
5月1日、2日と連休の穴場を狙って高崎の姉宅を訪ね、その帰途鬼怒川温泉まで足を延ばしてゆっくり温泉に浸かってきました。
厚木から圏央道で関越道路に向かったのですが、中央道に分岐する手前で渋滞にはまりました。何時も通る度に道路設計がまずいと思うのですが、そう思うのは私だけでしょうか。
関越に向かうのは直進なのですが、分岐する先の中央道が混んでいる為、相模原あたりから渋滞が始まります。高尾山のトンネルを過ぎると快適に走れるのですが、どうも分岐の手前から渋滞します。
分岐の通行帯を長くしておけば良いものをこれは完全に設計ミスですね。
圏央道は開通後まもなく設計ミスが発覚しました。海老名と東名からの合流点で渋滞が発生して問題になりましたが、ここは間もなく路側帯を通行できるように改修して解決しましたが、中央道への分岐も問題です。
関越道に入ってからは特に渋滞も無く走れたのですが、関越道はどうして内側の追い越し車線を80Kmくらいで走行するんでしょうか?
三車線有るのですが、何故か第一通行帯ががら空きあなのです。不思議です。
この状態は今回だけでなく高崎へ行くときはいつもそうなんです。
従って追い越し車線では無く、第一通行帯でどんどん追い越しをすることになります。
妙な高速道路です。東名高速では有りえない光景です。
高崎から2時間弱で鬼怒川温泉に着きました。今は楽ですね。
高崎から北関東自動車道で岩舟JCTで東北道に入り、宇都宮JCTで日光宇都宮道に分岐して今市で高速を降りると30分くらいで鬼怒川温泉です。
ホテルから見た鬼怒川です。上流になってきているので大きな石や岩場があり、谷も深くなってきています。
山懐に囲まれた温泉街です。右に電鉄の線路が有りますが、東武鬼怒川線です。
何とこの線路は東武鬼怒川線から会津鬼怒川線となり、さらには会津鉄道となり会津若松まで続いています。
夕方到着したので早速温泉に浸かって、日頃の疲れをとり夕食後はお酒も効いてきてその日は爆睡状態でした。たっぷり寝て朝4時半に目が覚めて朝湯にはいり、すっかり疲れが取れました。
朝食はバイキングで料理の品数も多くて朝から食べ過ぎ気味です。あまり天気が良くないのですがロープウエイにでも乗って展望台にでもと思い登ったのですが、霧で何にも見えませんでした。
高い山でもないのですが一面霧が出て全何もみえません。
10分ほどで降りてきました。山の中腹まで降りて来るとやとっと下界が見えてきます。セピア色なのはゴンドラの窓の色の為です。
山がダメなら川にしようという事で鬼怒川下りをしました。
乗船場に着きました。
駐車場もあり車を止めて、乗船するのですが下船場からはシャトルバスで乗船場まで送ってもらいました。
乗船場の有る所です。木に隠れてここからは見えませんが、階段で急な斜面を下りると乗り場が有ります。
待合室で休憩です。
右から左へと索道が一本見えますが何をするものかと思っていたところ、眼下にトラックが船を4艘積んで止まっていました。
良く見るとクレーンがあり、そのクレーンで下船場から運んできた船を乗船場に降ろしはじめました。
クレーンでつり上げて索道を伝って乗船場に降ろしていきます。
船が下りてゆきます。
乗船場です。乗船する為には赤ちゃんから大人まで全て救命胴衣着用が義務つけられています。赤ちゃん用のは初めて見ましたが。ちゃんと有るんですね。
船頭さんも乗って出発ですが何やらビニールシートが船べりに貼ってあってその端を持てというんです。途中波を被るのでビニールシートで波を避けるんだそうです。
一度皆で練習してから出発です。
こうして見ると谷が深くて50m位はありそうです。昨年の常総市の水害の時は、この鬼怒川の水位がこの谷の半分くらいまで上昇したそうです。とんでもない水量です。
この辺りは増水しても川幅が変わらないというんです。つまり、谷が深くて絶壁なので
川幅は変化しないと言うとことですね。
今でも当時の増水した当たりにゴミが引っかかっていてここまで水位が上がったのですと言う説明を聞くと、大変な水害が有ったのだと実感しました。
途中、奇岩あり動物に似た岩ありで40分の船旅を楽しむことが出来ました。
流れの速い所では波飛沫が結構ありビニールシート大活躍です。
これからは両岸の崖には自然の藤の花が楽しめるそうです。また紅葉も12初旬まで楽しめるそうです。
40分の船旅も終わり下船場です。
この辺は一寸下流にダムがあり流れはゆったりとしています。なので最終的には船外機を付けたボートで引かれます。
中央の画面にクレーが見えますが、今乗ってきた船がボートに引かれて荷揚げ場所に向かっています。ここからまた乗船場までトラックで陸送になります。
人間もここからシャトルバスで乗船場まで陸送されます。
お昼時も過ぎてお腹が空いてきました。
ホテルで貰った観光案内に、書家であり詩人の相田みつをの美術館で会席料理を頂けるという事なのでお昼はここに決めました。
日帰り温泉もありました。平日なのでゆっくり寛ぐことが出来ました。
駐車場も見ての通り閑散としています。
初めて鬼怒川温泉郷にきましたが、観光案内を見るといろいろあります。1日では回り切れません。また出直して来ることにして4時を回ったので帰途につくことにしました。
今回は往復550Kmのドライブでした。快適なドライブを与えてくれた愛車に感謝です。
これから、日光宇都宮道から東北道そして久喜白岡JCT経由圏央道で厚木までの工程です。圏央道が出来たので、殆ど高速道路で帰宅できます。
最後の海老名で事故渋滞に遇い20分程ロスしましたが、無事帰宅できました。
しかしセルシオは疲れません。途中一度狭山でトイレ休憩を取りましたがセルシオは本当に乗り心地の良い快適な車です。