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Yoshijiのブログ一覧

2012年07月14日 イイね!

OOOO始めます。

冷やし中華じゃないです。

49F0189***

これだけで何か解ったらかなりメニア~ック!!

勘が良くて某の行動原理を良く知ってる人なら何となく判るかな。。。。。

そのうち「始めました」になったらまた書くかも。

Posted at 2012/07/14 11:28:04 | コメント(1) | トラックバック(0) | エンジン | 日記
2012年07月08日 イイね!

スカイラインGT-R・BNR32

あ~めんどくせぇ~、とか思っているともう一ヶ月もみんカラ見てないんですね。

気が向いたので久しぶりにブログでも書いてみようかと。

突然ですが、タイトルにある車を買います。

理由は「ちゃんとした重量のある車に、ちゃんと乗ってみたい」、以上。

実は某、ライトウェイトカーしかちゃんと乗った事有りません。

愛車紹介を見て頂く通り、1,200kちょいの車がメイン、インテRで1,000k、ミラで900k。

某個人の見解ですが、筑波1000や、日光サーキット等のミニサーキット≒日本のワインディングロードを気持ちよく走ろうと思ったら、この位の車重に200ちょい程度のエンジン乗っけて走るのが一番気持ちよく走れる気がします。

インテRでつくづく思ったのが、上記程度のスピードレンジで重さの威力は絶大だな、と。

正直な話、某の感覚だと、FFで200ps、車重1,000kというレイアウトのインテRは「安全で速い」。

気分的には、スタースペックFCとエコスインテRが同じような感覚で走れてしまう。(いやタイムは当然違いますよ。)

これは駆動方式と車重の恩恵です。

ダウンサイジングして、デミオやヴィッツ(ミラもそうなんですけど)なんかも楽しく乗る分には良いと思います。

インテRとシビックを1,000kで出したホンダもS2000で車重が1,200kに乗ります。

日本で1000k程度のFR車ってNAのロードスター位でしょうか?

