8月11日~13日まで小谷村迄行ってきました。
酷暑を避けて避暑にと思ったのですが天気には恵まれませんでした。
白馬アルプスホテルに連泊です。スキー客向けの宿泊施設ですが夏場は登山客で賑わっています。
連休初日なので渋滞を避ける為早朝出発です。途中高崎の姉夫婦宅に寄りたかったので圏央道、関越道、上信越道、オリンピック道路で白馬まで向かいます。
流石に早朝出発したので渋滞は無く時間が有ったので上里SAで休憩と朝食です。
それでも高崎到着が7時半だったので、道の駅で再度休憩です。
玉村宿という道の駅ですが早朝なのでまだ開いていません。
車の中でしばし仮眠を取ります。
8時過ぎに姉夫婦宅に到着。半年以上訪問していなかったので話が弾み、11時過ぎに姉宅を出発。
吉井ICから上信越道に乗り長野道を経て長野ICで降り、さらに長野-白馬オリンピック道路で白馬を目指します。
長野道は全く渋滞無し。更にオリンピック道路も全く渋滞無しで快適なドライブでした。
今朝は4時起きだったので、ホテル到着後即温泉に浸かり夕食まで仮眠。
18時からの夕食はバイキングで飲み物等などたらふく食べて後はバタンキュウです。
翌朝起きてビックリです。駐車場近くまで霧が立ち込めています。
視界は100m有るか無いかと言う状態です。
朝食後少し待ったのすが、そのうち雨が降り出して更に視界が悪くなって今日はホテルで寝て居ようかと話をしながら待つこと2時間。
まだ少し霧が出ていましたがとりあえず、ホテルから5分の所に栂池自然園へのリフト乗り場が有ったので乗りました。
山の中腹当たりから霧です。
麓は晴れています。しかし向かい側の山の稜線は雲で覆われています。
進むにつれて次第に視界が悪くなってきます。
更に頂上へとロープウエイに乗り換えましたが、状況は悪化するばかり。
取りあえずロープウエイの終点まできました。ここは晴れていて期待できるかなと思ったのですが山の天気は分かりません。雨が降って来ました。
もう左の方からどんどん霧が立ち込めてきました。
此処から徒歩で2時間のハイキングになりますが天候悪化で諦めました。白馬三山の絶景を見たかったのですが残念です。
山から下りてきて先ずは昼食。信州の蕎麦でお腹を満たしたところで、さてこれからどうしようとなりましたが雲の様子は良くなりそうもありません。八方池の絶景も見ようと思っていたのですが、これも諦めました。
あまり高い山でない所で何かないかと・・・・・・有りました。
白馬ジャンプ競技場です。これから夏の大会が行われるので見学することにしました。
駐車場から見た施設です。左がノーマルヒル、右がラージヒルのジャンプ台です。
ノーマルヒル K点90m 標高差107m 全長318m 最大斜度36.5度
ラージヒル K点120m 標高差138m 全長385m 最大斜度37.5度
真ん中のエレベーター棟までリフトが有ります。
エレベーター棟から左右にスタートゲートに向かうブリッジが伸びています。
リフトの終点です。ここからエレベーターに乗ります。右はノーマルヒルのジャンプ台の骨組みです。ジャンプ台は山の斜面を利用しているのかと思っていましたが、完全な人工建造物なんですね。
2階と3階がスタートゲートの入り口になります。
ノーマルヒルジャンプ台全景です。
ラージヒル全景です。
これは助走路の一部です。シリコン樹脂製の円形の凸が並んでいます。すべすべしています。手で触った後も手はすべすべになります。如何に摩擦を減らしているか驚きです。これで夏季もジャンプ競技が出来るわけですね。
実際に触ったのはリフト乗り場に展示されていたものです。
ラージヒルのスタートゲートの上から見ています。目が回りそうです。最終的には踏切速度が90Km程になりますが、この斜面を滑り降りるとは恐怖ですね。
展望室から見た白馬村です。
ノーマルヒルの助走路です。助走路はスキーが真っ直ぐ進むように溝が有るんですね。
ラージヒルの助走路です。最大斜度37.5度。恐ろしい角度ですね!
ラージヒルの着地部です。ただの斜面でも滑るのが大変ですが空中から飛び降りてくるのですから恐怖の一語につきます。
ノーマルヒルの着地部です。
助走路の一部模型です。スキーが直進できる様溝が切られています。
触って見るとすべすべしています。
正面から見たジャンプ競技場です。
天気が悪いので2日目はこれでおしまいです。
3日目も天気が良くないので途中上田菅平IICを通るのでNHK大河ドラマにもなった真田幸村所縁の上田城址公園に寄る事にしました。
平野部になると天気が良く3日目は暑くて日陰が恋しくなります。
ICから走ること15分城址公園に着きましたが無料駐車場は満車です。不案内な土地です。どこに駐車場が有るか分からないのですがとにかく公園を1周してみました。
裏手に有料駐車場が有りました。
上田城址公園です。櫓門が見えてきました。
公園から見た上田市内です。
南櫓門です。ここは中に入れるので入って見ました。所縁の品々が陳列されています。ビデオで真田軍の活躍が上映されていました。
南櫓から北櫓に廊下があり両方見学できます。
上田城址公園の案内図です。
二の丸門にかかる橋です。城の裏手になります。こちらの通りの方が賑わっていました。
上田城は真田昌幸によって築城された城で、2回にわたる上田の合戦で徳川の大軍を撃退し、天下にその名を轟かせた事で有名です。2度もの実戦経験を持ち輝かしい戦果を挙げた城は全国でも他に例がないそうです。
上田城は関ヶ原の合戦後に破却され、藩主真田信之も松代へ幽閉され、その後小諸から来た仙石氏によって城は再興され、近世後半まで松平氏の居城となります。
かっては、本丸に櫓門2基、櫓7基が有ったそうですが現在は櫓3基、櫓門1基となっています。当時の石垣や土塁が至る所に残されています。
真田氏から始まり、築城から400有余年経ちますが今もなお戦国ロマンあふれる
上田城は訪れる人々を魅了し続けています。
上田には過去2回来ていますが、真田氏に関する知識が無く素通りしていました。
大河ドラマの威力は凄いですね。多くの人が来ていました。
真田氏と言えば、私が自分の為に作った墓の墓地は、実は真田家の菩提寺の墓地でした。不思議な縁を感じます。
余談ですが、私が過去2回上田を訪れたのは、窪島誠一郎さんと言う方が建てた”無言館”という美術館が有るからです。
この美術館は戦没画学生の遺作を展示している事で有名です。夢半ばにして戦地に散って行った画学生の遺品を全国から集めて展示しています。
今はどうか分かりませんが、当時は入場料と言う考えは無くて、感動したら出口で維持費として志を置いてくるというシステムでした。
無言館の近くには別所温泉も有ります。上田に行く機会が有りましたら是非1度無言館を訪ねて見る事をお勧めします。
今回のドライブでの走行距離670.1Km、メーターの表示では平均燃費12.0Km/Lでした。