
早いもので新年も1ヶ月過ぎました。
なんか表示がでてまして1月29日でみんカラ9年だそうです。
でもみんカラ1回やめてるんだよな…だから実際の経歴はもう少し長い。
みんカラ歴は割りとどうでもいいんですが車歴の方が感慨があったりします。
就職が決まって買ったFCが納車されたのが忘れもしない平成18年3月9日。
FC買ってもうすぐ15年経ちます。
そちらの方が思うところがあったりしますね。
割りと誤解されがちですが、私はFC買った当初はほとんど車には興味がなかったんです。
FCもRE云々とかスポーツカー云々なんて考えずに格好だけで買ったんですけども。
まぁ、様々こんな事になろうとは露程も考えておりませんでした。
それではF20Cの進捗でも。
ピストン、ヘッドの洗浄は終わり…。
綺麗になりました。
カーボンがかなり堆積していたEXポートも。
綺麗になりましたね。
段付き修正は施工済みです。
こちらもカーボンがかなり酷いEXバルブ。
左が外したばっかり、右が洗浄後。
写真で見るとあんまり綺麗になった感が無いね。
そして新品のクランクシャフトが来ました。
いいですねぇ新品。
そして新品のコンロッド。
やっぱりは新品いいです。
毎度このての話(何かを組むとき)をする時って新品見ると何でも新品にしたい病が発病します。
もちろん新品は絶対いいんですが…自分の懐と使い方、状況によって可、不可を選別できるのも腕だと思いますし長く車と付き合っていく(まぁ私が言っていいのかわかりませんが)には必要なのかな、と。
クランクが来たら肝心のメタル(ホンダ呼称はベアリングか)の選定なんですが、F20Cの場合メタルの選定はクランクとクランクケースに打刻されている嵌合マークの組み合わせで取り敢えず決めて、実際組んでみた上でクリアランスを計測し最終的に決めるようになってます。
嵌合マーク管理なあたりやっぱり新しい車な感じ。
少し話が逸れますが13BはMSPからサイドシールがローターサイドシール面の記号から選定になりREWのように削って調整ではなくなりました。
単純に工作精度と管理精度が上がって品番管理できるようになったんだなぁと感心したものですが、2000年代以降の車はそんなのが多いイメージ。(違ったらすいません。)
それで実際はこんな感じでついてます。
古いやつは当然ついてるんですが…
新品……あれ?無いな……。
これはまさかの実測選定か?と思ったら…
ありました。
ジャーナル部横に引っ越したようです。
整備書に追記しとけよ。いや俺の整備書が最新じゃないだけか?
メインメタルはこのマークと、クランクケースのマークで嵌合選定します。
左から1番ジャーナルです。
コンロッドメタルはこれに加えコンロッド側面に嵌合マークが打刻されているので、
その組み合わせで選定します。
それとピストン重量なんですが。
あれ?意外と軽い?
4つともほぼこの重量。
この重さならF22Cのピストンに程近い重量ですから十分でしょう。
もちろんコンマ数gの差はありますから、そこは合わせて組む事にします。
…でもピストンが重くないって事はいよいよ私がぶっ壊した感が強くなってきますね……
と、それより困ったのはコンロッドの重量。
外して再使用しようと思ってる3本はだいたいこの重量なのですが、
新品の方が10gも重い。
これはちょっと看過できないですね。
さすがにこの重量差は公誤差とは考えにくいですからメーカーのマイチェンなんでしょうねきっと。
元のコンロッドの品番がわからないので何とも言えないですが、品番変えたのかこっそりなのか。
どうせ交換する時は4本全部変えるんだから問題なかろうなんでしょうが、組む人が重量計らずに組んだらどうするんだろ?
整備書にも注意書きは無いからね。
1本だけ新品に…と思ったけど4本新品にしなきゃダメかな。
正直このコンロッド削るの怖いんだよな。
表面が泥炭処理されているみたいで、表面も強度に貢献しているとなると変に削れない。
まして10g削って折れられても困るので、素直に4本新品にします。
…高い。
家に籠ってエンジン関係ばかりやっていても飽きてくるので、FCで筑波山に。
慣れたコクピットや操作感覚って落ち着くのよね。
冒頭の話に戻りますが買って15年、サーキットをはじめタイムアタックやドリフトの練習も基本はこの1台でこなして来ました。
補強も何もいれていない状態で20万走ってますから、ボディはもう終わってます。
リアハッチ部分のガゼットが剥がれかけていたり、トレーリングメンバーとデフマウントがまっすぐ入らなかったり。
ボディはもうどうしようもないですね。
お金かけて歪みを直してそのままスポット増しとかやれば今よりは良くなるんでしょうが、構造上絶対新車には戻りません。
まぁそれでもやっぱりFCで走ってると面白いんですよね。
最近は走りに行く頻度が落ちてるので、自分の運転が荒くなってる(下手くそになってる)のがわかります。
特にブレーキング。
ブレーキング中のフロント荷重のコントロールが微妙(さすがにロックさせたりはしませんが)。
旋回時のアンダーはアクセルコントロールで消せるのは面白いところ。
特に路面のμが低い状態では自分の荷重移動の出来がモロに出ますので。
走ってる絶対量が落ちているので仕方ないっちゃ仕方ない。
最近の話はこんなところかな。
F20Cの次の話はメインメタルのクリアランス合わせの話になりますか。
仕事やりながらだと話がなかなか進まないのでだいぶ時間がかかっちゃってます。
はよ組み直してS2000でまた走りたいものです。
Posted at 2021/02/01 18:10:19 | |
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