そのロードスターもモデルチェンジを繰り返す毎に重くなってきてます。

某はこれらの事を、「FRとしてまともに走る車を作ろうと思ったら最低でも1,200k前後の車重が必要なんだろうな」と解釈しています。

で、これはこれで別に良いんです。

ただし、これらの話は、「日本のお国柄で乗る」という事が前提の発想です。

何をやるにも絶対的に狭い国土の問題が絡み、道路をつくるにも土地や地形を配慮しなければなりません。

結果、メインの首都高や、東名高速道路、中央道といった主要な幹線道路も道路工学的に無理が有りすぎる代物になりました。

「高速道路」ですらこれですので、一般道なんか言わずもがな、です。

で、これもこれで良いんです。

ただ、その枠に入ってない車に真面目に乗りたいな、と。

候補はいっぱいあったんですが、まぁ、縁があったんでしょうね、ちょうどいい具合の車に出会いました。

80スープラ、しかも安く乗りたいのでSZ-Rとか。

BMWなんかも考えたんですが、いかんせん高い。色々と。

GT-Rも高い、というか値上がりしているみたいです。

しかも程度があまり宜しくない、と。

ネット上でもなんか、もの凄い言われようですね。

200万で32買うなら100~200万足して34買った方がいいそうです。

当然といいますか、なんと言いますか、某にそんなお金はありません。

GT-Rの状態はよく分かりませんが、FC、FDと同じ事が起こっていると考えれば想像はつきます。

100万のFC買うなら100~200万足してFDのⅥ型買え、と。

行ける範囲ではほぼ全てのFCのタマを見てきた某としては、FCを今から買うのは相当勇気とお金がいると思います。

正直言って中古車市場に「まともに不安無く走るFC」は殆どありません。

某の感覚だと、下手に高いFCを買って来るより、安く動くか動かないかのもの凄い安いFCを買ってきて、一から手を入れた方が絶対良い車に仕上がります。

ただし、自分で不具合を補修する技術が有れば、の話で人にやってもらえばやはり盛大にお金がかかる。

まぁ、どのみち大変です。

もっとも、FDのⅥ型買ってくれば絶対大丈夫か?と言われれば答えはNOですけど。

信じる信じないはお任せします。

今回譲ってもらう事になった32は詳しくは書きませんが格安です。

某車屋さんが32が値上がりする前に買ってきたタマで、パーツ取りにする予定だったそうです。

現在この値段で同じ程度を探してくれと言われてもまず無理だと言っていました。

業者オークションの記録簿で事故歴無し、中身はマフラー、足回り、エアクリ以外ノーマル。

ぱっと見た感じの程度は、「チューニングして600ps出すのには耐えないが、このまま乗るには不都合は無い」感じです。

これも直感の話なので、蓋をあけてみないと分かりませんが、ね。

そうそう、そのお店がまた面白くて、32に乗り続ける限り、補修及からECUチューニングのノウハウまで教えてくれるそうです。

自分で直しながら乗るという話をしたら「じゃ最悪機材も場所も貸してやるから自分でやってみ」と。

何より、どんなショップにもある、ある種の「うさん臭さ」が無いのが良いです。

目下の問題は某が恐ろしく生きる気力に乏しい事。

インテやミラの整備日誌もめんどくさくて上げていない始末。。。。

事の顛末はまた気が向いたら書きたいと思います。。。。





Posted at 2012/07/08 20:44:19 | コメント(2) | トラックバック(0) | 雑談 | 日記
2012年05月16日 イイね!

隠者のリハビリ カオスの欠片 過給圧-0.51kgf/cm2

アメリカ海軍

第二次世界大戦、太平洋戦線において何故日本が負けたのか?

こう聞くとだいたい、「国力の差」「暗号解読の差」「工業生産力の差」「技術力の差」。

あとは日本の将校がヘボだった。

この辺が出てくる。

間違ってはいない。

ただ、100%の回答か?と言われればそうでも無い。

少なくともアメリカ海軍の将校であれば、こんなずさんな情報分析はしない。

一つ確実に言えるのは、高度な技術開発も、高性能な兵器の運用も、高度な作戦立案も全て人間がやっているという事。

「国力の差」「暗号解読の差」「工業生産力の差」「技術力の差」。

それらを優位たらしめるのは扱う人間である。

もし、日本の将校がヘボだったというのなら、何がどのようにヘボで優秀な将校とは如何にあるべきか?という問いがセットでないとただ単純に当時の人間を罵倒して終わる。

それだけで終わるのも良いだろう。

簡単だ。

取り合えず馬鹿じゃないの、と言っておけば良いのだから。

対するアメリカ海軍将校はどうだったのだろう。優秀だったのだろうか。

少し時間軸を整理してみる。

ハワイ真珠湾       1941年12月

珊瑚海海戦        1942年5月

ミッドウェイ沖       1942年6月

第一次ソロモン海戦   1942年8月

マリアナ沖海戦      1944年6月

比島(レイテ)       1944年10月

坊の岬沖          1945年4月

単純に並べて見て気が付くのが二つ。

ハワイ~珊瑚海までの6ヶ月間とソロモン海~マリアナ沖までの1年10ヶ月。

よくTVで取り上げられる大きな海戦を並べただけだが、この二つの期間が目に見えて空いている。

次に投入戦力を見てみる。

開戦時

日本海軍   
  戦艦 6隻  巡洋戦艦 2隻  空母 6隻  巡洋艦 32隻

アメリカ海軍  
  戦艦 9隻  巡洋戦艦 0隻  空母 3隻  巡洋艦 21隻  (太平洋艦隊のみの戦力)

