さとぅ～のブログ一覧

＊＊＊マーチカブリオレを乗っていたという記録を残したく、ブログを書いております。回想記録ということで、実際の日付とは関係がありませんのでご了承ください＊＊＊

葛藤は続いていても頭の中だけでは仕方が無い。

そこで行動を起こします。

ディーラーに行きました。

そう、ＭＩＮＩのディーラーです。

何度か見に行って、いろいろあってすごい時間かかって・・契約してきました。

ディーラーでの「いろいろ」はとにかくいろいろで、ここには書けません。
（あまり思い出したくないこともあったので）

で、契約してからの気持ちの整理です。

葛藤というところでは、だいぶ落ち着けた気がします。

今後はどのような形で、ＭＩＮＩが来るまでの間を過ごそうか、そういう気持ちに少しずつ変化していきました。

（でも、やはり古くなった箇所なども見ても、音がするとか、ドアが閉まらないとか、心の中で言い続けてもいました。

「男のくせにー」って言われそうですが、こうやって過ごすこともカブリオレとの思い出だったのかもしれませんけど）

数ヶ月（ＭＩＮＩコンバーチブルのＭＴは生産から納車まで非常に時間がかかる）は大事に乗ろうと決心をします。

カブリオレの引退・・？？

時は2012年3月を目前として、小田急ロマンスカーＨＩＳＥ、ＲＳＥの引退、新幹線100系、300系の引退が重なりました。

鉄道は子供が大好きなので、その引退を見ながら時間が過ぎていくことになりました。

大して乗ったことも無い、新幹線。小田急沿線だっていうのに、利用する頻度がとっても低かったロマンスカー。

今さらながら子供が好きで見たりするようになって、その引退する姿にとても寂しさを感じていました。

利用してないのにもかかわらず寂しいと思うので、カブリオレの引退ってさてどういうものか？って。

3月16日金曜日、この日がこの鉄道たちのラストランでした。翌日17日になったらもう走ってない。

この17日に仕事に向かう際に、カブリオレから小田急線が見ました。「もうＨＩＳＥもＲＳＥも走ってないんだ・・」と思いながら。

時間はこうして過ぎていくんだなって思った瞬間があり、これがカブリオレともこうやってお別れしていくんだなと重ねて考えました。

数日過ぎるとそういった記憶が薄れていく・・そうやって何かが変わっていくんだと。

ＭＩＮＩがやってきて、数日たったらカブリオレは無くなり記憶が薄れていき、ＭＩＮＩとの記録が作られていく。

毎日が過ぎていくんだと、思うしかないんだとも思っていきました。

画像は2012年1月24日カブリオレで最後の雪景色化粧です。

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まだネタを引っ張ります（笑）

とにかく自分が納得いくまでネタをつづけます。


葛藤をするにあたり、いろいろカブリオレにぶつかっていきました。

ぶつかる・・ガードレールとかでなく、車に対するあら探し。

古くなった部分をみて、どうのとか。

実際、運転には支障がないものの、運転席のドアが下がってきてました。

勢いよく閉めないと、必ず半ドアに。

そしてドアを開けるときは嫌な「グキグキ音」。これはまるでおばあちゃんの関節か？（表現がおかしいけど）っていう音で、グリスなど塗ってもなおらず。

当然雨漏りしている場所についても、また雨漏りだとマイナスイメージを自分に植え付ける、とか。

今時、インテリジェントキーもリモコンキーも付いてない・・とかも。


とにかく悪いイメージを自分に言いつけたりする、とても情けないことをしてました。


いや、何かか理由がないと残念ながら買い換えるだけのパワーもありません。

愛してやまない車から離れるのにはそれだけパワーが必要でした。


ちなみに、嫁さんは「好きにすれば～」って言ってくれていたので、それ以上は意見を求めませんでした。

10年という月日があって嫁さんよりも付き合い長いものに対する意見なので、

「もう捨てちゃえば？」とか、「新しいのにしちゃいな！」とかでなかったので、これはこれで感謝しています。

好きなことにどっぷりつかってしまうタイプの性格であることも見透かされているのでしょうけどね（笑）


心の葛藤を書くといくらでも続きそうですが、フツーに車を買い替える人ってここまで考えるんでしょうかね？

（いや、考えないだろうなぁ～）


画像はドアを強調して撮影。車のサイズからしたらちょっと大きめに思えるドアだと思います。カブリオレ乗りなら誰もが悩む、ドアが垂れ下がる現象で「グキグキ音」が出てました。

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オープンに出来ないオープンカーに乗ることへ理不尽さと戦ってきましたが、いろいろ考えるようになっていきます。

