被弾経始を重要視したデザイン!
大量生産を念頭においたコンセプト!
ドイツ軍の戦車もよくわからないウチに、
アメリカ当局側は・・・
「これ以上の戦車は、無い!」と、
国内(アメリカ)では云われていたそうです。
その名は・・・
M4シャーマン!
実際問題、
ヨーロッパの西部戦線では、ドイツ軍のヤラレ役に徹し、
現場の指揮官にもダメ出しされまくりで・・・
生き残りたい戦車搭乗員は、
装甲の上に必死で土嚢を敷き詰めました。
でも、見栄えが良く無いので・・・
将校から禁止令が・・・。
それはともかく、本当に
当時のドイツ戦車は強かった!
重度の損傷を受けても、自走して戻り・・・
後方の援助で完璧に修理される!
しかも!
ドイツの戦車は、アメリカ製戦車など一発の砲弾で破壊出来るし・・・
ドイツの戦車1輌に襲いかかろうと思うなら・・・
シャーマンは5輌以上の砲門で一斉に攻撃しなければ歯が立たない!
実際、
ヤられたシャーマンの搭乗員は、
凄惨な運命であった!
想像しないほうがいいですよ。
たった一発で砲塔が真っ二つに割れたり、誘爆した砲弾で爆発炎上。三日間燃えたり・・・・
爆発を逃れても、被弾の衝撃で中の内装が車内で跳ね飛び、中の人は簡単にミンチ肉に・・・
多分、私が戦車の中の人なら・・・
絶対に家族には本当の事を話せません!
でも、
ヨーロッパの戦線において、
後半に物資不足などもありましたが
辛くも連合軍が勝利します。
何故か?
鹵獲したドイツ製戦車の活躍もありますが、
「質がダメなら量で押す」的な戦略が有ったこそです!
(当時、戦場でドイツの機甲部隊(戦車)を見た兵士はものすごく稀であったそうな。本当に台数は少なかった様です。)
それが出来たのも、兵站(ロジスティクス)の能力です。
現在のアメリカ軍の戦闘部隊に対する支援人員は、1:10位です。
つまり、前線に立つ一人の兵士に、洗濯する人・メシ作る人・連絡する人・ケガ診る人・武器磨く人・運転手・雑用係・世話をする人の世話する人・・・
もろもろ含めてモノが要る訳で・・・
ソレを要る分、必要なモノを送るのが兵站の仕事です。
なので、世界で敵地にてBBQパーティーが出来るのも米軍だけでしょう!
まあ、
それは、良いとして・・・
こんな弱小戦車を戦地に、敵国の何十倍も送って戦う当時のアメリカンに、愛嬌も感じる訳です!
Posted at 2013/02/13 23:26:04 | |
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