このうちアメリカ海軍の可動戦力はほぼ正見だが、日本海軍は軽空母を含めれば空母の数は倍、戦艦も、大和、武蔵は入っていない。

珊瑚海海戦
  
日本海軍
  空母 3隻  巡洋艦  7隻

アメリカ海軍
  空母 2隻  巡洋艦  8隻

ミッドウェイ沖

日本海軍
  空母 4隻  戦艦   11隻  巡洋艦  15隻

アメリカ海軍
  空母 3隻  戦艦   0隻   巡洋艦  8隻

ミッドウェイ沖でアメリカ海軍が勝利したのは知っての通りだがそんなに戦力差があった訳ではなく、寧ろ日本海軍の方が戦力は大きかった。

この後決戦戦力として圧倒的な差がつくのはマリアナ沖海戦まで待たなくてはいけない。

マリアナ沖

日本海軍
  空母 9隻  戦艦   5隻   巡洋艦  13隻

アメリカ海軍
  空母 15隻  戦艦  7隻   巡洋艦  20隻

このうち数としては日本海軍空母数が9となっているが、このうち空母としての性能でアメリカと張り合える参加兵力は、翔鶴、瑞鶴の2隻のみ。(両艦とも80機程度の展開能力がある。)

残り1隻は大鳳で新鋭艦だが航空機の展開能力は翔鶴級の半分程度。残りの6隻は軽空母と搭載機数50機程度の中型空母。

対するアメリカ側は、殆どがエセックス級(航空機展開能力は100機程度)であり、ヨークタウン級エンタープライズが入る位。

筑波2000でGTカー相手にノーマルのプリウスがレースするくらい絶望的な戦力差だ。いやもっと酷いかもしれない。

ここで分かるのは、上に上げた「国力に差」「工業力の差」というのが効いて来るのは以外と遅いと言う事。

視点を変える。アメリカから見てみよう。

開戦劈頭、アメリカ海軍は主力の戦艦7隻を真珠湾で失う。

結果から見れば太平洋戦線は「航空機の戦い」と言われるが、開戦前からその考えが支配的かと言われたらそんな事は決して無い。

何故そんな事が言えるのか。

開戦時のアメリカ兵力は戦艦の数が圧倒的に多い。

もし空母が主力だと本気で考えるなら、戦艦数と空母数は同じか空母の方が多いはずだ。

費用や建造資源が戦艦の方が圧倒的に安く、数が揃えやすいなら話は分かる。

だがそんな事はない。

ペンシルバニア級戦艦で基準排水量が33000t、ヨークタウン級空母で基準排水量が19900t。

ワシントン軍縮条約の申し子、戦艦改造空母のレキシントン級でも36000t。

排水量は海に浮かべた時どのくらい水の容積を排すればその艦が浮かぶのかという基準だが簡単に見るならその艦の重量である。

浮力設計等の絡みがあるので、イコールとは言えないが排水量が多ければ重い(それだけ建造資材が沢山必要)という事で考えればいい。

費用に関しては、ワシントン、ロンドン両軍縮条約がなぜ締結されたか考える。

軍事予算(主に主力と考えられていた戦艦の建造費)が国家予算を圧迫するまでに肥大していたからだ。

余談だが。

当時の連合艦隊司令長官山本五十六海軍大将が戦艦長門の甲板上で模擬対空戦闘を見ている最中、その様子を眺めながら「航空機で真珠湾をやれないかな。」と呟いた時の幕僚の反応は「はぁ!?意味わからん!」だった。

「いくら長官が博打に強いからと言ったって戦争まで博打でやられたらかなわん。」

そのくらい航空機が主力という発想は当時非常識だった。

真珠湾の作戦立案担当は「海軍一の変人」と称された黒島亀人参謀。

そういえば今度映画化するらしいのだがちゃんと描くのだろうか?まぁいいや。

話がずれたが、真珠湾で主力戦艦を戦闘不能にされたアメリカ海軍司令部は今まで補助戦力と考えられていた空母と巡洋艦で暫くの間戦線を維持することを迫られたのだ。

広大な太平洋で、圧倒的戦力を誇る日本海軍相手に。

手持ちの戦力は3隻の空母と巡洋艦。

大西洋からワスプ、ホーネット、ヨークタウン(いずれも空母)が回航されてくるまでこれだけである。

ここでアメリカ海軍の将校はほぼ一から、海戦に対する認識を改めなくてはならなかった。

何故それがアメリカ海軍の将校に可能だったのか?

