リヤゲート 集中ドアロック不良

ふと最近、リヤゲートのロックがドアと連動してない事に気がつきました。ヒューズ切れかと思い調べたがココではありません。ゴルフ4のドアロックアクチュエータ不良は有名らしいですが今回の症状はちと違います。運転席の集中ドアロックを扱うとリヤゲート以外は連動しています。同じくドアキーでロック・アンロックしても同現象でした。
現象を探るべくあちこち調べまくったら、なんかリヤゲートに断線癖があるらしいじゃないのさ。
気になったら調べてみるしかないです。

ボディとリヤゲートを繋ぐ左右の蛇腹ホースを外し中の配線を確認しました。
するとゲート右側の蛇腹内に断線（青色線）と皮膜破れ（茶色）を発見っ!←情報通りでマニュアルかってくらいの断線です。
茶色線は絶縁テープで補修しておきます。

蛇腹内の見えている配線だけではゲート側の内張に隠れて何の配線か分かりません。ここは面倒でもリヤゲートの内張を剥がしましょう。内張が外れゲート内の配線を追っていきます。茶色線はリヤガラスの熱線でした。
さて断線しているのは何の配線でしょう⁉︎ 配線を追っていくと白い箱の様な物に配線は接続されていました。これリヤゲートのドアロックアクチュエータですかね。

断線が見つかれば修復のみ。しかし元の配線が短かくそのままの接続は困難です。なので中間に配線を追加します。まずは仮配線をしてドアロックと連動するか確認します。問題なくロック・アンロックできました。
タイラップを使いガイドがわりにして蛇腹の中に配線を通し両端を接続して絶縁収縮チューブで保護。

なおゲート左側の蛇腹内には断線はなく、皮膜が破れている箇所（緑色線）がある程度でした。こちらはかなりの配線数が通っています。
皮膜破れは地気しても面倒なので絶縁テープで仮補修しておきます。

動作確認し処置が完了したらリヤゲートに内張をはめ込んで、蛇腹ホースをボディに装着すれば作業終了です。