貫太郎.のブログ一覧

夕べNHK BSを見ていたら、映画 明日に向かって撃ての番宣をやっていて、懐かしさもあってつい見入ってしまいました。


監督はスティングなど軽妙で酒脱な演出が冴えるジョージ・ロイ・ヒル、ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード、キャサリン・ロスと言う錚々たる主演陣、主題曲 雨にぬれてもで知られる音楽がバート・バカラックと、素晴らしいメンバーで作られています。
僕はこの辺りの映画、小学校の頃のTVの洋画劇場で見てたと思うんですが、いい映画って記憶に残ってるんですね。
学生になって、当時まだビデオもDVDもなかったので、学園祭などでリバイバル上映される映画を見に行って、ああやっぱりいいなあ、と再確認してました。
今は手軽にコンテンツが手に入る分、ありがたみや貴重さがなくなってる気がしますね。

それまでの、予定調和的なハリウッド産のハッピーエンド映画はリアルじゃないとの、当時のベトナム反戦運動を反映した、アメリカンニューシネマにグルーピングされる映画の一つで、最後は悲しい結末（を予想させるもの）になっていて、
超リアルな、「俺たちに明日はない」とは少々趣を異にしています。（僕はこちらも大好きですが）
含みをもたせたエンディングは、この前チビータさんのところで話題になったさらば宇宙戦艦ヤマトにも少し似てますね。
そのせいか、どちらも続編が出ました(^^ゞ
あ、明日に向かって撃て、は新と言いつつも、このストーリーの前に当たるものだったかも知れません。

ところで、明日に向かって撃ての原題は『BUTCH CASSIDY AND THE SUNDANCE KID』、俺たちに明日はないの原題は『BONNIE AND CLYDE』、どちらも原題のままだと、日本人には馴染みがないのでヒットしなかったかも知れませんね。
アメリカでは有名なギャングスターだったんでしょうけど。
貫一お宮とか、定ってタイトルの映画をアメリカでロードショーにするみたいなものかな？(^^;)

最近のアメリカ社会には文句ばっかり言ってる僕ですが(^^ゞ
この頃（まで）のアメリカ文化はホント魅力的ですね。