同じ事には実は航空機にも言える。

開戦当初、艦上戦闘機の主力は日本、零式艦上戦闘機、アメリカ、F4Fワイルドキャット。

単純に空戦をやったら零式艦戦の圧勝である。

腕の問題ではなく性能の問題で。

零式艦戦はカタログスペックで急降下性能を除く全ての性能でワイルドキャットに勝っていた。

手持ちの戦力は空母だけ、肝心の艦載機も性能が劣っていると来た。

技量は言及するだけ野暮だ。

にも関わらずアメリカ海軍は戦線を維持し続けた。

残る要素は扱う人間の問題だけだ。





レーゾンデートル

存在意義の事だ。

自身が存在する意義は何か。

ある見方をすれば人間の致命的な弱点でもある。

何故弱点かと言われれば質問されれば絶対に決定的な返答が不可能だから。

目に見える、耳に聞こえる、人から必要だと言われれば意義なんか関係ない。

それも一つの回答だ。

身も蓋もなく言ってしまえばこんな事は考えなくてもいい。生きていける。

ただ疑う余地がいくらでもあるのも確か。

人から必要だと言われたのであるなら、その人が嘘をついている可能性は。

また、何か理由があってそう言っている可能性は。

視覚、聴覚から入って来る情報は電気信号に変換されて脳が認識するが、入力と脳で受け取る情報が同一であると何で証明するのか。

もっと簡単に疑問を呈するなら、何で人間は自分を否定される事を嫌う?

人生でも意見でも何でもいい。なんで否定を嫌うのか。

本質的に疑う余地の無い事柄だったら、否定されようが罵られようが関係ない。それは単なる外部入力に過ぎない。

もっと言えば自己を主張する必要も無い。

何で人間は外部の入力無しでは自分の存在を認識出来ないのか。

「目に見える、耳に聞こえる、人から必要だと言われれば意義なんか関係ない。」

では逆に外部から否定されればその人間に存在意義は無いのか。

まったくをもって不思議な話である。

十余年前どこぞのインチキアニメが「おめでとう」なんて解決策をもってきたもんだから言いたい事だけ言えればそれでいい、なんて話になってしまった。

自身を省みる必要もなく言いたい事が言えればいい。

それでもおめでとうなのだ。

まったくをもって愉快な話。

自身が気持ちよければそれでいい。

それさえあれば自身の存在意義は考えるまでもなく安泰だ。

なんだ、その気持ち良いってのは。

要すれば存在意義の充足。

充足するのは別に構わない。

ただ何が充足たらしめているのか。

それはただ言いたい事を言っていれば永続的に供給されうるものなのか。

それは自分のメシの種を永続的に満たしてくれるモノなのか。

まったくをもって愉快な話である。


Posted at 2012/05/16 20:24:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | カオスの欠片 | 日記
2012年05月14日 イイね!