生まれたときから家の車は日産だったので他社の車を乗る気持ちにもなれない。

当然父親というディーラーのコネもあったことだし、カブリオレも気に入っていたので、乗り続けてきました。

思い起こせば中学校くらいのときに、当時から親が購入していた月刊誌「カートップ」を見てわくわくしていた自分。

日産ではセフィーロ、スカイライン、ローレルとかって（年がばれる）時から日産が大好きだったのに、
ここ近年で日産熱がだいぶ冷めてきたのはわかっていました。

そして、父親が日産ディーラーに勤めていたものの、定年、再雇用を経てついに退職。

ものの5分ほどのところにあった、最寄の日産サティオが閉鎖で撤退。

この牙城もついに崩されてしまうときがやってきた！という感じでした。


そして戻ってくる気持ち、本当にこのまま乗り続けてよいのか？という疑問。

利便性とかだけでなく、外部環境も乗り換えようとさせる要因のひとつだったと思います。

思えば、カブリオレのお別れ会で、赤カブのすずきさんにお会いしてお話しているときに、「買い換える車がない」というお話をしてました。まさに同じ心境がその当時からありました。

日産だけでなく、他のメーカーの車でも乗り換えたいと思わせる車が出てこなかったんです。

（画像は大したものが無かったので以前父親が乗っていたプリメーラです）

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カブリオレはとても大事に乗ってきました。

10年の中でぶつけたという記憶があるのがリアバンパーの傷1箇所のみ。

ほかに思い当たる節は・・コンビニの縁石に乗せてガリガリした程度。

本当に後は思い出せないくらい。


ボディーは多少傷があっても、やはり最後まできれいに乗っていました。

カブリオレだけでなくマーチ全般に言えることですが、樹脂部分はさすがに色あせてしまってましたけど。


結局こんななんで、なかなか手放せない状況でした。


でも、でも、心の中では何かおかしいものを感じ始めます。

それは何か。

カブリオレという車の真髄を忘れてしまってきてしまったことなのです。

オープンカーであることを忘れてしまったこと。

幌の劣化であやしくなり、オープンにすることで雨漏りするが悪化するとかを心配するようになってきて、オープンにする機会が非常に減りました。

走りは相変わらず楽しい。回せば音はいつものように「良い音」をしてくれる。

でもオープンにするには抵抗があるというわけです。


もしこればオープンカーでなければ、この先も乗り続けても良かったと思ってます。

別にネックにもならずにいるわけで、こんな悩みも無かったはずなんで。


初心に戻れとよく言いますが、オープンドライブできないのでは楽しいドライブにはならないと。

走りは変わらず大好きでした。音といい、マニュアル操作も楽しく、楽しい車。

でも、この車の購入するに至った経緯はオープンドライブあこがれてきたからこそ。


そう思っていたら、なんだかさびしくも思えてきました。

カブリオレの幌の張替えをされた方たちのこともネットで何度も見てきました。

自分も純正幌ながら1度は交換してきました。

さて、2回目張り替えるか？って思ったとき、雨漏りはそのままに、幌だけ新しくなるのも気持ちが動きません。


人間、筋（すじ）を通すことといいますが、個人的にこの筋を通せないことは許せない性格で。

オープンに出来ないオープンカーに乗ることの理不尽としばらくは葛藤していきました。

＊＊＊マーチカブリオレを乗っていたという記録を残したく、ブログを書いております。回想記録ということで、実際の日付とは関係がありませんのでご了承ください＊＊＊

その１で書いたＭＩＣＲＡ　Ｃ＋Ｃの出現から約2年ほど経過したところで、エコカー補助金という波がやってきました。

「登録から１３年超の古い車を廃車にし、環境基準を満たした車に買い替えれば最大２５万円を支給されます」っていうやつです。

しかし、これにも興味がありませんでした。やはり愛してやまないカブリオレを乗り換えるなんて、まだありえないと（笑）

職場の人がK11屋根つきマーチに乗っていたのですが、この方はここで乗り換え（リタイヤ）してます。


ここで気になったのが、「登録から１３年超の古い車を廃車にし」という言葉。

仮にもここで気に入った車があればこの制度を利用しないで乗り換えでした。

やはり廃車はありえない。


というのも、じつは理由があって。

今までさとぅ～の車歴を考えると・・
B12トラッドサニーは事故による廃車。
K11屋根つきマーチも玉突き事故による廃車。

台数こそ少なくとも、形が残ってさよならした車がない。

理由はこんなところです。

形として残ってほしいこともあり、そして、次に乗ってくれる誰かがいてほしいと。

すでに車としては10年を超えている車であったので、中古に出しても値段が付かないことはわかってました。

でも、どこかで走っていてほしいと思ってしまうのはカブリオレにどっぷりつかりすぎた証拠なんでしょうか。

画像は一番最初に乗っていたB12トラッドサニーです。