
後の兵士達が居るかどうかはわからないけど、F20C降ろしのインプレ等を。
まず見た目。

フック 掛けるところがない…
RB26のようなSSTがあるのか、それとも下から抜くのが前提なのか。
それともどこか(マウント辺りか?)に引っかけて上げろということなのか…
あとバルクヘッドとエンジン間のクリアランスが絶望的にない。
エンジンヘッドのバルクヘッド側にコネクタがあって、降ろす時はフレームとのクリアランスが微妙。

私は傾け過ぎたせいでパキっと割ってしまいました。
カプラー仕入れてこなきゃ…。
つまりそのままではエンジンとミッションの分離は絶望的で、エンジン傾けてミッション抜くのも無理と。
載せる時もバルクヘッドとのクリアランスないと大変なんだよなぁ…。
いや2人でできるならこの限りじゃないですよ。
整備性が良いようで良くないF20C。
水回りの配管はオルタネーターの裏。
ついでにオルタが邪魔でエアコンコンプレッサーのボルト1本にアクセスできない。
オルタを外そうと思うとヒューズボックス外してずらさないとB端子にアクセスできなかった。
オルタを外しても水回りの配管は外すのは辛いので、水回りはラジエター側、ヒーターホースは車体側で分離。
エンジンメンバーごとエンジン降ろすとなると、邪魔になりそうなのがフロントロアアームとステアリングラック。
ロアアームはナックル下部と根本から分離し、ステアリングラックはシャフトと分離はしたくなかったから外して浮かせておく事に。
ECUは室内。
この辺はRX-7とかスカイラインと変わらない。
ECUのカプラーの他に、室内に廻ってるハーネスがあってそっちもはずさないと抜けないのも同じ。
ハーネスバンドで1ヶ所とまってるのまで一緒。
エンジンハーネスはバッテリートレイの下をはってるからその辺もばらさないとダメでした。
あとメインのエンジンハーネスと、アース、スターターのB端子が共締めになっているところがあって、ここを分離しておかないとエンジンハーネスが完全に分離しない。
スターターのB端子は一見メインハーネスかと思いきやボディ側に残ると。
ヒューズボックスの中のB端子も一部エンジン側についていくから外しておくぞ、と。
凄く苦戦したのはプロペラシャフト…。
なぜヘキサボルトにしたのか。
全12本中8勝4敗。負けたやつはヘッド飛ばしたら簡単に回りました…。
正直マフラーは降ろさなくてよかったのかも。でもミッションごとエンジン降ろす事を想定して邪魔だったら嫌だから降ろしました。
触媒はそれ自体よりセンサーハーネスのクリップ外すのが面倒。
触媒にしろエキマニにしろハーネスのクリップが取りにくい位置にある。
助手席の足元あたりに位置する燃料まわり。
特筆すべきは14ミリのフレアナットレンチが必要な事。
普通使わないから…。
大概ブレーキ系は12ミリまであれば事足りるから…。
やる方は用意した方が良いです。
キャニスターの配管もここ通ってます。
確かビートの高圧ホースもバンジョウボルトだったような…。B18Cは…忘れた…なんでホンダは燃料系特殊にするんだろ?
そしてミッション。
調べたらエンジンメンバーを半降ろしにしてミッション上側のボルトにはアクセスするとの事。
なるべくなら重量物は分散させたいのでミッションは分離して降ろす事に。
ミッションとエンジンを繋げるボルトもさることながら、スターターとミッションを繋いでいるボルトを外すのも大変。
本来オルタネーターのボルトを片方外し、オルタ本体をずらして長めのエクステンションで回す…らしい。
オルタを外した時点で「これは無理だな」と思い、エンジンをミッションごと降ろしてから作業。
一応前から見えなくもないけど、乗ってる状態だと照らさないと見えないと思われるます。
スターターの手前側はともかく、裏側は完全手探りで緩めました。
ディープソケットをボルトにはめ、ショートのエクステンションをそこに差しラチェットをはめるという手順でアクセス。
反対側。
エキマニはエンジンを少し降ろした段階で下から抜けたので抜いてしまった。
知らなかったんだけど、これ純正じゃないよね?
どこのだか知ってる人、教えてください。
あと意外と無かった情報。
アストロのホンダ用クランクプーリーホルダーは使えます。
と、こんなところかな。
正しい降ろし方かどうかはわからないが、あーでもないこーでもないって予備知識無しでやったけど、まぁ楽しかったねぇ。
でもこれ、自分で自分の車やるから楽しいのであって仕事にしたら同じように感じるのかどうか…
とりあえずあとは引っ張り出せば解体の準備はOKだね。
Posted at 2020/11/12 16:36:29 | |
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