隠者のリハビリ カオスの欠片 過給圧-0.50kgf/cm2

マイノリティー

自分達のメシの種を潰さない。

マイノリティー達にとっての死活問題。

社会的に少数派にとって一番の恐怖は多数派による弾圧である。

サブカルチャーなんていう造語を造るまでもなく、どの年代、どの世代にもマイノリティーは存在する。

マイノリティーたる所以はその特殊性ゆえ多数には理解されない事だ。

時に反社会的と見なされ弾圧される。

逆に言えばマジョリティーであれば大概の事は弾圧を免れる。恐ろしい事に。

最近でもっとも話が見えやすいのは喫煙者だろうか。

喫煙が当たり前だった頃は、逆に吸っていない人間が「ダサイ」とか言われていたものだ。

デフレ、経済の停滞、健康ブーム…最近は吸える場所を探すのが困難になってきた。

例えば、この状況で喫煙者が、喫煙して何が悪いと開き直り、ルールを無視してまで吸い続ければどうなるか。

簡単だ。弾圧、果ては淘汰の対象になる。

たばこに増税して値段を上げれば吸わなくなるだろう、を通り越して刑事罰が適用されるようになるかもしれない。

もし、これからもたばこを吸い続けたいと思うのなら、現在残された部分を保持しこれ以上マジョリティーに弾圧されるような要素をつくらない。

なんで自分たちがマイノリティーになってしまったのか。

そこを少し考えるだけで身の振り方は嫌でも判ってくる。

どこぞの脳医学者(しかもそれなりに名が知られている)が自分がたばこを吸えないもんだから「現在の禁煙活動はファシスト的だ」なんて自分勝手な寝言を言っていた。

まぁ自分で書いた本通りの事が起こっているだけなのに、マイノリティーになって弾圧された瞬間にそんな理屈をもって来るのだから非常に愉快な事この上ないが。

さて、まだ喫煙はいい。

少数派になったとはいえ、法に触れる訳でも無ければ反社会的なんてレッテルを貼られるまでには至っていない。

肩身は狭いだろうが。

世の中には口に出す事すら憚られる趣向をもった人間はごまんといる。

反社会的、刑事罰が科せられるなんてのも出てくる。

彼等にとっての死活問題。

自分たちが辛うじて趣向を代替できる何か、こっそり解消出来る場所があるのならこれを潰さない事。

これらが潰されては話にもならない。

もっとも、少し市民権を「得たような」気になって自らがなぜマイノリティーとなったか分別出来ずに自分の首を絞める。

ましてやマイノリティーである事を誇らしげに語る。

こういう人達も、どの時代にも一定数いるものだが。





エコ

これは比較的シンプルな問題だ。

現在エコという言葉で表される事象は主に二つ。

二酸化炭素の排出量の低減と資源の再利用だろうか。

前者に関しては実はもうある程度解決している、が経済活動が関わるから進まないだけ。

結局はお金の問題。

化石燃料は基本的にはC(炭素)とH(水素)の化合物だ。

化学式は

   H   H
   |  |
H - C = C = C ……x
    |   |
    H   H

この後Cがいくつ繋がるかで性質(ガソリンとか軽油とかアスファルトとか)が決まる。

そこにO(酸素)を加えて燃焼(急激な酸化反応)を起こすとCO2が出来上がる。

CxHx + O2x = CO2x

ただこれだけ。

このうち燃焼の部分が問題で現在燃焼を停めると産業が全部潰れる。

現在稼働中の火力発電所を全部停めると考えたらいい。

アメリカが京都議定書に調印しなかったのは国内産業を守るため。

国民を失業させ産業を停滞(無理に進めれば果ては国家が破綻する)させてまで達成しなくてはならない問題ではない。

電気が止まっても別に困らない所は…探す方が難しいだろう。

どうしても嫌なら呼吸を止めてエコに貢献してみるのも良いだろう。

人間もCO2は出している。

日産自慢のリーフもこれでは使えない。

結局の所、熱エネルギーを発電所で変換するのか、車の中で変換するのかしか違いは無い。

それでもコンバインドサイクルを実装した火力発電所なら熱効率は60%弱なので内燃機関よりは効率がいいかな。

