話だと。不勉強だって言って叱らなけりゃいかん。そうでしょう。あの会社なんてね、あなた方も知ってると思うけど、かつてデリバティブ商品でいいかげんなの出して大失敗した、そんな会社に大変な格付けをつけちゃって、多くの方が被害を受けたわけでしょう。そういうことに加担してるわけですよ。そういう格付け会社が、こともあろうに国家が出している債券に対して、あんな勝手な格付けをやるなんて、とんでもない話だ。本来は国として抗議しなければいけない。私が金融大臣をしておったときもね、だいたい民間会社、たとえば証券会社だとかが、自分たちは金出して格付けしてもらっているんだ。そうでしょう。公正な機関だと思い込んだって、格付け会社は商売でやっている。それが与える影響はでかいです、やっぱり。今度だって日本のマスコミだって、各社が見識ないことね。かつてあんなにめちゃくちゃな格付けやった会社が、国家に対して侮辱したことに対して、けしからんと言うのではなくて、逆にその尻馬に乗って、日本の経済政策、財政政策をちゃんとしろみたいなことを論説でも言っているでしょう。ほとんどの社がそうだったな。みっともないと思わんのかね。今の論説委員ってレベルが低いな。絶対嘘なんですよ、あれね。調べてみれば、お金いただいて格付けしているんだから、権威があるなんてとんでもない。だけどもそれが実際、市場に大変影響を与えているのも事実なんでね。だから金融大臣をしているときに、「格付け会社をちゃんとさせる方法はないのか」と事務局に言ったことがあるんだけどね。やっぱり勝手に商売していることを金融庁としてどうこうというわけにはいかないけれども、金融市場の撹乱を、これが不当に過ぎる場合は、金融庁としては当然そういう行為に対しては、ちゃんとした指導をするべきだと、事務局に当時から言っていたけどね。
田中代表:おっしゃる通りで、S&Pはまさに、いかなる正当性に基づいているのか。正当性がないにも関わらず、まるで月光仮面であるかのように走り回っているわけですよ。皆さんの会社の方々もそうだろうけど、私も今も拙い文章を書いていますが、「決して」とか「絶対」という言葉はなるべく使いません。私が心して使わないようにしている表現が、「さすがは一流の老舗ならではの味」。この「さすがは」とか「一流の」「ならではの」「老舗の」というのは、絶対ではないんですよ。切磋琢磨していなくてはダメであって、それが絶対であるかのようになるということは、まさに受け手の側、書き手の側が思考停止に陥るということですよ。S&Pというのが、いかなる正当性があるのか。なんら法的な――もちろん国連であっても、その他の国債機関であっても、数の暴走というのがあるかもしれません。まったくどこの国も、いかなる国際的な機関も認めていない、格付けされていない会社が格付けをしているわけです。そしてその格付けを、まるで所与のものであるかごとく思考停止で受け入れるということが、「我自ら考える、自ら語る」というところの場に本来いらっしゃるべき皆さんが(しないように)心すべきことだと思います。
亀井代表:今度はムーディーズが3月に出す可能性があるでしょう。そうするとさ、あれに刺激されて、日本のマスコミがあんな論説を書いたからね、いい気になって今度はひどい格付けを出す危険性がありますよ。そうすると、日本のマスコミを含めて、これは大変だ大変だってね。そういうことで日本の経済財政政策が影響を受けるとなるとね、大変な話ですよ。競争しているんだから、格付け会社もお互いに。あの会社がやって大変な反響があって、日本が右往左往してるというんで、じゃあ俺たちも、となったら、また非常に刺激的な格付け変更をする危険性がありますよ。だから私は官房長官に言ったんですよ。ちゃんと対応しないとダメだって。政府としてね。政府として「何の根拠があってそんなことをやったのか」ってね。アメリカなんか日本に200兆円も国債を買ってもらっていてさ。そんな国が日本より遥か上に格付けされていてさ。
記者:日本国債の価値は米国債より高いと思うんですけどね、本当は。
亀井代表:当たり前だ。何の根拠に基づいて(格下げするのか)ね。(マスコミは)いらんことまで言っているでしょう。小泉政権のような、ああいう改革を今の政権はやっていないから、先行きが暗いとか言うことにしているんでしょ。とんでもない話ですよね。
田中代表:まあS&Pはまさに「プア―ズ」だということであって。それから今のお話に出たムーディ―ズですが、日本ではムードという単語をとてもロマンティックな物のように思ってますけど、本来ムードという言葉は、本来極めてメランコリックな、ディプレスするような言葉、不吉な言葉なんです。不吉な言葉を使っているようなところが、あたかも正当性があるかのごとく言っている。それに対して、皆さんは弁証法を持って、「それも一つの」そう言っている人がいるというだけであって、自分がどう判断するかということを待たないと。「まさに黒船の改革・TPP」という言葉が出るけど、いまだにTPPなんて、英語でほとんどヒットしませんよ。それがなぜか日本でだけは、大変な金科玉条のごとく働いているというのと同じなので。歴史はきちんと正しく見る必要がある。ヴァイツゼッカ―じゃないですけど。皆さん方も自虐史観じゃないですけど、これからの歴史を自虐によって作らないようにお願いします。
亀井代表:とにかく、ああいうことに対して、日本のマスコミが「けしからん」という反応をしないのが、不思議だし、けしからん話だよなあ。不思議だよねえ。
個人ブログ カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2023/04/28 00:23:37 |
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広島フォーク村新しい海へ カテゴリ:音楽 2005/07/21 01:51:51 |
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Can-am カテゴリ:くるま 2005/07/05 13:31:51 |
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