
6月25日から6日間休暇を取ってニュージーランドへ行ってきました。
暑さが次第に厳しく成って来た日本ですが、南半球のニュージーランドは初冬を迎えています。ちょうど日本の12月頃の季節になります。
ニュージーランドは北島と南島に分かれていますが今回は南島にしました。緯度的にはオーストラリアより南極に近いですね。
成田空港南ウイングから出発です。日曜日の午後なので空いています。
両替をしてから一服休憩です。ロボットが案内をしています。
休憩所にはこんなオブジェが有ります。
連休でないので全体的に空港内は空いています。チケット購入、荷物検査、出国審査もスムーズに終わっていよいよ出発です。
43番搭乗口からオークランドに向けて出発です。南島へは直行便がなくて北島のオークランドで乗り継ぎです。10時間35分のフライトです。
搭乗後すぐに夕食です。食事をして寝ます。
翌朝8時5分にオークランド着です。
オークランドの空港です。国内線のターミナルなので後部座席の乗客は地上を歩いて階段で搭乗します。ボーディングブリッジは前の席だけです。
ニュージーランド航空の機体は国の木であるシダの葉をデザインした黒色の模様です。尾翼はシダの芽をデザインしています。初めて見た時は何だこの模様はと思ったのですが説明を聞いて初めて納得しました。
29番ゲートから南島のクライストチャーチ空港まで1時間25分のフライトです。
北島を離れました。暫く海上を飛行します。
南島の山脈が見えてきました。木が生えていないようです。山頂には雪があります。
不思議な光景です。1000m以上の山並みが続きます。
間もなく着陸です。村が見えてきました。
クライストチャーチの空港です。12時30分です。
これから陸路南島をバスで南下します。約230Km3時間30分のドライブです。
テカポという湖まで国道1号線で向かいます。
とにかく道路は真っ直ぐで100km/h走行でバスの前後、対向車線も殆ど車は走っていません。それと信号機がありません。
ニュージーランドは面積は日本の約3/4で人口は430万人です。これでは人影を見ないのも納得です。
トイレ休憩です。ちょっとした休憩所とお土産が並んでいます。
古き良き時代の街並みです。ゆったりと時間が過ぎてゆく感じです。日本の喧騒とはおよそ縁がありません。
途中見晴らしの良い所で写真撮影休憩です。地上には全く雪は有りませんが少し離れた2000mクラスの山頂は雪で覆われています。
冬なので地上は作物は刈り取られた後で一面枯草で茶色の景色が広がっています。一部緑の牧草が生えていますが。
テカポ湖に到着です。ここには良き羊飼いの教会があり、牧羊犬の像も有ります。
この周辺は観光スポットの様で宿泊設備やお土産店もあります。
テカポ湖はミルキー・ブルーの美しい湖です。
今夜はここでサーモン丼を頂きます。これでもかというほどサーモンの刺身が載っていて中にもサーモンどっさりです。美味しかったですね。
牧羊犬の像です。
善良(よき)な羊飼いの教会です。石で作られていて入場はできません。番人が居ましたた。
ちょっとした街になっていますが後ろは雪を被った山脈が連なっています。
ニュージーランドの代表的な動物です。
飛べない鳥のキーウイ、エミユ、羊、牧羊犬です。
羊は夜間も放牧されていて特に小屋は無い様です。雨が降れば木陰に入り
雪が降った時は干し草を与えているという事です。
ニュージーランドには羊の外敵は全くいないそうです。熊。狼、毒蛇の類は全くいないという事です。
その為ウオーキングを楽しむ人が多くて、たくさんのコースが有ります。3泊とか4伯しながら楽しむという事です。人間にとっても自然に触れ合うには全く安全な国ですね。
夜は南十字星をみる星空ウオッチングが予定されていましたが生憎と雲が多くて取り止めになりました。
明日はマウントクック国立公園へ向かいます。早めの出発で7時45分出発です。
約105Km、1時間30分のドライブです。
途中プカキ湖でトイレ休憩です。