送電損失を差し引いてどうだろう?と言ったところ。凄まじく有利にはならない。

だったら原因と結果、両方を人工的に管理すればいい。

燃焼が停められないのなら、化石燃料を「生産」し、二酸化炭素を「回収」すればいい。

実は両方とも研究段階としては確立されている。

人工の石油は造れるし、二酸化炭素の回収も研究されている。

二酸化炭素の回収は元々木々がやっているしね。

愉快な事に、二酸化炭素の回収に関してはアメリカでは国家プロジェクトとして国が研究資金を提供している。

とりあえず京都議定書の条件はのめないが、嫌が応でも飲まざるを得なくなった時の保険。

その辺は抜かりない。

日本でもいる。回収を研究している人はね。

個人レベルだが。

日本じゃお金出す人がいない。

要はそういう事だ。

生産に関しても理屈は同様。

生産単価より、採掘単価の方が圧倒的に安い。

現在のガソリン価格の10倍出すから安定供給してくれ。

消費者が口を揃えれば誰かがやってくれるかもしれない。

既存の原油調達ラインが確保されているうちはただのぼったくり産業になるだろうが。

いや、そもそも石油関連会社が割り込みを許してくれないかも知れない。

かと言っていきなり止められても困るのは事実。

対イラン制裁措置で戦線恐々としている姿は、大戦前となんら変わるところはない。

シーレーンの安全確保の為に海上自衛隊の派遣するのも嫌がる。

資源の回収。

これはちょっと難しい。

化学製品の多くは「土に還らない」。

最近は土に帰ってくれるようにつくるという話になってきてはいるが限度はある。

現在インフラ整備に使われている殆どの石油化学製品は土に還らない。

還ってくれても困る部分もある。

要は放っておいても、炭素、酸素、水素のサイクルに戻ってくれるのが理想だ。

石油の加工工程では色々余計なモノを使わざるを得ない。

燃焼の要に酸素だけ与えておけば勝手に話が進んでくれると楽なのだがそうもいかない。

じゃあ人間が回収したら良いじゃん。

一億総ボランティアするしかないな。

人件費は勿論でない。

人件費が出ない場合の回収率は、現在の社会に見る通りだ。

そうそう、蛇足ながらエコといえばガンダムを引き合いに出さないと原作者が怒るだろう。

富野氏が考える一番のエコは、地球上から人類が居なくなる事である。

Posted at 2012/05/14 18:28:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | カオスの欠片 | その他
2012年05月12日 イイね!

隠者のリハビリ カオスの欠片 過給圧-0.44kgf/cm2

観察科学

観察をもって良しとする考察方法。

理論を構築し、それを再現、実験し、理論通りの結果が得られるかどうかを検証する。

主に化学的な実験の考証に用いられる事が多い。

また、既知の現象ではなく、新しい現象及び確率論が関係するものが対象となる場合が多い。

既知の物に関しては既に「そうなる」と証明されているため、再度観察の必要が基本的には無いが、学校の化学実験等で教育のため再現される場合がある。

要すれば、誰がやっても、同じ論理で同じ実験をすれば同じ結果が得られないとおかしいという事。

再現性があればそれは理論として確立される。

再現性がない場合は全てを見直すしかない。

理論に抜けがないか?実験は同じ環境で行われたのか?そもそも理論構成の段階で不足の要素はないか?

化学に限らず、観察したモノはそれを事実として認めるしかない。

理論と現実が違ったのであれば何処かに違いか見落とし、隠れたモノが存在することがあると言う事。

是か否かは観察結果を受け入れてからの話。

当たり前に思うかも知れないが、これが出来ない人間は山ほどいる。

アインシュタインが「神はサイコロを振らない」と捨て台詞をいうまでもなく、シュレディンガーの猫が死んでいると観察されても「いや、猫は生きている。何かの間違いだ。」と主張したい人間は山ほどいる。



