オーディオセッティング １回目　その3 DSPセッティングの巻

続いてクロスオーバーのセッティングを
PCソフトのATF DSP PC-Toolを使用してDSPをセッティングをする。

フロントリア+サブウーファーで4ch+2chの構成なのでセッティングはシンプルな波形になります。

・クロスオーバーセッティング
フロント リア
Highpass Filter
60Hz
Slope
-12dB
サブウーファー
Lowpass Filter
60Hz
Slope
-12dB
•channel gain level
フロントのみ　-2dB
フロント以外　 0dB
　DSP本体やアンプ本体での入力感度セッティングは物理ダイヤルノブでのセッティングとなるが､数値でセッティング出来るのは合わせやすい。

カットフィルター周波数位置は､80Hz〜50Hzで色んな組み合わせを試してみたが､フロントリアとサブウーファー共に60Hzに落ち着いた。

スロープも-6dB〜-42dBで色んな組み合わせで試してみて共に-12dBで落ち着いた。
　(アンプ本体ではスロープは-12dB固定となる)

フロントが18cmタイプでリアが17cmタイプのスピーカーで同じセッティングだとフロントの主張が強いので周波数カットフィルター位置やスロープ強度をフロントとリアで変えて色々とごにょごにょしたがフロントのchannel gain levelを-2dBにしたらいい感じに落ち着いた。
ツィーターに負担がかからない様に
｢下げる調整方法とした。｣

フロント リアで使用しているスピーカーがある程度低音域をカーバーしてくれるので､60Hzまでカバーさせてサブウーファーで60Hz以下をカバーさせた。スロープは共に-12dBが少しサブウーファー感を残しつつ自然に繋がったと思う。

この程度の構成でのセッティングに､
はたしてDSPが必要だったのかなと少し思うが....ヘッドユニットのハイレベル４chのみしか無く4chをDSPに入力してDSPから6chで出力してフロント リア用に４chに加えてサブウーファー用に2chの6ch構成するのが楽かなと導入したのが経緯でしたが､基本セッティングを忠実に行い少し手を加えただけで､単純にスピーカーやアンプ特性だけで鳴らすよりも各chを調整することでトータルで好みの音響にある程度寄せれるのでDSPを導入して良かった。

その4へ続く....