まず、タイヤサイズの見方から....

幅や扁平率はタイヤのサイズになるので、説明不要かと思いますが、速度記号は対応スピードとなり、ロードインデックスは負荷能力を示す値となります。

空気圧を選定するのに重要になるのが、ロードインデックスとなります。

負荷能力とは、タイヤが支えることが出来る重さの耐荷重の数値となり、インチアップにより低扁平率に変更した場合、標準搭載タイヤの負荷能力をクリアーする必要があります。
ロードインデックスの負荷能力は、タイヤ規格による違いもあり、スタンダード規格で負荷能力が、不足する場合は、エクストラロード規格等の負荷能力が高いタイヤを選択する必要があります。
エクストラロード規格等のタイヤは、スタンダード規格よりも負荷能力を高く設定されており、スタンダード規格では最大負荷能力の空気圧は250kPaまでですが、エクストラロード規格等では最大負荷能力の空気圧は290kPaまでになり、より高い空気圧によって負荷できる荷重が大きくなります。
重量のあるミニバンなどの車両は、特に注意が必要となります。


このことから、
標準搭載タイヤがスタンダード規格の場合、
指定空気圧から、負荷能力を導き出し、その値に対応するエクストラロード規格等での空気圧の選定する必要があります。