定期演奏会

先日の事であるが、母校吹奏楽部の定期演奏会に行って来た。

何年ぶりかは不明。たまたま同輩に誘われたのがきっかけ。

会場に入りパンフレットを見る。

自然と現役当時との「違い」を探している自分がいた。

アンケート、「この演奏会を何処で知りましたか?」の欄から「風の便り、虫の知らせ」が無くなっていた。

違いを探す事自体は悪い事ではない。

違いを見つける事は、思考を喚起し、問題提起を促す。

ただし「違う」事に感情論はいらない。

感情は事実を偏光させる作用しかない。

別にいれても構わない。

結果違っても良いなら。

結論から言ってしまうと、正直某達が現役のころより上手かったと思う。

B部門ながら、東関東で金賞というのも伊達ではないだろう。

音量も某達の3分の2から半分程度の人数ながら同等の音量を出す。

各セクション毎のアンサンブルが入れられるというのも大したものだと思う。これはある程度技能的に慣熟しないと出し物にできない。

同輩には怒られるかも知れないが、現役時代の某達では出来ないだろう。理由は技量不足。

現在の現役生に感じたのは何よりも、吹奏楽が好きな人間が集まって一生懸命練習しているのだろうと言う事。

演奏が、呼吸、音感共によく鍛えられているのがわかる。

これは演奏が「指導」だけではどうにもならない領域だった事が理由だ。

もう、某達が所属していたバンドとは思えない。

様々なモノが全然違うものなのだ。

「違い」を見つけていた某は非常に馬鹿馬鹿しい事をやっていたことになる。

某達はもう要らない兵士なのだ。




ブラックロック★シューター

言語によって傷つけられた心はどの程度の痛みを味わうかを視覚的に表すという、何とも愉快かつ画期的なアニメだ。

表世界で主人公に投げつけられる言葉は、裏世界で主人公の分身をこれでもかと痛めつける。

轢かれたり、でかい針で刺されたり、ドリルで貫かれたり。

それでも主人公の分身は傷つかないし、血も出ない。

心だからね。

表世界でカウンセラーの先生が「自分の心の痛みは誰かが変わってうけてくれていると思えばいい」と宣う。

自己の外で起こる不快な刺激に対し、全て自分に起こっている事では無いとし、精神的な防衛を図るのはよくある話だが。

そんなに人間の精神は器用ににゃ出来ていない。

デメリットを無視すれば可能な戦術ではあるだろう。




パワーポリティックス

政治的強制力、とでも訳せば良いだろうか。

国家間の力関係をバランスとして表す場合によく使われる。

国家間の力関係を決める物。軍事力、市場経済力、資源。

日本人の大好きな技術はこの中には入らない。

何故か。

うちの言う事を聞かないと、軍隊使って攻撃するぞ。

うちの言う事を聞かないと、うちの中で経済活動させないぞ。

うちの言う事を聞かないと、うちにある資源を売ってやらないぞ。

それに対し、

うちの言う事聞かないと、うちの技術使わせないぞ。

さて、相手に言って一番効きそうなのはどれだろう。

最近は何処も景気が悪いので両得な2番目のやり方が流行っている。

3番目はやりすぎると本当に戦争に発展するから。今はこれでつり上げるのは得策ではない。

だから中国をG8から外せない訳だ。

技術は、経済力が身に付けば自国でも何とかなる。

軍事力があれば資源の確保も経済力の拡大もある程度可能だ。

資源があれば軍事と経済の両方に干渉出来る。

技術は、能動的に他国に干渉しうる(他国を動かしうる)外交カードでは既にない。

というか寧ろ、有効な外交カードになった事が実はない。

みんカラの土俵で話をするなら、ふた昔前の貿易摩擦時の対応を見ればいい。

アメリカは日本との貿易摩擦を解消するための、電子戦機を購入することで手を打った。

大変愉快な話である。

問題はそこで日本が拒否しようと思えば拒否出来たのか考えて見ればいい。

ゴメン、うち技術あるから儲けても良いよね!当たり前だよね!とアメリカに何故言えないのか。

技術成長が単純な一国の努力だけで成る訳がない。資源も何もない東洋の小さな島国なら余計だ。

近年の歴史でそれをやってのけた大国は大戦中のアメリカくらいだろう。

今の日本は非常に幸運な偶然の先にいる。

その幸運を保つバランスが崩れかかっていだけだ。

それでは、「国同士の力の掛け合い」の中では何も出来ないのだ。

Posted at 2012/05/12 22:09:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | カオスの欠片 | その他

プロフィール

「正式に車の整備士に転職しました。」
何シテル?   11/03 18:21
Yoshiji Factory 整備日誌 忘備録改め活動録 体調不良と社会情勢不安の中でこれから如何に生きていこうか模索中です。 お金が無いので作業...
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