山々は白く雪化粧をしています。湖の正面にこれから行くマウントクック国立公園に聳えるニュージーランド最高峰のマウントクックが見える筈ですが今日は雲が暑く無理でした。富士山より22m程低い山ですが、ニュージーランド最高峰です。
国立公園の管理棟です。
2000m級の山脈が続きます。
トレッキングコースがたくさんあります。取りあえず片道1時間コースに挑戦です。
運が良ければ途中最高峰のマウントクックにお目にかかれるかも知れません。
途中マウントクックが見えてきました。残念ながら、頂上は僅かに雲がかかっています。ニュージーランド最高峰3,350mのマウントクックです。
トレッキングコースです。
国立公園内に管理人の住居が有ります。
氷河に削られた山々なので険しい形をしています。
一汗かいてお腹もすいてきたのでこれからオマラマへ向かいます。
休憩所で羊の毛刈りショーを見て、牧羊犬の鮮やかなお手並みを拝見しながら
昼食です。柔らかなステーキです。
牧羊犬です。触っても大丈夫なように躾けられています。
羊達が人間に寄ってきます。
見事に一か所に誘導できました。
毛刈りショウ、牧羊犬をみてこれから今夜の宿があるクイーンズタウンに向かいます。
280Km、4時間30分のドライブです。
クイーンズタウンはヒスイの湖と呼ばれるワカティプ湖に面したリゾート地です。
OKギフトショップで買い物です。故大橋巨泉氏のお店です。今日は一日疲れたので一杯飲んでバタンキュウです。
次の日は7時30分出発です。300Km5時間30分のドライブです。
ミルフォードサウンドへ向かいフィヨルドクルーズを楽しみます。
途中ミラーレイクと呼ばれる鏡の様な湖に立ち寄ります。
3000m級の山脈が続きます。
本当に鏡面仕上げの湖です。
フィヨルド観光船の乗り場に着きました。
海面から突き出た山は1000mもあり海面から出ている山で1000mも有るのはこの山だけだそうです。
この船で1時間30分の航海に出ます。ここはタスマン海に繋がる湾になっていて氷河に削られた山々がフィヨルドの美しい景観を見せています。
虹が出ています。
水平線の向こうはタスマン海ではるか彼方にはオーストラリアがあります。
此処から引き返します。
オットセイが昼寝をしています。
フィヨルドクルーズのお終いです。
これからまたクインーズタウンに戻ります。300Km、5時間のドライブです。
昨日プカキ湖からニュージーランド最高峰を見る事が出来なかったのでドライバーさんの計らいで再度トイレ休憩に立ち寄って見る事にしました。
見えました。全体像が見えました。
雲が切れました。国立公園側とはまた感じが違います。
神々しい感じがします。
ニュージーランドの山脈です。
テカポ湖に戻ってきました。協会も別の角度から見てみました。
この教会の窓から見た湖の景色が抜群だと言うのですが今日も入ることはできませんでした。
窓の脇から1枚パチリです。こんな感じで窓から見えるのでしょうか?
テカポ湖の周辺です。
一路クイーンズタウンに戻ります。ホテル到着19時45分です。
いよいよ明日はオークランドに戻ります。
6月29日今日はクインーズタウンを出発してクライストチャーチ迄行きます。
更に国内航空便でオークランドまで行きます。
7時30分出発。吐く息が白くなります。冷えています。
途中トイレ休憩でクロムウェル果樹園に立ち寄りました。
果物は豊富で新鮮でした。北海道と逆の同緯度なので日本の北国の果物と同じようなものでした。
クライストチャーチ発18:00国内便でオークランドへ。
オークランド着19:20、空港からホテルまでバスで2時間の市内観光してホテル到着
21:30。
明日は最終日で帰国する日です。
6月30日
ホテル5:50の出発です。8:55 NZ99便で帰国です。10時間55分の空の旅。
6番出発ゲート前
赤道上のフライトです。
日本が近付いてきました。
房総半島が見えてきました。ここからどんどん高度を下げて定刻16:50成田到着です。流石に日本は蒸し暑いです。
涼しい(少し寒い)一時を過ごしてきたので、また暑い夏に向かって元気に過ごせたらと思います。
一寸温度差に感が狂います。時差は3時間ですが。